白椿の独白

官能的な仄暗くニッチな純文学を描いている小説家を目指していた者の雑記。 メリーバッドエ…

白椿の独白

官能的な仄暗くニッチな純文学を描いている小説家を目指していた者の雑記。 メリーバッドエンドをこよなく愛する生きづらい女。 黄昏の美しきかな。

最近の記事

他責が如何に愚かであるか気づいた…

自称プライド高くて頭いいと思い込んでいる私がよくやっちゃうものなーんだ? そう、他責です。 でもね、この他責は一番非効率的で頭悪いことだったことに気づいちゃったんだよね。 ここで他責とは何か?…ってことを話していくよん。 他責とは責任を自分以外に押し付けちゃうこと。 自分の責任を他人とか社会とか環境に押し付けること。 まあ、もっと言うと 「自分が悪いんじゃない、環境とか社会とか世界が悪いんだー!」ってなってしまうことね。 この他責、すごく簡単にできてしまうのよね。

    • 自分が書いた文章がすべて嘘偽りに見える問題について

      いやー……。 ここまできて文章の不自由さ?(もしかしたら自分が不自由なだけ?)をモロに感じてしまった。 文章というか思考? 言葉には言い表せない考えを、文章にして書いてみると非常に嘘っぽく見えてしまうんだ。 文章は、自由だ、翼だ……と思っていたのに。 あ、でも翼があると自由に思えるけど、実際不自由な面もあるわよね。手じゃないから物を掴めないし。 というわけで、 自分の考えを文章として表すと嘘偽りに見えちゃう問題。 これ、感じたことあります? 私最近本当によく感じます。

      • 独り言 反省編

        HEXACOっていう性格診断をやってみたんだわ。 この性格診断、その人の悪い面が浮き彫りになるみたいでさ。 とりあえず結果はこうなった。 気づいていたけど受け入れられず、「まぁ、そこまでじゃないよな…」と思っていたことを真正面から突きつけられてちょっとイラッとしたけど事実だからしょうがない。 (次の日、やっぱりそうだったのかって出来事があった) 私さ、多分物語とか世界観を作る上での美的センスがめっちゃずば抜けて秀でている…は言い過ぎだけど人よりは面白い観点を持っていると思

        • 傷と快楽とあの人の記憶

          どうもこんにちは。 今日もあなたに妄想のネタをお届け、白椿です。 今回のテーマはですね、傷です。 傷……つけられたいですか? 好んで傷をつけられたい人はあまりいないと思いますが、この記事をきっかけにあなたの傷に対するイメージをほんの少し変えてみようと思います。 まずは好きな人を思い浮かべてください。 思い浮かべましたか? 次はあなたにある傷を思い浮かべてみてください。 自分の指が切れて血が出ているイメージでも、満身創痍なイメージでもいいです。 思い浮かべたら、今度は

        他責が如何に愚かであるか気づいた…

          生まれながらの主人公とそうじゃない人

          人生って、誰にでもありますよね。 あなたがいるからあなたの人生ってありますよね。 大半の人は自分の人生の主人公は自分であることが多いです。 「え? じゃあその大半じゃない人たちは主人公じゃないの? 自分の人生なのに?」 まあ、私がその主人公じゃない典型的な例です。 世の中にはある面では二通りの人間がいると思うんですよ。 大好きな人もいれば、大嫌いな人もいる……という人間。 大好きな人もいなければ、大嫌いな人もいない人間。 ここで言っておきましょう。前者は生まれながらの主

          生まれながらの主人公とそうじゃない人

          毎晩寝具で遊戯するだけの女の独白

          自慰行為の描写があるので、充分注意して閲覧するか閲覧自体をおやめになってください。 毎晩寝具で遊戯するだけ。 椎名林檎の丸ノ内サディスティックのこのワンフレーズに力を込めて歌えるのは、私の実体験と強烈に重なるからだと思う。 1人でカラオケに行く。 一緒に行く男などいない。 もう20代も終わる頃の女 がひとりカラオケで何回も丸ノ内サディスティックを歌う。 いつの間にかカラオケ機器の履歴に、びっしりと埋め尽くす丸ノ内サディスティック。 きっと次来た人が履歴を見たら不審に思うに

          毎晩寝具で遊戯するだけの女の独白

          アーティフィシャルチャイルド

          調子が悪くなると呟き系SNSのタイムラインを追う時間が増える。 たくさんの文字、情報がスマホの画面から目を通して頭に流れ込んでいく。 のめり込み、溺れていく私。 気になった文章以外は読み飛ばすものの、やはり視界には入る。 情報は分別して取り入れていると思い込んでいながらも、実際は大量の余分なガラクタのような情報が多い。 私はいつもそんな情報に惑わされ、自分を見失っていく。 11月ってこんなに寒かったっけ。 私は石油ストーブの前から動けずにいる。 温風が肌に当たり、カサカサし

          アーティフィシャルチャイルド

          仄暗い小説を書くときのお供

          メリーバッドエンドや暗い雰囲気の小説を書くとき、気分を盛り上げる目的で音楽を聴く。 それも鬱ゲーとか仄暗い内容のアニメのBGMを聞かないと気が済まない。 本記事では私のお気に入りのゲームのBGMを3つ紹介する。 まずは『さよならを教えて』。 共依存、2人だけの世界、絶望を含んだ快楽堕ちなどの小説を書くときこのBGMを聴けば捗る。 この不思議な自分だけの世界に耽っているような、夢遊病のような感覚になるBGMが心地よい。 鬱ゲーといえばこちらのBGMも良い。 『雫』と

          仄暗い小説を書くときのお供

          小説家を目指した、しかし…

          自分の想像の世界を小説という形にすることに楽しみと喜びはある。 あるんだけど……なかなか完成しないのが悩みなのだ。 プロの小説家を目指したこともあった。 今年初めて完成したBL小説を新人賞に応募した。 結果はまだ届いていない。 でも私は小説を完成させたことに満足してしまった。 なぜプロ小説家になることにこだわっていたんだろう。 プロになったら締切はあるし、売れなかったら難しい世界だし、読者の読みたいものを見つけていかないといけないし……なんてことを考えて、 「あ、これな

          小説家を目指した、しかし…

          言葉って縛りつける一面もあれば呪縛から解き放つ一面もあるよね。言語化とか。 ただ口から出る言葉は災いになりやすい…。

          言葉って縛りつける一面もあれば呪縛から解き放つ一面もあるよね。言語化とか。 ただ口から出る言葉は災いになりやすい…。

          生と死、そしてエロティシズム。私は如何にして今の性癖に至ったか。

          性癖と言ってもその性癖すべてに性的興奮を覚えた訳ではないことを始めに明記しておく。 センシティブかつ特殊な内容を含むため、閲覧注意。特に神経質な方は閲覧をおすすめしない。 幼いころから私は好きなアニメのキャラクターの『もしも』を想像することに耽っていた。 その想像した『もしも』は決して幸せな話ではない。 誰にも打ち明けられない秘密を抱えて戸惑いや葛藤を感じている、そんなシチュエーションが多かった。 私が幼い頃想像したもっとも古い『もしも』はというと、手塚治虫のブラックジャッ

          生と死、そしてエロティシズム。私は如何にして今の性癖に至ったか。

          自己紹介と投稿予定の小説・エッセイのお知らせ

          ニッチかつ情熱的で仄暗い話を好むアマチュア小説家こと白椿です。 皆様、初めまして。 この度は見る専用で使っていたnoteをこの度小説やエッセイを投稿するために始動しました。 小説を読むのも好きですが、書くのも大好き。 特に葛藤や秘密を抱える苦悩、無知と好奇心によって犯した過ち、善意で舗装された地獄への道……といった内容を好んで書きます。 バッドエンドはあまり書かないのですが、メリーバッドエンドにするのは「是非、喜んで」と言いましょうか。 もちろんハッピーエンドも書きます。

          自己紹介と投稿予定の小説・エッセイのお知らせ