無重力音楽社

歌詞を作る練習としてはじめました 心のままにおもむくままに 遠い未来の誰かの君へ

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記事一覧

まいん

もしも俺が この街の宵闇に染まってしまっても お前が照らし出す一番星なってくれよ そんな言葉を貴方自身が 例えば忘れてしまっても あたしだけは それを忘れられず ず…

無重力音楽社
3週間前

明けない夜と雲の上

眠れない 午前の暗い日々を散らかして 流れ流れる景色の中で 今年も桜並木が綺麗なんだ 目が覚めて 気付くと僕は泣いていて そうして 白の隙間に覗く青に目をやって こ…

無重力音楽社
4週間前

タツヤ

紫色の花がこの瞳に止まる頃 その瞬間に息をする ずっと思いを馳せていた 春に降る雪を見上げながら 車窓越しの滲む景色が いつも流れていってしまうから 桜並木 それは…

無重力音楽社
1か月前

拭えない

https://music.tower.jp/album/detail/1034639598 染みついた日々 ただ吠える 拭えないきれない夜 声 ただ響いて 地下鉄朝から飛び乗って 掴まる場所を手探りする …

無重力音楽社
1か月前

愛情を携えて

僕は自信もなくて 僕は僕のことを許すことなんて出来ないのに 無駄に自信持ってて 自分に甘ったるく生きてる人が大嫌い 僕だってそうしたいのに そんなの神さまズルいじ…

無重力音楽社
1か月前
2

あったかい

話をしたら あったかい気持ちになれたんだ ずっと続かないかも知れないけれど 刹那的でも心を通わせられたら そうだとしてもそれでもいいさ 綺麗事に聞こえるかも知れな…

無重力音楽社
1か月前
2

例えばそれが孤独な夜でも

誰も居ない夜に ひとり歌う夜に 所詮はみんな忘れっぽくて どうしようもなく寂しくなったら こんな歌を 思い出してくれたらいいな いつかは皆んな忘れっぽくて 歌うこと…

無重力音楽社
1か月前
1

寝そべ

テーブルの片隅 タバコの灰が あの日の指輪に 身体もたれて 息絶え絶えに天井を仰いでる いつものように愛猫が ベッドで眠そうに丸まって ゆっくりとまばたきしては 何…

無重力音楽社
1か月前
1

いつかゲームが終わっても

例えばゲームが終わったら なんであの時あーするかなあって 笑い逢えたら素敵だね まったくゲームなんてしないけど まったくもってゲームなんてしないから 千石線の車窓…

無重力音楽社
2か月前

春風の眩しさに背を向けて

目を閉じるには あまりに目映い カーテンの隙間 差し込んでくる日の光 眠る朝に背を向けて あといくつ繰り返せば楽になる? 死体の様に 放り出した掌に 撫でて欲しいと…

無重力音楽社
2か月前

ベクトルの変化

歌いたいのか 聞いてもらいたいのか どちらかと言うと 自分の歌、でないのなら 自分の声を乗せる欲求が あまり感じられなくて それでも誰かの歌を歌いたいと思うのは 本…

無重力音楽社
3か月前

だからせめて

ゆっくりと雪が降り始めて 一月の空を見上げても すぐに手がかじかんでしまって 冷たさが嫌になってしまう夜だから 部屋の片隅で 山積みの灰皿に目をやれば ゆらゆらと消…

無重力音楽社
3か月前

演舞曲(waltz)

ヒビ割れた硝子の 靴 大事に抱えても 
上手く踊れないから 下手な笑顔作るけど それでも、演舞曲を 与えて、奪われて 分かり合えない世界で あたしの何もかもが た…

無重力音楽社
4か月前

夜を拒んで朝を遠ざけ

昇る朝日を 先延ばしにしたい午前4時 暗い部屋で iPhoneの明かりに照らされて 今日も今日とて 誰かの善意は叶う事なく 志半ば命とともに灰になる 自転車を漕ぐ遠くの空…

無重力音楽社
4か月前

寂しさの螺旋に別れを告げて

モルヒネの様な夜の刹那に 存外助けを求めても 幾星霜と繰り返し 多分いつか時が経ったなら また慣れて効かなくなってしまうから ただ奥底から奏でたい周波数 ああ …

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5か月前

愛しているものがあったなら

愛しているものがあったなら 自由にしてあげなさい。 もし帰ってくればあなたのもの。 帰って来なければ、 はじめからあなたのものでは無かったのです。 という言葉を目に…

無重力音楽社
5か月前
まいん

まいん

もしも俺が
この街の宵闇に染まってしまっても
お前が照らし出す一番星なってくれよ

そんな言葉を貴方自身が
例えば忘れてしまっても

あたしだけは
それを忘れられず
ずっと過去に生きている

どうしてたって離れずに
残酷な優しさはこびりつく

両の手を切り落とされて
五臓六腑を垂れながら

今際の際でふと思う

そしたらあたしも
やっとお星様になれるのかしら

頬を伝って、すり抜けた

ずっとここ

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明けない夜と雲の上

明けない夜と雲の上

眠れない
午前の暗い日々を散らかして

流れ流れる景色の中で
今年も桜並木が綺麗なんだ

目が覚めて
気付くと僕は泣いていて

そうして
白の隙間に覗く青に目をやって

こうして
忙しなく動く街並みに目をやって

昨夜見た夢すら忘れている

それでもこの世界は
無限の色彩で溢れていて

愛してるよと
それでも僕がいるこの世界に呟けば

どんよりとこの世界を
灰色に染めているこの雲すらも

その上で

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タツヤ

タツヤ

紫色の花がこの瞳に止まる頃
その瞬間に息をする

ずっと思いを馳せていた
春に降る雪を見上げながら

車窓越しの滲む景色が
いつも流れていってしまうから

桜並木
それは優しく白い色

無限ノスタルジーが
この手から離れてゆく

河川敷
立ち並んで咲き乱れ

ならそれはただのトランシーバーだって
あいつは笑って言ったから

遠くから眺めては

紫色の花がこの瞳に止まる頃
その瞬間で息をする

拭えない

拭えない

https://music.tower.jp/album/detail/1034639598

染みついた日々

ただ吠える

拭えないきれない夜



ただ響いて

地下鉄朝から飛び乗って

掴まる場所を手探りする

こんな筈じゃなかったなんて

思う事すらも忘れて

繰り返しのこの日々で

突き刺すは街のビル風

夜に街頭

滲む涙、冷たかった

拭い切れない夜

まだあの歌が

ふいまた泣

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愛情を携えて

愛情を携えて

僕は自信もなくて
僕は僕のことを許すことなんて出来ないのに

無駄に自信持ってて
自分に甘ったるく生きてる人が大嫌い

僕だってそうしたいのに
そんなの神さまズルいじゃないか

♾っていいね
循環されてて
流れが続いていくからさ

何をするにも
巡る様に対等に

でないと
いつか循環すらも
疲れて疲れて
いつか止まってしまうから

僕は僕で生きたい磁場と
波の動きに身を任せる

君は君で生きたい磁

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あったかい

あったかい

話をしたら
あったかい気持ちになれたんだ

ずっと続かないかも知れないけれど
刹那的でも心を通わせられたら
そうだとしてもそれでもいいさ

綺麗事に聞こえるかも知れないけれど
この世界にありがとうって
どうかこの感情が沢山の人に届けばいいって

他の人とは違って
頭が悪くて幸せだから

暇つぶすだけの日々だとしても
あるがまま自由でいいよ

居心地悪い日々を変える様に
あるがまま自由でいいよ

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例えばそれが孤独な夜でも

例えばそれが孤独な夜でも

誰も居ない夜に
ひとり歌う夜に

所詮はみんな忘れっぽくて
どうしようもなく寂しくなったら

こんな歌を
思い出してくれたらいいな

いつかは皆んな忘れっぽくて
歌うことすら忘れてゆくから

誰も彼もすり抜けて
あれよあれよと消え失せるなら

どうせ誰も居なくても
どうせなんにもならなくても

それでも
歌う事だけは離れていかないよ

だからひとりこの夜に
声を枯らして歌えたら

その周波数は

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寝そべ

寝そべ

テーブルの片隅
タバコの灰が

あの日の指輪に
身体もたれて

息絶え絶えに天井を仰いでる

いつものように愛猫が
ベッドで眠そうに丸まって

ゆっくりとまばたきしては
何か言いたげな気持ちを手向けてる

空にため息が溶けだしていく毎日だ

部屋で立ちのぼるこの歌が
いつか誰かに届くかなんて

そんな思いを
どこかで鳴り響くあの歌声が

そっと優しくさすってくれて

いつの間かまどろんで
ソファに

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いつかゲームが終わっても

いつかゲームが終わっても

例えばゲームが終わったら
なんであの時あーするかなあって

笑い逢えたら素敵だね

まったくゲームなんてしないけど
まったくもってゲームなんてしないから

千石線の車窓越し
いつだって何気なく眺めてる流れゆく
例えば今目に映る
白と黒の雪景色
混ざりあって銀世界

いつか遠い先でこの瞬間を
君と2人で空から見ていて

綺麗だね、綺麗でしょって

言い合えるから大丈夫だよって

無償な想いで
ただそ

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春風の眩しさに背を向けて

春風の眩しさに背を向けて

目を閉じるには
あまりに目映い

カーテンの隙間
差し込んでくる日の光

眠る朝に背を向けて
あといくつ繰り返せば楽になる?

死体の様に
放り出した掌に

撫でて欲しいと
それでも
猫が額を擦り付け

シャンディガフとミュージック
あの日に響いていたあの歌は

すり抜けては頬をなでる
今はもう、やわらかい春の風

神さま
今日もどこか遠くで
愛すべき無意味さで

いたいけな
幼い世界がふいに

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ベクトルの変化

歌いたいのか
聞いてもらいたいのか

どちらかと言うと
自分の歌、でないのなら

自分の声を乗せる欲求が
あまり感じられなくて

それでも誰かの歌を歌いたいと思うのは
本当に少なくなってきた

それより
最早良いと思った歌を
そのまま共有したい

1を10にする人達は
世に欠かせない存在な訳で
ある種それも才能なのだけど

1を作った人達をそのまま
共有したい

それを聞いてる瞬間を
空間ごと共有

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だからせめて

だからせめて

ゆっくりと雪が降り始めて
一月の空を見上げても

すぐに手がかじかんでしまって
冷たさが嫌になってしまう夜だから

部屋の片隅で
山積みの灰皿に目をやれば
ゆらゆらと消し忘れた煙が燻っている

無機質に変わらない薄あかり
消すのも億劫だから

水を取りに行くのは面倒で
代わりにこうしてアルコールかけている

そして
いつかきっとを
繰り返し繰り返す

少し落ち着いたこのため息が
すぐに立ち上ってし

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演舞曲(waltz)

演舞曲(waltz)

ヒビ割れた硝子の

靴 大事に抱えても

上手く踊れないから

下手な笑顔作るけど

それでも、演舞曲を

与えて、奪われて

分かり合えない世界で

あたしの何もかもが

たまに虚しくなるから

ふいに心を閉ざすけど

貴方と、演舞曲を踊りたい

暗闇に迷って

何も見えなくなったとして


日々割れた硝子が

其れでも未だ、光るなら

無機質なこの夜で願うから

貴方と、演舞曲を踊りたい

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夜を拒んで朝を遠ざけ

夜を拒んで朝を遠ざけ

昇る朝日を
先延ばしにしたい午前4時
暗い部屋で
iPhoneの明かりに照らされて

今日も今日とて

誰かの善意は叶う事なく

志半ば命とともに灰になる

自転車を漕ぐ遠くの空

夕日の空に目をやれば

夜になるのが寂しくて

そんな日々にて

我が者顔で数字ばかりが

この世界を回してるから

だから

眠れぬ夜を見ない振りして

ただ音を積み重ねては紡いでいる

だから

終わらない夜を抜け

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寂しさの螺旋に別れを告げて

寂しさの螺旋に別れを告げて

モルヒネの様な夜の刹那に

存外助けを求めても

幾星霜と繰り返し

多分いつか時が経ったなら

また慣れて効かなくなってしまうから

ただ奥底から奏でたい周波数

ああ

ただひとりでもこの磁場に身を置いて

たとえ誰も居なくても

ただひとりでもこの部屋の奥底から

奏でたい周波数に身を置いて

身体を揺らしたい周波数に身を委ねて

アノニマスファンフアレが

遅れて今更響くのは

多分そんな

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愛しているものがあったなら

愛しているものがあったなら

愛しているものがあったなら
自由にしてあげなさい。
もし帰ってくればあなたのもの。
帰って来なければ、
はじめからあなたのものでは無かったのです。

という言葉を目にしたけれど
そもそもぼくらは
だれのものでもないと思った。

そんな独占欲を散りばめた言葉ではなく
縁と波動が合えばつながり
そうでなければ離れるのだから。

こういう言葉で
苦しんでいる人を
和らげてあげようとするのは
いい事だけど

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