定時で帰るの大好きさん

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定時で帰るの大好きさん

いつもはツイッター(X)https://x.com/nannotoriemomai?t=_7hSKnj7aAy3fTHfKKRdfA&s=09 に日常のモヤモヤを投稿していますが、吐き出しきれていないものをここに記します。

最近の記事

宇宙に思いを馳せて、何とか生きていく話

生きていると、絶望することがある。 もう、考え出したらキリがない。 低収入平社員おじさんである僕は、1年の1/4くらいは絶望の淵に立たされているのではないだろうか。 これらのほとんどは、「起きてもいない未来」を勝手に予想して、勝手に絶望しているだけだ。 なるべく「今」を生きるようにしているものの、それでも僕の脳みそというのはネガティブに偏る癖がついているようで、気づけば未来のことを考えて、絶望してしまうのである。 とはいえ、僕はネガティブに寄って行ってしまう割には、同

    • 御社じゃなければいけない理由なんてありません。という話

      ちょっと前に、 というようなXの投稿が話題になった。 僕もそう思う。 唯一無二の企業なんて、本当に一握りだ。 ほとんどの企業への志望理由なんて、 “自分が受かりそうなレベルで、待遇もそれなりだったから” とか、 “比較的向いてそうな職種を片っ端から受けているだけ” とか、そんなもんだろう。 それを馬鹿正直に答えたら落とされるもんだから、みんな取り繕った返答をしているだけだ。 企業側も、応募者が取り繕っていることはわかっていながら、それを聞くのである。 とても、

      • 「働きやすい環境」と「甘え」の区別がついていない国の話

        ○柔軟な働き方をすると、なぜか肩身が狭くなる 僕が勤めている会社は、組織全体で見ると、決して良い雰囲気とは言えない。 「超ブラック」というわけではないものの、未だに旧態依然の体質がまかり通っており、それに嫌気が差して、入社後すぐに辞めてしまう人もいる。 でも、現在僕が所属している部署は、その中では比較的良い環境であると思っている。 (あくまでも「その中では」である) ちょっと前に、全国的に大雪が降った日があった。 その日は予報よりも早めに雪が積もりだしたので、僕が働

        • 「コロナ禍最高だった」ツイートの話

          ・新型コロナウイルス(以下『コロナ』) は最悪だが、 ・コロナ禍 は最高だった。 僕はそう思っている。 あくまで「僕は」である。 そんな気持ちを込めて、Xに以下のような投稿したところ、賛否両論が巻き起こってしまった。 一応、 という予防線を張ったのだが、どうやら足りなかったようなので、ここに詳しく自分の考えを記そうと思う。 まず、自分の考えは、以下に挙げる三点のとおりだ。 1.今でもコロナは怖い 僕自身は基礎疾患もないため、自分が罹る分には風邪のような症状で終わ

        宇宙に思いを馳せて、何とか生きていく話

          パワハラ上司がやってきた話

          また、あいつと同じ空間で働くことになってしまった。 今の会社に入社して最初に配属された部署で、僕は課長とその取り巻きにハラスメントを受けていた。 主犯格は課長の腰巾着みたいな係長と、その係長のウエストポーチみたいな主任であった。 その内容もしょうもないもので、 まともに仕事を教えてくれない 質問をしても「で?」としか返答してもらえない わざと聞こえるように悪口を言われる 必要な連絡を通知してもらえない など、 “職場の陰湿ないじめ” のサンプル百貨店のような行

          パワハラ上司がやってきた話

          上下関係が赤の他人の心を壊す話

          これから、 と思われるようなことを言う。 でも、僕は本気でそのように思っているのだ。どうか馬鹿にしないで読んでほしい。 最近は、とにかく悲しい出来事を目にすることが多い。 何か特定の出来事を指しているわけではない。 テレビやネットだけでなく、身近で目にする出来事に至るまで、目にする情報のほとんどが、 「誰かしらが傷ついた出来事」 なのである。 たとえ自分がつらい目に遭っていなくとも、 “他人がつらい思いをした、という情報の蓄積” によって、自分自身も落ち込んでしまう

          上下関係が赤の他人の心を壊す話

          結婚式に呼ばないでほしい話

          結婚式に呼ばないでほしい。 たい焼きだったら大当たりだと思ってしまうほど、頭からしっぽまで丸ごと「しんどい」が詰まっているからだ。 これから、僕が思う「結婚式のしんどい」をただただ記していく。 結婚式を良いものだと思っている人にとっては、不愉快な内容になると思われるので、早々に離脱してほしい。 ○祝儀にまつわる謎マナー 一部地域を除いて、だいたいの結婚式では、友人や同僚が渡す祝儀の相場は3万円だという。 ここで、 と思う人もいるだろうが、言いたいことはちょっと違

          結婚式に呼ばないでほしい話

          宝塚は他人事じゃないって話

          宝塚歌劇団(以下、宝塚)が大変なことになっている。 団員のパワハラ自殺問題を受けての上層部の記者会見が、保身丸出しの稚拙な言い訳タイムだったため、劇団の根幹を揺るがすほどの大バッシングを受けているのである。 また、旧日本軍もびっくりしてしまうような、厳しすぎる上下関係やしきたりについても、次々と明るみに出ている。 ここで事件の内容そのものについて触れることはしないが、詳細を知れば知るほど気分が悪いし、亡くなった方や遺族の心中を考えるだけで、気持ちがどんよりとしてしまう。

          宝塚は他人事じゃないって話

          「他責思考」と言うけれど実際他人の責任だし、という話

          僕のような平社員が快適な環境で働けるかどうか。 それを大きく左右するのが、上司のマネジメント能力である。 「采配を振るわれる側」である平社員は、自分の力だけで職場の環境を変えるということが、なかなか難しい。 (「平社員が文句言うな」「昇進すればいいじゃん」と思われた方は以下の記事をご覧ください) マネジメントをしっかりする上司のもとで働くとストレスは少ないし、それが下手だと毎日ストレスばかり感じる。 サラリーマンを続けていると、マネジメントが下手というか、 マネジメント

          「他責思考」と言うけれど実際他人の責任だし、という話

          「人付き合いをしない自由」の話

          小学生になる直前(またはなった直後)に習うこの歌。 歌詞も曲調も明るくキャッチーで、幼少期に習う歌にぴったりなのではないだろうか。 ただ、それと同時に、とても罪深い歌であるとも感じる。 なぜなら、これを幼少期に習うことによって、「友達は多い方がいい」という価値観 が、成長の過程で当たり前のように刷り込まれていくからだ。 「陽」か「陰」かでいったら圧倒的に「陰」で、できればあまり他人と関わらずに生きていきたいと思っている僕だが、小・中学生の頃はわりかし友達が多かった。

          「人付き合いをしない自由」の話

          みんな有能でみんな無能って話

          以前勤めていた職場に、「万能」と言われている人がいた。 仕事は常にスピーディーかつ正確で、細かいところにもよく気付く。 いつも堂々としていて、上司からの信頼も厚い。 ということで、「万能」といわれていたのだった。 でも僕は、彼のことを「万能」と思ったことは一度もなかった。 「有能な部分もある」とは思っていたが、同時に「超無能な部分もある」とも感じていたのだ。 なぜなら、彼は 人への教え方や指示の出し方が、極めて雑だった からである。 指示の内容が分かりにくかったり、

          みんな有能でみんな無能って話

          いったい何を恐れているんだという話

          世の中には、「やりたい仕事」に就いている人がどれだけいるだろうか。 小さい頃からの夢だった職業に就けた人や、人生を賭けるような仕事に就いている人は、ほんの一握りだ。 また、最初はやりたい仕事ではなかったとしても、働いているうちに興味が出てきたり、会社に愛着がわいてきたりして、 と、思える場合もあるかもしれないが、これもそう多くはないのではないか。 世間の大人の多くは、 「生活のため」と割り切って、そんなに思い入れのない仕事をしている という人たちであると思う。 限り

          いったい何を恐れているんだという話

          企業は調子に乗るなって話

          当然のように皆が言うけれど、果たして本当にそうなのだろうか。 色々な人が、様々な場面で「社会は厳しい」ということを話しているが、「何がどのように、どういう理由で厳しい」というような、具体的な話をあまり聞いたことがない。 考えてみると、この「社会は厳しい」という言葉のほとんどが、仕事に関係する場面で使われている。 仕事以外の生活だって、「社会」の一部であるはずなのだが、私生活で大変なことが起きても「社会は厳しいなぁ」とは、あまり言わない。 どうやら、「社会は厳しい」の「

          企業は調子に乗るなって話

          一生平社員でいる人の話

          僕のことである。 もしかしたら、定年退職する間際には1つくらい昇進しているかもしれないが、まあ、その程度の出世欲で生きている。 別に、これは悪いことではないと思っている。 もし、僕が管理職並みの給料をもらっておきながら、頑なに平社員の座に留まっているならば、批判されても仕方がないのかもしれない。 でも僕は、平社員の給料をもらって、平社員の仕事をしているのである。 高級料理の料金で牛丼を提供しているのではなく、牛丼の料金で牛丼を提供しているだけだ。 おかしなところは

          一生平社員でいる人の話

          厳しくして成長する人なんて一握りだって話

          令和になった今でも、 というような、反骨精神に頼った指導をする上司が存在する。 何の根拠もないので完全に僕の決めつけだが、このような上司がいう「あえて厳しくしている」という理由は、9割9分9厘が嘘だ。 実際は、単に感情を抑えられずに怒りをぶつけているだけなのだが、それを認めてしまうと印象が良くないので、 と、理由を後付けしているだけなのだ。 そもそも、部下がどんな人間なのかによって、指導方法は変わってくる。 ひとりひとりの特徴を理解し、「この部下は厳しく言ったほう

          厳しくして成長する人なんて一握りだって話

          日本社会の髪型や服装に対する考え方が狂っているという話

          ●おしゃれをすると怒られる国、日本 ここ数週間、早起きをして世界陸上を見ていた。 僕は体育会系の考え方は大の苦手だが、スポーツを見ることは大好きなのだ。 見ていて好感を持ったのが、 おしゃれを楽しんでいる海外選手が多い という点である。 例えば、ジャマイカのシェリーアン・フレイザープライスという女子短距離の選手は、レースごとに髪の色が変わる。 といっても、毎回染めているわけではなく、ウィッグを被って走るのだ。 何でも、レースの際には宿舎に大量のウィッグを持ち込んでい

          日本社会の髪型や服装に対する考え方が狂っているという話