品川区 フリーライター 松原夏穂(なつほ)

こんにちは。品川区 フリーライターの松原夏穂(なつほ)です。ライターのお仕事で感じたこ…

品川区 フリーライター 松原夏穂(なつほ)

こんにちは。品川区 フリーライターの松原夏穂(なつほ)です。ライターのお仕事で感じたこと、二児の母親として思うことを綴っていきます。現役のヨガ講師でもあります。 https://yoga-family.net/writing.aspx

最近の記事

「大吉原展」見てきました

東京藝術大学大学美術館で開催されている、大吉原展を見てきました。平日の割に人が多く、関心の高さが伺えました。 公式HPの最初、展示のあいさつ文での、断り書き。これ、必要?正直思いました。 吉原が売買春の場であり、人権侵害や女性蔑視の場所であることは周知の事実。でも具体的にどのような場所で何をしていたかを、知らない人は多いと思います。文化的な面も含めて。 今回の展示は、良い悪いの判断を入れずに、その実態を淡々とそして歴史史料に基づき丁寧に伝えている、そんな感じを終始受けまし

    • 農業コラムを書きました~農業を身近に感じる体験

      「まちなか農業ひろば」というウェブサイトに記事を執筆しました。 幅広い年代の方に、「都市農業」に関心を持ってもらうことがコンセプトです。 今回は、家庭菜園より本格的に農業を体験体験できる、「市民農園」「農業体験農園」について書きました。 農業→農地→農地の購入  と狭くても農地がないと農業はできない。と考える人もいるかもしれません。 でも最近は「市民農園」「農業体験農園」で農地を借りる形で、農業をはじめることもできるんですよ。 興味ある方、ぜひ挑戦してください。 でも

      • 『光る君へ』現代は生まれた場所が全てじゃない

        『光る君へ』からの所見再び。 2024年3月31日、4月7日の回で、まひろ(紫式部)は、文字が読めない庶民がそのために冷遇される現実を知ります。そして一人でも文字が読める人を増やそうと、子どもに読み書きを教えます。でも、子どもの親はまひろに対して「余計なことするな!」と立腹。そして子どもには、「お前は一生、畑耕していたらいい!」と。 前回の投稿と引用箇所が同じですが、別の視点から思うことを。 平安時代だけではなく、江戸時代が終わるまで「生まれ」で「ほぼ」一生が決められる

        • 『光る君へ』と「絵本を届ける運動」

          大河ドラマ『光る君へ』を見ています。平安時代大好きな私には、ようやく扱ってくれた時代なので、毎週楽しみです。 2024年3月31日、4月7日の回で、まひろ(紫式部)は、文字が読めない庶民がそのために冷遇される現実を知ります。そして一人でも文字が読める人を増やそうと、子どもに読み書きを教えます。でも、子どもの親はまひろに対して「余計なことするな!」と立腹。そして子どもには、「お前は一生、畑耕していたらいい!」と。 昔と今の価値観もモラルも違うけれど、やっぱり悲しいですね。

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        記事

          農業コラムを書きました~今注目の野菜とその食べ方

          「まちなか農業ひろば」というウェブサイトに記事を執筆しました。 幅広い年代の方に、「都市農業」に関心を持ってもらうことがコンセプトです。 今回は、珍しい野菜の紹介とそのレシピを紹介しました。 珍しいかぼちゃの紹介もあります。 https://machinou-hiroba.com/column/vol-10/ 2005年から、食材宅配サービスを利用しているのですが、その中には「何これ?」と思う野菜がたくさんあります。幸い野菜の概要とそれレシピが同封されているので、困るこ

          農業コラムを書きました~今注目の野菜とその食べ方

          リケジョ長女の大学入学式

          長女の大学の入学式がありました。 スーツ姿の長女は、大人っぽく見えました。最近はメイクも頑張ってるし。 学長のあいさつで「…立派な技術者になってください」的なことを言われるので、工業大学は技術者を育成する場なんだなと、実感しました。 もちろん、学生の大半は男子ですが、思っていたより女子学生は多かったです。 新入生代表の宣誓を言ったのは、石川県出身の学生さんで、大半な時期乗り越えてここまで来たんだなと、しみじみ思いました。 長女がサークル見学をしている間、私は保護者説明会

          農業コラムを書きました~野菜の保存方法

          「まちなか農業ひろば」というウェブサイトに記事を執筆しました。 幅広い年代の方に、「都市農業」に関心を持ってもらうことがコンセプトです。 今回は、野菜の保存方法について書きました。 農家の方が丹精込めた作った野菜。フードロス削減や食費を抑えるために、いろいろな保存方法を知っておくことは大切です。 ピクルスや干し野菜にする方法、よりおいしく長持ちさせる冷凍保存について書きました。 保存野菜を常備しておくと、時間がないときにすぐに使えるので便利です。 私は茹でたほうれん

          農業コラムを書きました~野菜の保存方法

          第2回 防災100年ものがたり 授賞式に行ってきました

          阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(神戸市)主催の、防災100年絵本プロジェクト。 この中の「第2回 防災100年ものがたり募集」に物語を応募したところ、何と!入選しました。 そのため、はるばる神戸まで行ってきました。京都に泊まって友達とも会い、旅行気分でしたが。 文字通り防災をテーマにした物語(文章作品)を、提出。 フィクション・ノンフィクションどちらでも良いのですが、 私は江戸時代に起った「安政の大地震」を元に物語を作りました (幕末の世の中が混沌とし

          第2回 防災100年ものがたり 授賞式に行ってきました

          長女高校卒業、ネット出願の失敗

          3月上旬に長女が無事高校を卒業しました。中高一貫の女子校は楽しかったようです。 ネット出願について補足。我が家は基本長女に全部やらせたのですが、何と、出願ミスをしていたのです。 入試形態は多数あってその中から自分が得意なものを選べるのですが、そこでミスをしたようです。そこで、合格まで回り道をしました。 「ようです」というのは、全て終わってから私が知ったから。 スマホの小さい画面で操作するから特に、押し間違いしやすい。 さすがに私も、「最終出願のときは側にいればよかったか

          農業コラムを書きました2~江戸東京野菜の歴史とレシピ

          「まちなか農業ひろば」というウェブサイトに記事を執筆しました。 幅広い年代の方に、「都市農業」に関心を持ってもらうことがコンセプトです。 食べること大好きな私ですが、グルメ関係の執筆とはあまり縁がなく。 そんなとき、都市農業をテーマにした執筆依頼をいただきました。農業も食なので、嬉しいです。 今回は、東京の伝統野菜(江戸東京野菜と呼ばれる)をテーマに書きました。 京野菜のように、古くから江戸とその近郊で色々な野菜が作られていたのです。有名なところでは小松菜が江戸が原産

          農業コラムを書きました2~江戸東京野菜の歴史とレシピ

          JK長女の大学合格

          2月の中旬に長女の大学受験が終わりました。推薦は嫌だと、一般入試に絞っていたので、共通テストから始まり、諸々の大学の試験を受けて、ようやく第一志望の大学に合格しました。 おめでとう。 希望の学部学科を高校2年の秋には決めていたのが良かったかも。 最近はネット出願が主流ですが、これがまた大変。親の世代には影も形もなくて、高校の先生も手探り状態。 親は「自分のときは…」なんて言う、経験値は全部捨てないといけないです。 そして、「ネット」と言うけれど、全てがそれで完結する

          ヨガ講師が、自分で自分の首を絞めるSNS投稿

          今回はヨガのお話。しかも、辛口なタイトル。 美容院やマッサージなどに行くと、世間話的に「お仕事何されていますか?」と聞かれます。 ヨガ講師、ライターとその時々で答えます(適当)。 返されるのが、「ヨガやりたいんですけど、身体が硬くって…」 私の返答は、「身体硬くてもできますよ。身体にいいから、ぜひやってください」 そのとき心の中で、「誤解されているな」と思います。 他のヨガ講師の方のSNSをよく拝見しますが、私として残念だなと思う投稿は、難しいポーズを挙げているもの。

          ヨガ講師が、自分で自分の首を絞めるSNS投稿

          農業コラムを書きました。~なるべく野菜を捨てないために

          「まちなか農業ひろば」というウェブサイトに記事を執筆しました。 幅広い年代の方に、「都市農業」に関心を持ってもらうことがコンセプトです。 今回はゼロ・ウェイスト(ゴミを減らす)目的で、野菜の保存方法やなるべく使い切る方法について書きました。 実は私、べジブロスという野菜くずで出汁を作るのを、数年前から行っています。この経験が今回生かされてうれしかったです。

          農業コラムを書きました。~なるべく野菜を捨てないために

          原作は変えてほしくないのです。

          好きな漫画や小説が、映像化されるとき。私が望むのは、ただひとつ。 「原作通りにしてほしい」ことなのです。 特に漫画は、そのままの姿で、白黒のキャラクターに色を付けて(カラーになって)、声を出して、動いてくれたらそれでいいのです。 制作側が「オリジナリティーを出したい」といいますけど、見る側は望んでいないんですよね。 子どものときから、アラフィフの今までずっとそう思っています。 それが、原作者への「愛」だと思うから。 物書きやっていますけど、私だったら取材した側に敬意を

          災害時のトイレの備え

          1995年の阪神淡路大震災では、トイレ事情が劣悪でした。それを教訓として、災害用トイレが開発されました。 わが家では、災害用トイレセットを購入。これに便器になる専用の※ペール缶も合わせて注文。ペール缶には便座がセットされていますが、取り外しができるので、普段は付属のクッション付フタを被せてイスとして使用できます。 キッチンに置いて、調理の合間に座ったり、踏み台にしたりしています。 中にはトイレセットを入れていますが、便座までは残念ながら入りません。そこで、キッチンの上部

          毎年1月は防災リュックの点検

          毎年1月は防災リュック点検をしています。お正月過ぎて、阪神淡路大震災の起こった17日前後をめどにしています。でも、2024年はお正月中にしました。いつもは、私一人でしていますが、今回は夫も一緒に。 リュックは、使わなくなったものを使用。そこに、わが家で必要なものを詰めています。 ということで、中身を一部紹介。 食べ物はあまり入れていません。避難所では、提供される可能性が高いから。賞味期限があってないような、氷砂糖を入れています(自宅の別の場所に、非常食は保管)。溶けてない