守口駿介

株式会社マニアコーポレーション 代表取締役 Burger Mania DAY&…

守口駿介

株式会社マニアコーポレーション 代表取締役 Burger Mania DAY&NIGHT HAPPY HOUR PIGEON STUDIO&KITCHEN SUHO (準備中)

最近の記事

  • 固定された記事

SUHOのことについて

友人や知人にこれを伝えると、ほぼ全員がキョトンとした顔をする。 いやいや、あなたのお店これまでどんだけそのSNSとかにお世話になってのよ!とツッコまれてもしょうがない。 しかし、今回のSUHOでは店内撮影禁止というルールを結構悩んで決めたことを書きたいと思う。 自分の店はSNSやメディアと一緒に成長してきた。 特にDAY&NIGHTは、その外観や雰囲気から雑誌などに取り上げられることも多々あり、その後に出したHAPPY HOURはコロナの影響もあって最初はかなり厳しかったも

    • いきなり辞める前に見てほしいこと

      あぁ、またか、、 朝、既存スタッフからの連絡で今日出勤予定の〇〇が来ていません。。 理由は色々あれど、そうなる前になんで言ってくれなかったのか。 言えない何かがあったのだろうか。 今いるスタッフが頑張って教えている情景が浮かぶからこそ、ズシン。と落ちた気持ちになる。 突然その人がいなくなるということで他の人に負担がかかったり、誰かの大切な時間がそのことによって奪われるということはあまり考えていないのかもしれない。 逃げるは恥だが役に立つ。 恥ずかしい逃げ方だったとしても生

      • 良いお店とは。

        先週、ついにSUHOをオープンしました! 今いるスタッフには出来るだけ負担はかけたくないというのと、自分が単純に人に頼むのが下手というのも相まり、友人の心強いサポートもあったが最後の方は1人で黙々と作業を進めていった。それもあってか、自分が昔の旅行先で買ったものや家にあった本や装飾なども持ち寄って、かなり私的な空間に仕上がり、大きな店がやっているのではなく、個人がやってるけどクオリティは高く、上品さもカジュアルさも両方ある、良い意味での抜け感があるお店になっていった。 白のタ

        • 明けましておめでとうございます!

          新年あけましておめでとうございます。 2024年もよろしくお願いします。 2023年は自分が現場に出ないことが多く、営業はスタッフに任せる部分が多くなり、店の仕込みやサポートなど裏方に回ることが多かった1年。 スタッフが足りない分、妻の手を借りたり、家族総出でイベントに出店することもあり、その都度子供の成長を感じたり、妻への感謝を感じる事も多かった。 店舗も増えながらシステム化していく部分もあれば、めちゃくちゃアナログで進めていくところもあり、楽しみながら色々なチャレンジや

        • 固定された記事

        SUHOのことについて

          変わるものと変わらないもの

          自分のおすすめに下記の記事が出て来て、スタッフに直ぐこの内容を興奮気味にLINEしたのが1ヶ月くらい前の話。 実際に使ってみての感想がとても良かったので、状況に適したお店ならぜひチャレンジして欲しいし、参考になればという気持ちもあり今回は自分の店で起こったちょっとした革命を書いていこうと思う。 タイミーとは、CMでも最近よく見るようになっているので説明は不要かもしれないが、働く人が働きたい時間に、求人を出しているお店とマッチングすることによって、稼げるスキマバイトサービスの

          変わるものと変わらないもの

          SUHOが出来るまで

          7月に家賃発生、店舗の名前やコンセプトは決まっていき、そこからポンポンと決まるかと思ったら、なかなか進まずに膠着状態が続く。 とりあえず、ロゴを決めていこうと思い、友人のチョークボーイに相談。 店のデザインまわりや大事なロゴまわりはDAY&NIGHTのオープン時に依頼してから、ほとんど彼にお願いしている。 グラフィックの美しさはもちろん、クスッと笑えるアイデアやユーモアがビシッと決まった内装に入ることで心地のいい抜け感となり店に動きを与えてくれて、他のどこにもない唯一無二の店

          SUHOが出来るまで

          新しい扉

          23歳、貯まった500万は自分に自信をつけてくれて、いよいよ独立へ少しずつ希望が見えてきた。独立する場所はどうするか、恵比寿なんかほとんど行ったことないのにぼんやりと恵比寿あたり。 正直なところ、どこでも良かったのかも。 カフェで働いていると店によく遊びに来てくれる、デザイナーさんにどこがいいかを相談した。 自分が働くカフェを探している時にカッコいい!と見つけたお店のデザインしているデザイナーさんに相談すれば、もしかするとデザインしてくれるかも、、なんて淡い期待というか、不純

          SUHOが生まれるストーリー

          日本を代表するカメラマンの1人、裕馬くんという僕の大切な友人がいる。 一念発起して彼が撮影スタジオを開くというので、去年、自分も神宮前で開いた撮影スタジオの経験や苦労話などもやり取りしながら、よく連絡を取り合っていた。 彼のスタジオの場所は以前建築系の資材などを扱うショールームで自分も何度か行ったことがあり、あ、あそこか!なんて話を聞きながら、条件いいねぇ!とか、 スタジオを契約した時の興奮した様子、銀行から融資を受けてホッとした話や、実際に現場にも見に行き、家具はこれがいい

          SUHOが生まれるストーリー

          店を出す前の準備期間に

          毎月の目標貯金額は15万。 実家から通っていたということもあり、食費も家賃もゼロでいけたのは非常に助かった。かかるのは携帯と少しのご飯代くらい。 服なんかは古着屋でかなり厳選して買った記憶がある。 Tシャツのデザインが大好きで、古着のTシャツのラックにかかったハンガーを1枚見ては次、1枚見ては次へと凄いスピードでとにかく見まくった。 この頃に見ていたTシャツのデザインがベースとなり今の自分の店のPOPづくりへのアイデアになってるんだろうなと思うことはよくあるので、何が繋がるか

          店を出す前の準備期間に

          お店を出すために必要なこと。

          負けず嫌いというか、負けたくないという気持ちが人より強かった。 勝ちたい!というか、みんなから下に思われるのが嫌だったし、自分の思い通りにしたいという気持ちが強かったのかも。 サッカーでは先輩の試合に出ていたし、バイトでは1年で店を任されたりもしていた。その時々でやれることは本気でやっていたし、それなりに評価もされていたので、自信もあった。 SNSなんて無かった当時、アメリカのメジャーリーグに1人で挑戦していた イチロー、セリエAで活躍した中田英寿。2人の活躍をニュースで見

          お店を出すために必要なこと。

          はじめに 2

          高校在学中、サッカーに熱中し学業は全くできずのくせに進路は大学進学希望で浪人生活。 今となれば、なんでそこまで大学に行きたかったんだろうか。 周りに流されやりたい事なんて見つけられずに、ただ大学に行くことが目的だった。 必死に1日12時間くらい勉強したが、結局思い通りの大学には受からずに悔しい大学生活を送ることに。 そして時間が出来て、バイトをすることになる。 19歳くらい。 あの時、面接でスポーツ用品店に受かっていたらどんな人生を送っていただろう。 全く違う人生だったろうし

          はじめに 2

          はじめに

          もっと自分が何を考え、どうしてこういうお店を作ったのかなど、他のスタッフたちにも伝えて欲しいという要望に応えて週に一度、記事を書くということになった。 最初はテーマを決めてもらって書こうとしていたのだが、大喜利のように毎回面白い記事を書かなければならなくなるのでは、と直前になってハードル高すぎ! と思い、自分でテーマを考えて書くようにすることにした。 SNSで溢れかえり、受け身ばっかりで情報過多なこのご時世、自分ももう止めなきゃと思いながら気付けばスマホを見ている。 子供に漫