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笑える子育て

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ワーママ的な雑記(19.11月内容に合わせてマガジンタイトルを変更しました)
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#子連れ旅

zozo前澤社長に嫉妬して、家族旅行にお金を投下した話

zozo前澤社長に嫉妬して、家族旅行にお金を投下した話

少し前に、zozo town前澤社長の100万円プレゼント企画が話題になった。【夢を叶えるための100万円を贈る】とその意図が発表されたとき、私は悔しさでいっぱいになった。

私には、他人に100万円をあげる財力も勇気もない。器がきっちり、自分ひとり分しか無い。だけど、可愛い可愛い子どもたちの冒険を、自分の老後より優先することはできる。

そんな話をMr.イエスマンである最愛の夫に相談し、

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子連れゲストハウスのすすめ

子連れゲストハウスのすすめ

週末、家族旅行のステージが、ひとつ上がったように感じた。

これまでファミリーフレンドリーな旅館・ホテル・せいぜいビジネスホテルまでだった子連れ旅行で、ようやくゲストハウスに泊まることができたのだ。

料金的には完全に順番が逆だけど、私はお風呂やトイレが共用のザ・ゲストハウスに家族で泊まることが憧れだった。前のnoteでも書いたとおり、異国の草原で楽しめる人間に育てたいし、私もそうありたいから

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品性は1日にして成らず

品性は1日にして成らず

滋賀への旅行の帰り、どこかに寄りたいねと思い付きである場所へ足を伸ばした。琵琶湖の南側、石山を更に下った山の中にある、「叶匠壽庵 寿長生の郷」である。

寿長生の郷(すないのさと)は、叶匠壽庵が運営している大自然の中の和菓子屋さん。ベーカリーやカフェ、お茶室なども併設している。広大な敷地は、6万3千坪もあるらしい。

藁ぶき屋根の案内所での呈茶に始まり、品の良いおばあちゃん家に遊びに来たようだった

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【短編】鶏肉飯に救われた話

【短編】鶏肉飯に救われた話

2000年
私は台北にいた。鬱陶しくなるほどの暑さ、オートバイの群れ、謎の食べ物を売る飲食店の甘い匂い、油の匂い。
当時18歳だった私は、留学生として台北の地に立った。
歩道は汚く、狭かった。大きな高校の入り口には鉄格子のようなシャッターがあり、学校というよりも監獄のように見えた。

やっちゃったかな?これは。

ぎゅーん、と怪しい音を立てる空調の下、先生としばらく向かいあって座っていた。

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