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アドリブ上達のためには
アドリブ、即興演奏が上手くなるためにはどうすれば良いのでしょう。
あらかじめ決められた楽譜を忠実に再現していくやり方とは根本的に違います。
楽譜を読むという行為はその音を間違えることは許されません。
その点、即興演奏は決められたコード進行やテンポ、リズムはありますが、音を自ら選択していかなければならないので、自身が意図とする音を選ぶ能力が問われます。
そのためには音を間違えて弾く経験をしないことに
一日遅れの新年明けましておめでとうございます✨
しばらくnoteの放置していましたが、今年は拡散性の高いXを続けつつもより属性を絞ってこちらのnoteにも音楽に特化した内容をポストしていこうと思います。
こちらはXに投稿した動画ですが、
よりシンプルで分かりやすいものから少しずつ細かいこともアップして参りたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします!
KEY(調性)とコードを意識化するウォームアップ
よく教室のピアノレッスンを受けてくださっている生徒さんから
「言ってる事は分かるけど、パッと手がいかない。」
というお話をお聞きします。
そうなんですよね。
やる事は分かったけど、手と頭がついていかない。こういったお話をよくお聞きします。
意識する前に手がさっといく事ってとても大事です。
(正確には意識はしているんだけど、意識してないくらい早いスピードで手が動くなんでしょうけど)
その問題を解決
楽譜上の音の高さを覚えるために
今回はジャズ理論というより五線紙に書かれた音名をできるだけ速く認識する方法をお伝え出来ればと思います。
まずこの楽譜、一般的にはピアノ譜という呼ばれ方をしますが、大譜表といって音楽で使う音域を楽譜上で示すのに最も適した譜面です。
1小節目にある6つの白玉(全音符)は全てC(アルファベット表記のCDEFGABは日本語ではハニホヘトイロに相当します)です。
これを見てみるとト音記号の五線紙とへ音
今日はオススメ教材を一つ
今日は少し話を進めて、調性も楽譜の知識もコードも少しわかる、でもいかにもジャズらしいフレーズを弾けるようになりたいという方にオススメ教材を一つご紹介したいと思います。
チャリーパーカーオムニブックです。(海外の楽譜ですのでお値段の変動はご了承ください)
チャーリーパーカーはジャズの歴史の中でそれまで主流だったビッグバンド形式のスイングジャズから更に即興性を重視したビバップと言われるジャズ形式を確
ダイアトニックコードとは
調性とは固定された音名のどの音がドになるかによって階名が移動する事は前回お話しました。
いわゆるこの階名(ドレミファソラシド)を並べたものを音階と呼び、
それを総じてダイアトニックスケールと呼びます。
そのダイアトニックスケールを一つ飛ばしにドミソシ、レファラド、ミソシレ、ファラドミ、ソシレファ、ラドミソ、シレファラと和音にしたものをダイアトニックコードと呼びます。
調性(キー)がCの場合は最初か
調性(キー)について
キーというとカラオケなどでキーが高くて歌えないとかでよく聞く言葉ですよね。しかし、本来は階名(ドレミファソラシド)が音名(CDEFGAB、C♯やE♭など)のどこをドにして始まるかを意味します。また調性には長調と短調の2種類がありますが、今回は長調でお話します。音名のCがドになる場合のキーはキーがC、音名のFがドになる場合はキーがFになるわけです。
キーがCの場合は音名の並びがCDEFGABC(ドレ