見出し画像

468.そう、余裕のない人たちは、余裕も、時間も、お金も失い続けているってことが一目瞭然だね。

(29)人生を好転させる方法
how to turn your life around㉙

1.さらに、早まって来た加速時代。 


最近の世の中は速度がさらに、速くなった気がする。
 
そうだよね。
昔って、洗濯物は大きな入れ物で、ゴシゴシとまな板みたいなもので洗っていた。洗濯物も雨が降れば家の中で干していた。
 
お豆腐は、豆腐屋が朝早く売りに回る。
お魚も、肉もその日に食べるものはその日に買う。
余分に買えば冷蔵庫がないから腐る率が高い。
お風呂だって薪をくべて燃やすか、石油で風呂を沸かす。
 
お湯だってその都度ガスで沸かす。
(子どもの頃は、七輪で魚を焼いていた)
 
水道だって井戸水を組む。
風呂にその水を運ぶ。
火を通して食べるものはましだけれど、生ものはすぐに食べないとまずい。
だから、温かい食事など時間通りでないと食べることができない。
 
誰もがテレビのある時代ではなかったため、情報らしきものはラジオか新聞しかない。
電話がないため、通信手段は手紙しかない。

友だちや彼女とのデートだって、事前に話しておかないと当日に連絡は取り会えない。
だから、駅には「伝言板」があり、待ち合わせの人はそこに連絡窓口として書き込む。

でも、大きな駅だとすぐにいっぱいのため書き込めない。
まあ、今考えるとほとんどの人は時間をたくさん使ってきたことがわかる。
 
でも、あれから約30年で世の中は様変わりした。
さらにここ10年で通信網が発達して誰もがスマホを持つ時代。

とても、便利。

人々はこれで安心。

時間の節約も、無駄な時間もなくなる。

より快適で、自由で、楽しい生活となったはず…。
 
でも、それって、本当かな~

©NPО japan copyright association Hiroaki


 


2.いつも慌てている人々


 最近の人々を見ていると、ある共通点を覚えるんだ。
 
それはね、時間の観念なのかな。
 
すべてのものが便利となり、何もかもがオール電化製品となり、何ごとも早く楽に生活や仕事ができるようになった。
友だちとのコミュニケーションなどもスムーズ。
何よりもお互いの連絡がとても便利になった。

誰もがスマホを持ち、子どもたちも、お年寄りもお守りグッズのように高価なスマホを抱きかかえている。
 
でもね、みんな落ち着きがなくなっていない?

親子でも友だち同士でも、仕事場でもみんなスマホをいじっている。

国会議員なども議会中でもスマホに触れている。
歩きながらのスマホ、自転車に乗りながらのスマホ。
一番危ないのが車を運転しながらのスマホ。
バスや電車の運転手、飛行機のパイロットまで運転しながらのスマホいじり。
 
その姿を見ていると、イラつく。

なんて、落ち着かないの…。
久しぶりに友だちと会ったのにスマホに触れ続けている。
仕事の打ち合わせ中、会議中でも。

酷いのはデート中の男女。

これじゃあ、ベッドの中でもスマホいじりだね。
 
そう、落ち着かない、忙しない。
 
何が、そんなに忙しいの?
 
何をしたいの?
 
そんな忙しい人たちにどうして忙しいの?と尋ねると、
「時間がない~」という。

いつ会っても、いつ話しても「忙しい~」の連発。
 
あれ~

人類は、その時間を有効に使うために科学が発展して、今までの時間的な無駄がなくなったはずなのに、どうして時間が足りなくなるの?
 
大体ね、「忙しい~」という言葉を使っている人たちは、暇なため「頭の中が忙しい」にすぎない。
本当に忙しい人は「時間の使い方が上手いはず」。

時間の使い方が下手な人が忙しいんだよ!
 
 
そんなに急いでどこ行くの?
そんなに急いで何かいいことがあるの?
そんなに忙しく振る舞うことで何か得でもあるの?
 
そう、忙しい人はただ時間を失い。
忙しい人ほど儲からない。
 
儲けている人たちには時間の余裕がある。
儲けている人たちは時間を稼いでいる。
儲けている人たちは、お金も稼いでいる。
 
そう、余裕のない人たちは、余裕も、時間も、お金も失い続けているってことが一目瞭然だね。

©NPО japan copyright association Hiroaki



©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん~
ごきげんよう~

3.coucouさんの心の安定剤


ねえ、みんな~
みんなはこんなことを感じたことがないかな~
それはね、「忙しい人」と「のんびりとした人」がみんなの周りにもたくさんいると思うけれど、「忙しい人」のそばにいるとなんだか忙しくなったり、「のんびりしている人」のそばだと、なんとなくのんびりするような気がしない。

coucouさんはね、とても感じるんだ。

これって、一体何なんだろうね~

例えば「うるさい人」のそばだと、自分の声も大きくなるし、「静かな人」の前では静かに話せるよね。
これって、人間から自動的に発せられている電波(波動)かもしれないんだよ。「忙しい人」って、いつも急いでいて、慌てていて、落ち着きがない。だから、自分も落ち着かなくなる気がする。

互いの波長(波動)って相手に合わせなければならなくなるため、つい、振り回されてしまう。
会社の上司がこんな感じたと部下も同じになる。
親がいつもイライラとしていれば子どもだってイラついてしまうのとおんなじ気がする。
奥さんがイライラすれば夫だってイライラしてしまう。

困ったもんだよね~

だから、coucouさんはね、「忙しい人」の前では、相手が少々イラつくのは覚悟で「のんびりとした人」になるようにしている。
つまり、相手の速度に合わせない程度に自分の速度に合わせさせるようにしている。だって、そんな人を相手にし続ければお互いが精神的に良くないものだからね。

だからと言って、「のんびりした人」のままでは相手をさらにイラつかせる場合があるので、そんな相手には必ず、わざとノートを出して、相手の考えや言葉をメモするようにしている。

するとね、「忙しい人」はね、coucouさんのメモの速度に合わせようとするんだ。それがね、面白いほど「忙しい人」の心が鎮まるようなんだ。

だって、coucouさんのゆっくり速度、「遅速」に合わせなければ話が進まないんだもの。
(誰にでもあてはまるものではないよ、本当に時間のない人もいるからね)

また、自分が落ち着きがなくてイライラしているときにはね、イライラしている人と会うと余計に互いがイラついてしまう。さらに荒れた波動(波長)を呼び込んで、しまいにはパニックになる恐れがある。

coucouさんだって、欠点だらけの人間だから仕事でも追い詰められれば波動が乱れてしまう。
だから、そのときの応急処置としては、イラついている人から離れる、イラついている自分を止めるため、「のんびりしている人」のそばに行くんだ。

不思議なことに「のんびりしている人」のそばに行くと、のんびりとした気分になれるんだもの。
こののんびり世界はね、時間を忘れさせてくれるほど、ここ廣を落ち着かせてくれることがわかる。

例えばね、好きな人の前だとどう?
幼い子どもたちや赤ちゃんの笑顔を見ていたらどう?
人さまの子どもだって、可愛ければ思わず微笑んじゃうし、素敵な男性や女性が目の前に現れれば、つい見とれてしまうよね。

猫さんや、犬さんだってね、見ているだけで、のんびり、うっとりしてしまうのはcoucouさんだけじゃあないよね。

さらに、思い切って、トイレに駆け込んだり、とにかく一人になるとねなぜか、ほっとすることがわかる。
みんなも方法や形は違っても何かしらのやり方が見いだせる気がするね。

(映画や本だっておんなじ。美味しい食べ物も落ち着くね。coucouさんの場合はお饅頭やケーキ、お菓子がイラつき防止薬、これらのすべてが、coucouさんの心の安定剤なんだよ)

そう、場所や環境、会う人を変える、変わるだけで、「忙しい人」から「のんびりした人」に変身できるかもしれない。

最近、娘がcoucouさんのイラついている姿を見るたびにシュークリームを買ってくれる。嬉れしいから、イラつきを失くしてしまうと、大好きなシュークリームを食べさせてもらえないかもしれない怖さを感じている…。

イライラ、バンザイ~



では、また明日ね~


Jambalaya - Brenda Lee (Avery Winter, 2010)

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?