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2021年12月9日「知りたい欲は満たされるかもしれない」

昨日に引き続き(まんがで読破)の話を少しだけ。

古典や名作を読んでみたい気持ちはあっても、読んで理解できるとは思えない頭を持っているため、文章を読むことを敬遠している。しかしそうはいっても、死ぬまでに何とか内容を知りたいものだわ~という気持ちを満たしてくれる、そんな存在なのが(まんがで読破)のような気がした。今、勝手にそう思っただけ。

ずっと気になっていた『罪と罰』を読んでみた。

なるほどね、こういうストーリーなのね、と思いつつ、それにしても主人公は蚤の心臓を持っているのか?というぐらいに慌てふためいているような、時にめちゃくちゃ強きになったりするものだから、結局はどういう人間なのか、今一つよく分からなかった。

でも話の流れは、何となく分かったような気がしたので、『『罪と罰』を読まない』も少し読んでみた。

『『罪と罰』を読まない』のネタバレを読むと、(まんがで読破)は『罪と罰』を忠実に再現されているっぽい気がした。

ただ元の小説は、説明口調で進んだり、ちまちまと主人公の心情が書かれていたりするらしく、そういった部分は(まんがで読破)では見られなかった。絵で全部説明できてるもんな。

あと(まんがで読破)では、宗教のこともサラッと書かれているぐらいで(私の記憶では)、ただただ出来事が淡々と進んでいく感じ。
(まんがで読破)を読んだだけで、『罪と罰』を知ってるよ!と言えない気はした。

『『罪と罰』を読まない』を読んでみても、やはり原作が面白そうではあり、しかし私の集中力には限界もありそうでいて、なかなか手に取れない。でも「いつか原作に挑戦したい!」という野望は持ち続けるだろうな。

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