今日日(きょうび)

ショートネタ?などです🐕 m(_ _)mʕ⁠っ⁠•⁠ᴥ⁠•⁠ʔ⁠っ from 佇まい

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最近の記事

長くなが〜~く・・

―あしながおじさん― ひとりぼっちのわたし 進学の資金のことやいろんなことで助けてくれた 手紙で悩みの相談もしたわ 勉強のこと 友達のこと 恋のこと おかげさまで進学できたの だから手紙で「お会いしたいです・・」って書いたの 最初はやんわり“お断り”されたけど、何度かのやり取りで 「会いましょう~~」 って 待ち合わせ場所は喫茶店。 会った時はね・・ 長髪をなびかせ やや面長の顔 長ひげをたくわえたおじさんが座ってた 「やぁ、どうもです〜〜」 語尾を長めに伸ばすのも

    • 『が』・・・『で』・・・

      「パパ~ なぞなぞ しようよ」 「お、いいぞ。パパ得意だ、かかってきなさい笑」 「じゃ、いくよっ 見つけるのは簡単だけど、育てるのは難しいモノ ってなぁ〜んだ?」 「うーん・・・ なんか虫かな?それとも野菜・・ うーん、なんだろ・・」  「ブー、時間切れ〜 正解は・・ 『恋』 でした~~」 「え?コイ?鯉?あれはなかなか自然では見つからないな・・」 「違うよ、恋愛の“恋”だよ」  「え?・・あ、そ、そう・・。」 「だって“恋”って見つけるのは意外に簡単。好きになったらもう

      • 色々とそんな感じがしたので・・

        『犬の遠吠え』  犬のオーボエ(木管楽器、ダブルリード式) 『犬も歩けば棒に当たる』 という言葉の“棒に当たる”の部分をじっと見てたらアイスバーの当たりを連想した夏の日。 『馬の耳に念仏』 『念仏を・・馬の耳に・・』 って言った方がかっこよくね? 『猫の手も借りたい』 『借りたい・・たとえそれが猫の手であっても・・』 切実じゃね? 『取らぬたぬきの皮算用』 『取らぬたぬきの皮算YO♪』 ラップじゃね?メ〜ン! 『亀の甲より年の功』 「上の子より下の子」 次男が生まれ

        • おの

          ある日わたしはいつものように斧で木を伐っていた しかし手を滑らせ湖に斧を落としてしまった ひとり嘆いていると湖からひと?が現れた 手に斧を持ちながらわたしにこう尋ねた 「あなたの落とした斧はこの金の斧か?」 自分が落としたものとは明らかに違っていたので 「いいえ、違います」と答えた するとその“ひと”らしきものは湖へと静かに消えた しばらくするとまた現れ 「では、この銀の斧か?」 と尋ねてきた また違っていたので 「いいえ、違います」と答えた するとまた湖へと消えた しばらく

        長くなが〜~く・・

          黄昏時に・・

          夕暮れの散歩 行き 「パパ、お空きれいだねぇ・・」 「そうだね、すっきり晴れていい気持ちだ。」 「あれ?今日は“くも”さんいないね。どうしてかな?」 「ん?そーだね、それはねぇ・・今日は“たいよう”さんもパパと一緒でいい気持ちだからじゃないかな」 「いい気持ちだと“くも”さんいないの?」 「うん。みんなに 今日は気持ちがいいからずっとぼくの笑顔見てね  って言ってるんだよ」 「じゃあ、“くも”さんがいるときは かぜをひいてるの? しろい“ますく”しちゃって。」 「ますく?あ

          求人。

          社名 ㈲越後屋 企業からのメッセージ 実務経験よりやる気重視!! ビジネスコミュニケーションの世界を私たちと究めましょう! あらゆる業界のトップメーカー、官公庁との“ビッグプロジェクト” に参加してみませんか? 職種 仕分け・品出し 高級和菓子(おまんじゅう等)の入った桐箱の下に “日本銀行から発行される主に経済取引の決算手段として利用される肖像画の入ったミツマタの皮の和紙” を並べる作業 雇用形態 派遣  時間帯 深夜 給与時給1500円~ ・・・怪しい『求人『』

          こんなシーン

          沈丁花の香りがどこからか訪れる3月のはじめ いつもの下校 ふたりで歩く 『この並木道が終わるまでに“告白”だ』 そう決めてかれこれ2週間・・。 またいつものように他愛のない会話が始まっている でも今日はタイミング無視でいくと決めたんだ 「あの・・」 「ん?なぁに?」 「うんと・・ 卒業が近いよね だから・・ その・・」 「どうしたの?」 「いや・・・」 その時足になにかがぶつかる 「すいませ〜ん ボールとって下さ~い」 いまどきこんなシーンあるんだ・・ などと思いつつボールを

          ふっ・・

          映画『ティ○ァニーで朝食を』に憧れている 現実は 『吉○家で昼食を』そして『鳥貴○で夕食を』 とってるよ ふっ・・ 「おはよう」と母親に言われ 『ふっ・・ あいさつは抜きだ』 と言ったら 『朝食は抜きだ』 と言われたよ ふっ・・ 『ぼくがあなたの太陽になる』 って言ったら 『“しみ”になるからいい・・』 って言われたよ ふっ・・ そんな“えぶりでぃ”さ ふっ・・ 曲『ふっ・・』豚豪族 #ティファニー #しみ対策 #朝食 #吉牛

          はなまる・・

          ラブレターを書いたんだ 18で初めて それも先生に・・。 返事が来たんだ 書いたラブレターそのまま返ってきたんだ 開けてみたら誤字・脱字の間違いが直してあったんだ でも最後に 「気持ちがグッと伝わる文章でした。よろしくお願いしますね ・・5年後に笑。」 赤ペンでハナマルつきだったんだ。 ラブレターを書いたんだ 5年後に。 気持ちは変わってなかったから・・。 返事が来たんだ 書いたラブレターがそのまま返ってきたんだ 開けてみたら添削もなく淋しい感じだった でも最後に 「気持ち

          なすびのむらさき色・・

          是嶽学園 校歌 大地の恵み~ 海よりの贈りもの~♪ ピーマン、苦味♪ にんじん、苦味♪ ゴーヤ、苦味♪ なすび、色味♪ トマト、あの汁♪ 嗚呼~ 口が拒否する からだもこばむ~♪ 刺身、生臭い♪ お寿司、生臭い♪ サバ、小骨♪ 鯛、大骨♪ 牡蠣、やっぱり生臭い~♪ お~ われらの~ 嫌いな~ 食物(しょくもつ)よ~♪ 無くてもけっこう~ 永遠(とわ)に~~♪ 是嶽学園・・ これだけがくえん これだけが くえん “これだけが食えん”・・   ・・小4の息子よ 歌にす

          なすびのむらさき色・・

          13日のきんよーび

          本日の悩み?&答え? Q. リビングに置き忘れた娘の手帳を見てはいけないと思いつつ見てしまいました・・ そこに『"13日の金曜日"に留学生の"ジェイソン"くんと初デート♥』 と書いてありました。 なんかいろいろと不安です・・。 A. 当日に"おニュー"のホッケーマスクと"なた"をプレゼント用にそっとリビングに置いておきましょう。 これで相手も喜び、娘さんからも感謝されますゾ ん?なんかいろいろと違いますか? Q. 今度、女の子を紹介してもらうのですが、名前が 『井戸 貞

          13日のきんよーび

          こともなく・・・

          ある日、彼女と夜のドライブをすることになり適当に車を走らせていた。 実はひそかに旅行の下見を兼ねてたんだけどね。 会話に夢中になりどこを走っているのかわからなくなり気づけば結構な山道に。 仕方なく街灯もないその道を進んでいく すると・・ 白いワンピースを着た女の人が道端に立っている・・ こともなく 後部座席に女の人が座っているのがルームミラーに映る・・ こともなく 窓ガラスに突然たくさんの手の形がつく・・ こともなく フロントガラスに“ドーン”と老婆が現れる・・ こと

          こともなく・・・

          ぱぱからもらったくら〜りねっと♪

          ー尺八をこわして候(そうろう)ー 「あぁ・・いかがいたしたものか・・ 父上よりいただいた尺八、壊れてしまった。かくなるうえはこの腹かっさばいて詫びいれるしかあるまいか・・。」 「いかがいたした?」 「やっ、これは叔父上 実は・・大好きな尺八 父上よりいただいた尺八・・ とても大事にあつかっておったのに壊れてしまい音が出なくなってしまったのです このうえは切腹をして・・」 「これこれ おだやかではないな ふむふむ で、どの音が?」 「はい 上 と 尺 と 工 の音が出

          ぱぱからもらったくら〜りねっと♪

          随筆・・

          春はあけぼの やうやう黄色くなりゆくふち側 少しカビりて 黄色味増したる雲のやうにシミたなびきたる 夏は夜 ひとつきも経つとさらなり カビもなお ダニの多く飛びちがひたる ただひとつふたつなど ほのかに飛びまくりて“をかし”くない 雨など降るもまた湿気が“をかし”くない 秋は夕暮れ 黄ばみが増して 枕の端いと黄色くなりたるに ダニの寝所へ行くとて 三つ四つ 二つ三つ飛び急ぐさえ“あはれなり” まいてダニなどの連ねたるが いと小さく見ゆるは いと“をかし”くない 日入り果て

          や○ざきさん

          最近聞いた都市伝説の話をしましょう・・。 ある雪深い都市 白い結晶が舞い降り、窓明かりだけが点り影絵か一挿画のように見える夜 ドアを叩くかすかな音 「あっ、もしかして や○ざきさん!?」 「しーっ!!ダメよ、のぞいちゃ」 子供が騒ぎ親がたしなめる あるものは目を閉じ あるものは耳をふさぎ あるものは天を仰ぐ 翌朝うしろめたさを感じながらもドアを開けた人々の見たものは 白雪の上に残されたひとすじの靴跡 ブーツ 女。 通りの家々のドアに近づき去っていった跡 何処ともなく