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【雑記】「愛してる」を伝えること

こんにちは、もももと申します。

今日は、以前書かせて頂いた『【雑記】「頭を使え」』に続き、私の母が幼い頃から子どもに言い聞かせてきた言葉について書きたいと思います。

私の母は、昔から自分の感情を何でも素直に伝える人でした。(あ、過去形ですが、現在母との関係を絶っているだけで一応健在ですよ!)


良いことも、悪いことも、良く言えば感情を素直に伝えることが出来る、悪く言えば思ったことを全くオブラートに包まない。そんな人でした。


なので、幼い頃は母の心無い言動で傷つくことの方が圧倒的に多かったのも事実ですが、そんな中でも、これは良かったなと思うことがあります。


というか、これがあったから、学生時代の大きな劣等感や母との関係、機能不全な家庭問題など、様々な問題を抱えてはいても、結果として自己肯定感を大きく損なうことなく、「私は私でいいんだ」と思えるようになったのだと思っています。


母の言動で良かったと思うこと。それは、子どもに出来る限り、愛情を真っ直ぐに自分の言葉で伝えることです。


「あなたを愛しているよ」
「生まれてきてくれてありがとう」
「あなたは私の宝物だよ」
「誰よりも愛してる」
「あなたが生まれてきたからお母さんは幸せ」
「あなたは私の自慢の子どもだよ」


母はこのような、まるでドラマの台詞のような愛の言葉を、日頃から当たり前に私や弟に投げかけることが多かったように感じます。


それも、3歳とかそんな可愛さ全開の幼い頃だけではなく、普通に成人してからも、母はなにかと愛の言葉を投げかけてくれていたと思います。


小さい頃から当たり前に言われるものですから、わりと大人になってもそれが普通で、「恥ずかしいからやめてよ!!」とかは無かったですね。


・・・ええと、ここ日本だよ?(;'∀')


とは、当時よく思っていましたが、本当に恥ずかしげもなく、どれだけ自分が子ども達を愛しているのかを、全力で私達に伝えるような母でした。


まぁ、残念ながら行動が伴わないことも多かったのですけれどね( ;∀;)


「愛してる」なら、
もっと優しくしてくれよ!!!


と、当時は結構思っていましたしね(^^;)


いつだったか、子どもの頃に、うちの弟がそんな母のことをとても面白く的確に表現していました・・・。


「うちの母さんは原子力みたいなものだね。うまく付き合うことが出来れば、多大な恩恵を受けることが出来るけれど、一歩付き合い方を間違えると、とたんに甚大な被害を被る。扱い方がすごく難しいよね。」


実際、子どもへの投資は惜しまず、望むことにはたくさんお金をかけてくれたと思うし、愛情表現も全力。でも、自分の思い描く理想が強すぎて、そこから少しでも逸れると今度は子どもを全力で否定してしまう。


良くも悪くも、とにかく振り幅が大きい。
まさに、そんな母親でした。


長女で要領が悪かった私は、母と上手く付き合えないことで被害を被る方が圧倒的に多かったわけですが( ;∀;)


それでも、母が幼い頃から大人になるまでにくれた多くの愛の言葉は、私の根幹の部分にきちんと根付いていて、親子関係で上手くいかなかった部分も多いのですが、「確かに愛されていた」という想いには繋がっています。


現在も激しすぎる気性の母と上手く付き合うことが出来ずに距離を取ってはいますが、母を心から憎んでいるとか、そういうことはありません。


近くにいた頃は、本当に苦しかったですが(^^;)


間違いなく愛されているし、愛しているけれど、一緒にはいられない。世の中にはそんな難しい関係もあるのだと、今はそう思っています。


母の生い立ちや、それが原因となり生まれた「家庭や子どもに対する強すぎる理想」


その強すぎる理想が邪魔をするせいで、真っ直ぐに子どもへ愛情だけを注ぐことが難しかったのかもしれない。


確かにたくさん否定もされたし、傷つくことも言われた。


それでも、彼女が私に伝えてくれた「愛してる」「生まれてきてくれてありがとう」だって、決して嘘ではないのだと思っています。


私は確かに愛されてこの世に存在している。
誰にとっても要らない存在なんかではなかった。


そういった自分への自信が根底にあったから、「普通」になれなくて大嫌いだった自分も、良い娘になれない親不孝な自分も、「そんな自分でもいいんだ」とありのままを許せることが出来た。


ちょっと、時間はかかりましたけどね(^^;)


母の子育てが全面的に良かったかと言われると、残念ながらそうは思いません。反面教師的な部分も随分と多いです。


でも、母がくれた真っ直ぐな愛情表現。


子どもへ素直に自分の気持ちを伝えること。抱きしめたり、相手に何かをしてあげたいと行動で示したり、言葉や態度でとにかくたくさんの愛情を伝えること。


これは、素直に嬉しかったし、私も見習いたいと思っています。


小さい頃は無条件に可愛らしくて、自然に出てくる「愛してる」や「大好き」なんかの言葉も、成長とともに言わなくなる家庭も多いと思います。


実際、夫に話すと軽く驚かれましたし(^^;)


ただ、自分がこの世に生まれてきたことを喜んでくれる誰かがいること。自分を愛してくれている誰かがいること。いくつになっても、これを心底嫌だと思う人間は少ないと思います。


だから、私も息子には出来るだけたくさんの愛情表現を、彼が大きくなっても全力で伝えたいなと思っています(*^^*)


それこそ、思春期でウザがられて片想い状態になったとしても、めげずにほどよく片想いしまくろうと思っています(´艸`)


いつか、彼がどんな自分であっても、「自分はこれでいいんだ」と胸を張って前を向いて生きて行けるように。


誰かからもらった愛情は、生きていく上で確かに自分の自信へと繋がっていく。


だから、母親として出来る限り「あなたのことを愛してる」、「あなたが大好き」、「あなたがいてくれて嬉しい」そういった気持ちを、息子に伝えたいと思います。


つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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