宝石みたいに煌めく

こういう物語がありました。
アキレスと一緒に船旅したギリシャ人の雑兵が
皆が島の淡水の湖で貯水を補給する時。
フラフラと一人で甘い泥の沼の香りに導て
湖の精(ニンフ)の罠に掛かった
あらあら、少年よ
トロイはまだこれ先だよ
戦争は。。。
そんなに急がなくっても
少年は蓮花の華に眠る虫になった
香りに導かれて
アキレスは、向こうの湖辺で
羨ましいそうに、蒼い蒼い
蓮花の蒼さを持つ、西の浄土の神々の目で
それを見ている
彼が嫉妬しているよ、兄弟!
しかし誰の定めに?兵士なるあの少年のなのか?
それとも、あの若々しい魂を誘う蒼蓮
あの永遠の蒼い蓮の華の定めになのか?
彼の目玉みたいな蒼い華へと?
私は。。。蒼い水から来た、蓮は。。。
私は。。。


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