ここ一週間、遺伝子と心の関係について、書いてきましたが、さらに考察しなければならない視点が出てきたので、一旦、終わりにします。また、進展した考えができましたら、遺伝子と心について、書いていこうと思っております。

さて、

話は変わりまして、

今日は

潜在意識を意識する

について。

私たちは取り巻く環境から暗示を受け、その影響を受けて生きています。小さな頃から、浴びせられた言葉、周りの人達の行動、人間関係、生活環境、、、。自分以外の外の世界を否応なしに見せられ、それが暗示となり、良くも悪くも影響されます。

その周りからの暗示によって、私たちの潜在意識は形成されている。

ソフトバンクの創業者 孫正義。彼は小さな頃から「お前は天才だ」と言われ、育てられました。その言葉が彼の潜在意識を形成し、あれほどまでの積極性と頭脳を引き出したのです。

もし、「お前は馬鹿だ」と言われて育っていたら、積極性も本来の頭脳力も引き出せなかったのではないでしょうか。「お前は馬鹿だ」と言われ育てられた子供は、「俺は馬鹿なんだから、出来っこない」という考え方が潜在意識に根付いてしまいます。その心のブレーキがチャレンジ精神や行動力を削いでしまうのです。

孫正義さんの生まれた生活環境は貧しいものでしたが、「お前は天才だ」と言い続けてくれた親がいた。生活環境は悪かったが、教育環境は良かったと思われます。それでも、ここまで大きな仕事を成し遂げているのは、スゴ過ぎますが、、、。

多くの人は、普段から、潜在意識を意識することはありません。そして、潜在意識によって人生が決定されているということも知りません。ですから、人生を変えようと努力しても、変わらない人が多いのです。

人生を変えるには、まず、

潜在意識を変えなければなりません

しかも、真剣に変えなければなりません。

今までの環境から受けてきた“数十年分の影響”が潜在意識には溜まっていますから、それを変えるには、一日一日、真剣に潜在意識と向き合っていく必要があるのです。

そのためには、まず、

今、使っている言葉から変える

のです。

心の中でつぶやいている言葉、人に投げかける言葉、人を評価している言葉、コミュニケーション中の言葉、食事している時の言葉、世の中に溢れているコメンテイターの言葉、専門家と呼ばれている人達の言葉、、、など、世の中には、四六時中、言葉や観念が飛び交っています。言葉や観念は感化性がありますので、自分が言った言葉、心でつぶやいている言葉、人から言われて受け入れた言葉などは潜在意識にどんどん溜まっていきます。人生を変えるには、その溜まっていく言葉や観念を変えていくことから始めるのです。そして、毎日、どんな言葉を使っているかを意識して、プラスの言葉を使い続けていくと、濁っていた水が清水になっていくように、潜在意識が変わるのです。

ですから、言葉を発するとき、何かを考えるとき、「この言葉や考えは、潜在意識に溜まっていくんだ」ということを念頭に置いて、意識的に、潜在意識にプラスの言葉や観念を溜めていくのです。

そして、プラスの言葉や観念で形成された潜在意識が現実世界の見方、考え方、行動力をプラスにしてくれるので、結果、プラスの人生を形成することができるのです。

プラスがプラスを呼び込むのです

常に潜在意識という貯蔵庫があることを意識して、プラスの言葉と観念を溜めていきましょう。

“今日はどんな言葉を溜めますか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

今日も幸せな一日になりますように。

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