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【雑記】「頭を使え」

こんにちは、もももと申します。

今日は、幼い頃から私の母が口癖のように子ども達に言い聞かせてきた言葉について書きたいと思います。


もはやタイトルそのままなのですが・・・。


「頭を使え」


いやいや、母よ。
分かるけど言い方ね・・・(;'∀')


超ポジティブに捉えれば、だいぶ粗めのモンテッソーリ教育ですかね(違)


母についてはあまり明るい話題を書いてこなかった私ですが、もちろん悪いことばかりでは無かったと思っています。


そのひとつとして挙げるのがこの言葉です。母は私や弟に、ことあるごとにこの言葉を投げかけていたように思います。


たぶん、単純に忙しかったからというのもあったのだと思います。私が幼い頃から、母はフルタイムで仕事をしていましたから。


仕事をしながら、二人の子どもの世話をして、家事もこなす母。


私や弟が何かを聞くと、決まって帰ってくる答えは「頭を使って自分で考えなさい。その頭は何のためについてるの。」でした:( ;´꒳`;):


もちろん、自分で考えてどうしても分からないことは教えてくれていたと思いますが、基本的にいつも開口一番「頭を使え」と言われていました。


ただ今にして思うと、この言葉をわが子に投げかけていた理由は、単純に忙しかったからというだけではないのだと思います。(そう信じたい。)


母は最終学歴が中学卒業で学歴は決して高くなく、自力で美容師としての道を切り開き、最終的には自分の店を持ち、切り盛りしながら子ども二人を私大に通わせています。(一応、父親もいますけどね・・・。)


恐らく学歴は低くても、自分自身の力で稼いで、それなりに余裕のある生活が出来ていると自負していた部分があるのだと思います。


そんな母は、学歴関係なく人生を自分の力で切り開いていくには、自分自身で考えて、周りの技術を見て学び、自分の頭をフルに使って生きて行くことが何よりも大切だと、身をもって知っていたのだと思います。


だから私や弟が母に答えを求めた時、母は「頭を使え」と言って決して安易に答えだけを与えることはしませんでした。


ただでさえ普段から怒ると男勝りで非常に怖かった母。普通に叩かれたり怒鳴られることは決して珍しいことではありませんでした。


大学生になった良い年の弟ですら、母に殴られて泣いていたくらいです:( ˙꒳​˙ ):


「頭を使え」とやぶへびに怒られたくないから、次第に聞くよりもまず自分で必死に考えるようになりましたよね( ;∀;)


冒頭にも書いたように、言い方と態度にはかなり問題があるものの、母のこの教育方針は結果としてありがたかったなぁと思っています。


簡単に答えを与えずに、なんでも自分で考えさえること。まずは他人をみて良い技術を学ぶこと。


これは社会に出て、大いに役立ったと思います。


あと完全に余談ですが母が怖すぎて、会社でどんな上司に怒られようとも母ほど怖いものが無いというのも、悲しいかな役に立ちましたね・・・。(全くお勧めはしませんが。)


聞くよりも、出来る人間を見て学び、自分で考える。自分で考えて、新しいやり方を模索する。


さすがに息子を恐怖で支配して、「頭を使え」と怒鳴って育てようなんて1ミリも思ってはいませんが、簡単に答えを与えずにまずは自分で考えて答えを導き出させること。


これが当たり前の習慣になるように、育てていきたいなとは思っています(*^^*)


子どもの頃見ていた母をひと言で言い表すと「戦国武将のような女性」がしっくりくる、武士のようにやたら厳しく強い母でした。怖かったです。


大人になってからは母の弱い部分も沢山見えるようになりましたが・・・(^^;)


子ども心に足りないと思う部分も多く、たくさん傷ついたこともありますが、母の仕事や生き方に対する姿勢は尊敬する部分もやはり多いです。


「頭を使え」


この言葉を息子にそのまま言うことは無いと思いますが、何事もまずは自分で考えてみるように息子を導いていきたいと思います(*^^*)


もちろん、息子の発達や成長度合いに合わせて、無理なくですけどね💦


『わたしのこと』マガジンに書く記事は暗い内容が多いため、たまには母とのことで良かったことを書いてみようと思いました(´艸`)


参考になることは少ないとは思いますが、何かしら子育てのヒントになれば幸いです。(恐怖政治はダメ、絶対ですよ!)


つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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