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オタクパパの映画レビュー

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#子育て

いくらAIが進化しても大切な人との心の交流はサボっちゃダメっていう映画

いくらAIが進化しても大切な人との心の交流はサボっちゃダメっていう映画

この映画には大人と子どもが出てくる。
子どもに慣れていない大人と、新しく出会った大人に戸惑っている子ども。
2人は新しい関係を模索する。

この映画にはAI搭載のおもちゃが出てくる。
おもちゃは自身で学習して知識を増やしていく。
周りとの「人間関係」が、人間に追いつき、人間よりも上手くなっていく。

子どもには寄り添い、大人とは交渉する。
下手したら人間の大人と子どもよりも巧みなんじゃないってくら

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インディ・ジョーンズと感謝の逓減 〜変わったのは相手か自分か〜

インディ・ジョーンズと感謝の逓減 〜変わったのは相手か自分か〜

感動は逓減する。
感謝も逓減する。
最初にテレビでインディ・ジョーンズの1作目を見た時、これほど面白い映画があったのか!と驚愕し感動した。

中学一年生の頃だったと記憶している。録画したVHSを擦り切れるほど見た。
それから2作目をレンタルビデオで見た。3作目は映画館で見た。
3作目が公開された時は中学3年生になっていた。

インディ・ジョーンズの3作目が、初めて自分のお金で見た映画だった。
正直

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おもちゃを改造するのは「悪い」こと? トイストーリーへの疑問

おもちゃを改造するのは「悪い」こと? トイストーリーへの疑問

ティズニーがトイストリーの続編(パート5)を作るそうだ。
トイストーリーには以前から言いたいことがある。
子どもに対する評価がおかしくない?

たとえば1作目。主人公のアンディとその向かいに住んでいるシド。
アンディはおもちゃで「正しく」遊ぶ子だ。
たまにはやんちゃもするけれど、概ね大人の想定内の遊び方をする。

シドは違う。おもちゃと改造して大人の想定を超えた遊び方をする。
ロボットガニの足に赤

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「女の子」アニメじゃない!プリキュアの誤解を解く

「女の子」アニメじゃない!プリキュアの誤解を解く

映画『ヒーリングっどプリキュア』を観た。
13年前のプリキュア『プリキュア5』をお目当ての次女と一緒に劇場へ。
振り返ればプリキュアとは長女が3歳の頃からもう15年の付き合いだ。

最初の10年間ほどは毎回映画にも行っていた。
そんな懐かしいプリキュアを5年ぶりに映画館で鑑賞。
今回のプリキュアも、思いっきりプリキュアだった。

語彙力…って感じだけれど、フツーに面白かった。
オタクパパを名乗って

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映画館で体験すべき『もののけ姫』

映画館で体験すべき『もののけ姫』

中一の次女がめずらしく映画館に行きたいと言った。ジブリの4作品が特別上映されているからだ。
4作品の中から次女が選んだのは『もののけ姫』。理由は「ちゃんと観たことがないから」だそうだ。
いいのを選んだと思うし、令和の時代に映画館で『もののけ姫』を体験できるのは幸せだ。

僕自身も23年ぶりに大スクリーンで体験する『もののけ姫』だ。
ストリーミングが当たり前になった現在、あらゆる映画を小さな画面で見

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6歳が見たアナ雪、真実のハッピーエンドとは

6歳が見たアナ雪、真実のハッピーエンドとは

6年前に大ヒットしたディズニー映画『アナと雪の女王』。
和田家は家族4人で劇場に行きました。10歳長女、6歳次女、そして妻と僕。
とっても面白くて家族全員ごきげんの劇場からの帰り道で、家族それぞれのアナ雪への感想。

妻「姉妹の話やからよかったわ」
妻も3姉妹で、姉妹の関係が自分と照らし合わせてとっても楽しかったそう。

長女「おもろかった」
ちょっと思春期に入りかけのそっけない感想です。

僕「

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ゴジラ的子育て論

ゴジラ的子育て論

子どもにとって親の存在は、人類にとってのゴジラやキングギドラのように圧倒的なもの。

その両者がどちらも人類に向かって来られてはたまらない。ゴジラとキングギドラが戦うから、その間に人類は一息ついて次の作戦を寝ることができるのだ。

親子も一緒。
パパママ両方で子どもに向かい続けられてはたまらない。
時にはパパとママで意見をぶつけ合ったりしたほうがいい。

子どもはパパとママの対決を見ながら、自分で

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