台風が日本列島から去って、また暑い夏が帰ってきました。

皆さん熱中症対策は大事ですよ！

ギラギラ太陽でも大変ですが、夏の気候現象、夕立にも皆さん気をつけてください💦
先日、突然の夕立がきて、我が家はなんと停電しました🥺😱
すぐに復旧したので何も被害はありませんでしたが、起きると思ってなかったのでとても怖かったです💦💦

そんな夏の日々を過ごしておりますが、昨日からこのブログも3年目に入りました！！✨✨

これまで読んでくださった皆様ありがとうございます。🙇‍♀️🙇‍♂️

こんやって自由にブログを書いて発信ができるのも、日本が今も平和だからです。
戦争を始めてしまうと、きっとネットは制限されてしまいます😭

8月ジャーナリズムということで新聞には戦争に関する記事がたくさんのりました。

その中で今日は気になった記事を紹介します。

『63年後に帰ったおやじの骨』

父親をシベリア抑留で亡くした岐阜市の遺族の元に遺骨が届いたのは2008年8月でした。
シベリア南部の収容所跡に埋葬されていた遺骨を厚生労働省が収集し、DNA鑑定で遺族の元に帰ってきました。
妻はすでに亡くなり、出征時1歳だった息子さんが遺骨を引き取りました。
息子さんには父親の記憶がありませんが、遺骨を車にのせて、母校や出征前に勤務していた銀行の支店、結婚前に訪れた妻の故郷をめぐりました。遺骨を前にして初めて「おやじ、帰ってきたよ。」と呼べました。
今は、母と一緒にお墓に眠っています。

でもこのように遺骨が帰ってくるのはまれです。



『88歳、亡き妹を捜して「集団自決」の島へ』

福島県の88歳の遺族は30年以上前からほぼ毎年、妹2人の遺骨を探すために北マリアナ諸島のテニアン島を訪れています。

一家で1935年2月サトウキビ栽培の移民として島に渡りました。
44年7月に米軍が島の北部から上陸。
一家は南部の自然壕に追い詰められ壕内の住民は次々に手榴弾で自決していきました。
米軍に保護されましたが妹2人は亡くなりました。

95年から生活費を削って現地に出向いて遺骨を探してきました。
遺族は言います。「誰も好んで故郷から遠く離れた島で死んではいない。祖国に戻すまでが国の責任ではないか。これまで国の対応が遅すぎた。遺族にはもう時間がない。」

海外戦没者約240万人のうち収集された遺骨は約128万柱、このうちDNA鑑定が始まった2003年度以降身元が判明したのは今年6月時点で1232人。



『戦後処理の差別問い続ける』

8月10日、空襲被害者ら戦争被害者4団体が国会内で共同記者会見し、「残された戦後処理のすみやかな解決」を訴えました。
4団体とは、空襲被害者、沖縄戦や南洋戦の民間被害者、韓国・朝鮮人元BC級戦犯、シベリア抑留者の団体です。

このうちシベリア抑留者の団体以外の3団体については当事者を救済する法律がありません。シベリア抑留者の補償については、日本国籍を持つ人に限られるなど不十分さが指摘されています。

4団体は戦後処理における政府による差別を問うています。
軍人軍属を手厚く援護してきた一方、民間人被害者への補償はほぼゼロ。日本国籍のない外国や植民地の出身者にも冷たい。
二つの差別が放置されてきました。


沖縄戦の民間被害者のほとんどは戦後放置されてきました。
特に家族を失った孤児は生き抜くことだけでも大変で、身体障害やPTSD（心的外傷後ストレス障害）などに今も苦しんでいます。
国による調査も何もなく、いまだに自分が誰なのか本当の名前もわからない人もいます。
先日のBSのドキュメンタリーでは取材した孤児についての身元確認の情報を求めていました。

また戦争中に日本兵として戦った台湾出身の元兵士には軍人恩給がありません。
戦前日本の領土であった台湾出身で当時は日本国籍であったにもかかわらず、戦後日本の敗戦により日本国籍を失ったため恩給を受けられないのです。


4団体は首相あてに提出した要請書で、現在も被害者が存在し「先の戦争」の後始末も終わっていないのに「新しい戦前」にのめり込む政治的風潮は看過できない、と批判しています。

平和と軍縮を願って私たちはブログを始めましたが、この2年間で日本だけでなく世界で軍拡が進みました。
ウクライナで戦争が始まり、フィンランドとスウェーデンが軍事同盟であるNATOに加盟しました。
ヨーロッパはNATOvsロシアの対立構造になり、NATOは軍拡を進めています。


そして東アジア。
岸田首相は、8月15日の戦没者追悼式で積極的平和主義を掲げ、渡米し米韓の首脳と会談し、軍事的な連携を深めています。

日米韓vs中国・北朝鮮の対立構造となりこちらも軍拡を進めています。

一方で今年の夏は世界的に猛暑で、気候変動対策はまったなしのところにきています。
昨日音楽系夏フェスで、熱中症に体調不良が大量に出ました。
ネットでは、もう夏にフェスはできないんじゃないかという噂まで出ています。

戦争は最大の環境破壊だと思うのですが・・・

　

3年目も、ブログで、武力によらない平和を訴え、少しでも反戦の輪を広げていきたいと思っています。
これからもよろしくお願いします‼️

執筆者、ゆこりん、ハイサイ・オ・ジサン