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中国体験【3日目】

スターバックス

最終日となる3日目は朝からスタバの旗艦店であるリザーブロースタリーへ。

リザーブロースタリーとは?
世界でまだシアトルと上海の2店舗しかない高級かつ焙煎施設併設の体験型店舗で、店内には巨大な銅製ロースターが設置されており生豆を焙煎し、挽きたてのコーヒーを味わうことができる。
ニューヨークに次いで4番目に中目黒に出店する予定。

店内はディズニーランドのように世界観が作り込まれていて、居心地は最高です。(ここの目的はほぼ観光ですね。)
平日ということもあり9時頃はかなり空いてましたが、11時頃から混みはじめました。


マクドナルド

マクドナルドでも試しにおかゆをWeChatPayで払いました。
ユーザ側がQRコードを提示して読み取ってもらう方式で、ファミリーマートも同様でしたが、ユーザとしてはどっちが読み取る側なのか慣れないと若干迷ってしまいます。

感覚としてはチェーン店等規模が大きいところは店が読み取る個人店はユーザが読み取る、というイメージで、前者は読み取り機などの設備投資がかかるものの、購入商品と顧客(入金額)が紐付く決済となります。
後者は設備投資はスマホのみですが、商品と顧客(入金額)紐付かないため、厳密には「決済」ではなく、送金の部類です。
(締め処理の必要のない個人店や商品が一種類のみのタクシー等でも後者が利用されるイメージです。)


食云集

2,3日目とアテンドいただいた方の紹介で食云集へ。若者に人気のレストランを集めたフードモールで、オープン後間もなくしてすでに10数店舗まで急成長を遂げている業態です。

経営層もみんな30歳前後らしくお会いしたVPも非常にパワフルでフレンドリー!(ドラゴンボールのTシャツを着ているあたりは非常に親近感湧きました)


こちらはスマホの注文画面。(テーブルに貼ってあるQRコードを読み取ったもの。)中国で体験した全てのサイト・アプリで共通しているのですが、商品カテゴリは基本縦置きになっています(一部横置きと併用)。
日本でこのパターンは見たことありませんが、文字数が少ない中国語ならではの設計ですね。


中国の飲食店は必ず外卖(デリバリー)も行っており、ここも専用の窓口を設置してるとのことで、特別に潜入させていただきました。
ランチ時とはいえ月曜の昼間とは思えない程の料理がスタンバっており、ひっきりなしに餓了麼や美团外卖の配送員が行き来してました。
(デリバリーが多い日では1日に1,000件を超える日もあるとか…)

お土産にマスコットの人形までいただきました。


まとめ

一連の購買体験における特に決済の部分においては、想像以上に浸透しており、その前段階の商品検討や選定においてもスマホ(アプリ)を前提としてサービスが設計されています。
また、後段階でも食の分野では、イートイン・テイクアウト・デリバリー全てに対応することで、顧客の体験価値を最大化させています。
体験した各サービス1つ1つの技術は特に最先端というものではありませんが、市場を使いながらとにかくスピーディーにトライ&エラーを繰り返し改良を重ねていく熱意とパワーを、そしてその熱意に勝るとも劣らない市場の消費力を直に感じ取ることができた体験でした。


日本到着(成田直結の駅の自販機でも現金のみという…。)


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以上。

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