Mojiho

日々思った事、感じた事、体験した事などを色々書いていけたらいいなって思ってます。東京在…

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日々思った事、感じた事、体験した事などを色々書いていけたらいいなって思ってます。東京在住、関西出身です。 よろしくお願いします。

最近の記事

黒子

巣鴨に行った。 隣を通り過ぎる人がいる。縁起の良い黒子の持ち主だった。しかも彼の黒子からは何本も毛が生えていた。 視線を外し、反対側に目をやるとそこにはタコ足状態の黒い電線があった。 縁起が良い気がした。

    • 2年振りに歯医者に行ったら虫歯だらけだった件

      毎日ちゃんと歯磨きしています。 定期健診(市役所の無料のやつ)でも「良く磨けてますねぇ」なんて言われて喜んでいたのに・・左上の歯に違和感を感じて歯医者さんに行ってみたら 「虫歯ですね〜。あとコレとコレとコレも虫歯ですね〜。順番に治して行きましょう」と綺麗な女医さんに真っ直ぐ見つめられながら言われた。何だか恥ずかしい。 まずは、左上の歯。削ってセラミックを入れてン万円也。前歯の後ろも少し削ってもらって、次は右下の奥歯。写真で見た感じだと大した事なさそうだったのに、隣の歯まで虫歯

      • 見間違い

         奥の道端で、おじさんが座って猫の毛並みを整えてあげている。 茶色い長い毛並みの大きな猫は、アスファルトにジッとしている。  お休みの、のどかな風景。  しばらくするとおじさんは、やおら立ち上がり、猫を片手で肩の上まで持ち上げた。  (えぇ!?)  茶色い大きな猫だと思っていたのは、車用の毛ばたきだった。よくよく見ると棒がついているではないか。 おじさんは、毛ばたきの掃除をしていただけだった。  最後に、頭上で大きくふりふりして埃を落とし、引っ込んだ。  (毛ばた

        • クシャミの止め方

           電車に乗ってる時、買い物している時、この時期、外に出ると花粉が私の鼻に悪さをする。ムズムズとむず痒く、私の鼻は花粉の侵入を避ける為にくしゃみをする。  「そうです、私は花粉症なのです。皆さん、私は花粉症で、熱はないです。元気です。」 と、知らしめたいが、出来ない。  そこで私はあみだした。くしゃみを止める方法を。 ① 鼻の穴を思いっきり膨らませる。 ② その状態で、少しずつ息をする。 補足 いずれも鼻の下をのばして、口は閉じたまま唇を歯の間に引き込む。  この様にす

          気分はスイーパー

           オリンピックのカーリングを観戦していた。ブラシでスイープする姿を見ると、がんばれー!って応援したくなる。  家の中を見渡し、クイックルワイパーをむんずと掴む。ヤーップ!と叫びながら(心の中で)床を掃除したのは私だけではないはず。その勢いのままワックス掛けもした。床はピカピカ。さて、何を滑らそうか。と思ったけど、ストーンの様に滑らす物は無かった。  しばらくはクイックルワイパーで床掃除をする度に、掛け声を発しそうだ。  気分はスイーパー。 #オリンピック #カーリング #掃

          気分はスイーパー

          トイレットペーパーの表と裏

           トイレットペーパーには表と裏があるらしい。  知らんかったー。  でも、言われてみればそりゃそうだ、と納得する。なぜなら、トイレットペーパーに限らず、紙には必ず表と裏があるからだ。 もうとんと見かけなくなったざら版紙にも、画用紙にも、ツルツルの面とザラザラの面があり、ツルツルが表と習った。コピー用紙だってよく触ればどっちが表かわかったもんだ。紙の質がどんどん良くなってきて、どちらが表かわからなくなっただけなのだ。  「トイレットペーパーの表の方が、肌触りが良いですよ。」とテ

          トイレットペーパーの表と裏

          父から届く荷物

           時々、実家から荷物が届く。 荷造りは父の担当だ。几帳面な性格で、荷物には必ず荷造り紐がかけられている。しかも、その紐の結び目は片縄結びになっていて、荷解きする人に優しい。驚く程の握力で絞められた紐はピンと張っているのに、紐の端を引っ張るとスッと解けるのだ。  そんな父からの荷物だか、ここ数年変化してきた。少しずつ紐の張り具合が弱くなってきている。  もう何年も逢っていない父の老いを、私は荷造り紐の張りの緩みで感じる。 そして、少し切なくなる。  お礼の電話をかけると、電話

          父から届く荷物

          スリッパ返し

           最近、我が家で流行っている遊びだ。  ルールは簡単。 ターゲットがスリッパを脱いだのを見計らって、バレない様に引っくり返しておく。これだけ。  スリッパを脱ぐ時は、お風呂かトイレに限られてくるので、チャンスはこのどちらかとなる。バレないように気配を消してそーっと近づき、素早く引っくり返して立ち去る。  やった側はシメシメとほくそ笑むが、やられた側は地味に腹が立つ。気分爽快でドアを開けたらスリッパが引っくり返されているのだから。  そして、仕返しを企てる。 すぐにやり返そうと

          スリッパ返し

          自分で片付けたのに

           かれこれ1週間、捜し物をしている。 カードの形をした合格証なのだが、これが見つからない。考えられる所は全部捜した。引っ越しの際に片付けをしたのは覚えている。小さな3段引き出しの前で、要る書類と要らない書類をチマチマと分別していた。その時の事を必死に思い出し、  「さぁ、私。思い出して!大事な合格証は何処に片付けたの?」 と、問いかけたがダメだった。 自分で片付けたのに見つからないのは何故?   私は捜すのを諦めて、合格証の再発行を依頼した。 「再発行には3000円かか

          自分で片付けたのに

          化粧水が手のひらからこぼれ落ちる件

           毎朝、化粧水を顔に塗る。 コットンは使わずに手のひらにのせて、それを両手でくるんで馴染ませ、顔にパシャパシャとするのだが、これが厄介だ。 ほとんど毎回、化粧水が指の隙間からこぼれ落ちる。どんなにギュッと力を入れて手を丸めて器を作っても、ポタポタとこぼれ落ちる。  これはきっと、私の手が小さいからだ。と思っていた。いままでずっと。 でも違った。  私は今まで、手のひらを上に向けて、玉子の形を作るように指を丸めて器の形を作り、そこに化粧水をのせていた。が、これでは指の間から

          化粧水が手のひらからこぼれ落ちる件

          半纏の威力

           3年ほど愛用している半纏を、今冬も出した。 以前の家では、低いテーブルで地べたに座って過ごしていたのだが、東京に引っ越してきて、今のリビングにはテーブルと椅子があり、そこで過ごす事が多い。  私は、家事をするために半纏を脱ぎ、リビングの椅子に掛けて、その部屋を出た。家事を済ませ部屋に戻り、がく然とした。  部屋が、もっちゃりしている。  半纏の存在感が半端ない。  そんなにオシャレというわけでもないリビングだが、半纏のお陰でダサくなってる。 私は半纏愛と部屋のダサさを

          半纏の威力

          年賀はがきを買うだけなのに

           郵便局に年賀はがきを買いに行った。 窓口で、 「年賀はがきを下さい。」 と言うと、 「種類がありますが、どうしますか?」 と聞かれたので、 「インデックスで」 と言うと、 「インクジェットですね?」 と返された。 「・・・あっそうです、それです!」 は、恥ずかしい。 自信満々に間違えてしまった。 マスクしてて良かった。 真っ赤になっているだろう私の顔はバレてない?はず。  誰も突っ込まない優しい窓口の皆さんに背を向けて、そそくさと郵便局を後にした。 #郵便局 

          年賀はがきを買うだけなのに

          ある日の会話

           近所を散歩していた時のこと。 私は、お家の用事を思い出してこう言った。 「あっ、思い出した。あのね・・」 するとパートナーは、 「思い出さんでいいよ。どうせ、ろくな事じゃないから。」 と言った。  はぁっ!? 私 「私がいつも、ろくでもない事しか言わ   ん、って思ってるから、そんな事言うん   !?」 パートナー 「そうなん?」 私 「私が聞いてるの!」 パートナー 「そうなん?」 私 「もう!何なん?! 家の事で、ろくで   もない話じゃないのに! 

          ある日の会話

          林檎は輪切りで

           リンゴを食べる時は、輪切りにしている。 断面が星型でカワイイし、蜜入りのリンゴも、芯まで余すところなく食べられる。もちろん、皮ごといただく。  昔は、【お見舞いに持参したリンゴを、丸ごと器用に皮を向いて食べさせてあげる。】  なんてドラマのシーンがあったりして憧れたりしたけれど。  輪切りの難点は、場所によって端っこと真ん中の大きさの差が激しい(個人的には端っこの方が味が濃いと思う)ので、取り合いになるかもしれない。なので、食す時は一人が良い。  今年もリンゴが届いた。感謝

          林檎は輪切りで

          まあ、いっか

           よく考え事をする。 気づいたら、眉間にシワを寄せて、歯を食いしばっている。最高に不細工な顔に違いない。 ハッとして、  もう考えても仕方ない、まぁいっか。 って思う。  そういや昔、そんなラップが流行ったなぁ、歌ってたん何てグループやったっけ? なんて考えてる。  と、今度は口をぽかんと開けている。これはこれで呆けた顔だ。歯を食いしばってるよりはマシかな。えっと、もともとは何を考えてたんやったっけ?  まあ、いっか。 考え事のほとんどは、大したことじゃない。で

          まあ、いっか

          お気に入りのポン酢

           ポン酢は、最強の調味料の一つだと思う。  お豆腐、お鍋、鶏胸肉のサラダ、カツオのたたき、餃子のタレ、使い方は無限にひろがる。  さて、お気に入りのポン酢を買いに出掛けた。  近所のスーパーに行ってみる。無い。 少し遠くのスーパーまで行ってみる。無い。 そもそもポン酢の種類が少なく、棚の占拠率も低い。    (ウソやん、何で無いの?)  もっと遠くの某高級スーパーに行ってみた。電車に乗って。    (あった!)  チョットお高いお値段。 ん~、悩んで買い物カゴに

          お気に入りのポン酢