貯金は必要か?
こんにちは!
勤め人卒業目指して日々勉強中のおぐじゅんです!
さて、みなさん!「貯金」してますか?日本人は貯金が好きな人が多いので貯金してますって人も多いと思います。僕の親も「ちゃんと貯金しないあかんで!」って実家帰ったときとかはよく言ってきますし、職場の先輩や同期とたまにそんな話するとなんやかんや貯金してるひとが多いなぁという印象です。「全然してない」って答える人はほぼいないですね。
そこでその貯金が今日は必要なのかどうかという話をしていこうと思っております!
貯金は戦争の経費をとして使われた。
日本人はなぜ貯金が好きなのか?好きかどうかは別として、貯金しないといけないと思っている人が多いと思います。それはなぜでしょうか?
もともと、日本人は貯金よりも投資がうまかったと言われています。江戸時代くらいのときは日本人は世界に先駆けて投資のシステムを作り、上手に運用していたようです。
しかし1930年代、日本は日中戦争から太平洋戦争にかけて戦争の費用を調達するのにすごく困っていました。この当時は戦艦1隻つくのに約1億円かかっていたようです。そのため国民に貯金させ、国民の金を戦争の費用として使っていたのです。「戦争に勝つために国民はせっせと貯金せよ」当時の政府は国民に貯金を勧め、国民の貯金は戦争への費用として変わっていきました。
もともと投資などお金の運用が得意だった日本人ですが、このころを境に投資よりも貯金という考え方が一般的に広がり、国民は貯金をすることが大事だと考えるようになっていきました。その考え方が世代を超えて伝えられ、日本人には貯金を大事に思う人が多くなったのです。
この辺の話はインベスターZ 3巻に詳しく書いてますのでよかったら読んでみてください!
貯金しても使わない人がほとんど
「将来何かあった時、お金がないと困るから」
貯金する理由を聞くとほとんどの人がこう答えるんじゃないでしょうか?皆、何か目的があって貯金するのではなく、将来に対して何らかの不安があり、その時のために貯金している人がほとんどだと思います。
では、毎月3万の貯金をしたとしましょう。毎月3万切り崩して生活するのは楽ではないと思いますが、それでも頑張って毎月3万の貯金を30年間続けた場合、貯まるお金が1080万です。多い風に感じるかもしれませんが、毎年200万で生活したとしても5年しか持ちません。そう考えるとなかなか虚しいですよね。だから貯金によって老後の安心を得るのは少し難しそうですね。
70歳以上で亡くなった人の平均相続遺産が約3000万といわれています。これでだけあれば、月20万使って生活したとしても年間240万で12年持ちます。またこの世代の多くの人は年金もきっちりもらえていたはずです。平均寿命から考えても10年20年生きるのは難しそうです。このことから何がわかるかというとみんな何かあった時に不安で使えないずに、そのまま人生を終えてしまう人がたくさんいるということです。将来が不安で貯金して、お金が貯まったとしてもその金額に関係なく結局不安は尽きないということです。
では、貯金は必要ないのか?
僕は勤め人卒業を目指し、日々勉強しています。僕と同じように「勤め人卒業」であったり、「経済的な自由を得たい」とか「収入を増やしたい」と考えている場合、貯金はした方がいいというのが僕の考えです。
この資本主義社会では勤め人は労働力を売り、その対価として給料を得ています。労働力を売り、労働力の再生産費として給料をもらう生活を続けていてはいつまで経っても経済的な自由を得ることはできません。だから労働力を売るという方法以外でお金を稼げるようにならなくてはいけません。
「労働力を売るという方法以外でお金を稼ぐ」とはどういうことかと言いますと「自分の商品を持つ」ということです。簡単に言うとビジネスするということになります。
ビジネスというとすごく難しく聞こえるかもしれませんが、このnoteも自分が仕入れた情報を記事として売ることができるので一つのビジネスです。
小さなビジネスであろうが、大きなビジネスであろうが、ビジネスを始めるためには初めにお金が必要です。このお金が用意できないとビジネスを始めることができません。例えば不動産を買うような場合もある程度、大きな額のお金が必要になりますし、ブログを始める場合にも本格的なブログを開設するとなると少しお金がかかります。
借金すればいいじゃないかという意見も出そうですが、自分である程度のお金を用意できるかどうかで借金できる額も変わってきます。
また、自分の成長のために、目の前に大きな学びのチャンスがあった時にお金がなくてそれができないというのは非常にもったいないです。
だからある程度のお金は貯金しといた方がいいというのが僕の考えです。ビジネスをするのに必要な額がわかれば、その額を用意するという意味での貯金です。だから、一般の方の考える貯金とは目的が違います。将来の漠然とした不安のために貯金するのではなく、自分の成長のためや使うべき時に使えるように貯金するというのが僕の考えです。
以上、「貯金」について書きました。皆さんも貯金するのであれば、ただ漠然とするのではなく、目的をもって貯金するようにしましょう!
まとめ
戦争のための経費を集めるために日本を国民に貯金させたことで、そのころから日本人は貯金をするようになった。
皆、将来何かあった時のために貯金するが、貯金はたくさんあったところでその不安は消えず、結局使えない人が多い。
将来、勤め人を卒業したい、経済的に自由になりたいと考えているのであれば「自分の商品」を持つ必要がある。そして、商品を持つためにはある程度のお金が必要となることが多い。
だから、漠然とした不安のために貯金するのではなく、使うべき時が来た時に使える金を準備しておくという意味で貯金はした方がいい。
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