ところてん

叙情的な出来事や哲学的、倫理的な考えが好きです。

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孤独のグルメの魅力は哲学

孤独のグルメという大人気ドラマがあり、私も好きでたまにyoutubeで見ている。もちろん公式のやつだ。孤独のグルメは日常系というか、グルメドキュメンタリーのドラマで、松重豊演じる井之頭五郎の日々の生活や仕事の合間での「食事」に重きを置いていて、「何を食べるか」「どのように食べるか」が主人公の、そしてドラマ全体の、テーマになっている。 そして「食事を楽しむ」ということが最大の「価値観」として描かれている。 私はこの「価値観」が「孤独のグルメ」の魅力の一つだと思う。どういうことか

    • シャキーン!の「みずのたび」コード進行

      10年ぐらい前にEテレのシャキーン!という番組で「みずのたび」という曲があってそれがなかなか耳に残るいい曲だった。 今になってそれを思い出してギターでコード進行を探ってみた。 以下に「みずのたび」のコード進行を載せる。 ギターでカポを3フレットに付ければ原キーで弾ける。 みずのたびを弾き語りしたい人はこれを見てやって欲しい。 カポ3 G    D  Em Bm      C  G  Am D みずのこはたびをする      海がまま雲がぱぱ G   D  Em

      • ここ最近で一番の幸せはキャベツ太郎

         はじめてキャベツ太郎を食べたときのことを覚えている。 あれは小学校低学年の冬、地元の協会で行われたクリスマス会へ参加した日である。他の地域の子供たちと一緒にジェスチャーゲームをやったり、ハンドベルの演奏を聴いたりしたあと、会の終わりにサンタクロースの恰好をした人が入ってきてお菓子の詰め合わせのプレゼントを子供たちに一人ずつ渡していった。私ももれなくそのプレゼントをもらい、帰りの車の中でお菓子を開けるといくつかのお菓子の中に一つ見慣れない緑のパッケージのがあった。「キャベツ太

        • 太田上田のテーマソングのコード進行

          noteって何書いても良いと思うから、とある曲のコード進行を書こうと思う。 「太田上田」という番組のファンであるバンドAlexandrosのボーカル川上さんが作った太田上田のテーマソングという曲がある。 しかしどこを調べてもこの曲のコード進行が乗ってなかったので(番組でしか公開されていない曲だから当然と言えば当然だが、) 自分でキーやコードを探って曲にコード進行をつけてみた。 もしかしたら太田上田テーマソングをギターで弾き語りしたいけどコード進行が分からないという人がいる

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          不安な夜は

          夜に悩んでしまって、考え込んでしまって寝られなくなることは 誰にでもよくあることである。 歌やドラマや映画、アニメなど、どこにでも、 なんにでも出てくるような描写でありふれた出来事である。 せめてこのつらさが特別なことだったら良かったのにと思う。 何か具体的な悩みの原因がある場合も、 特に理由無く、漠然とした不安に襲われて寝られなくなることも、ある。 答えのないことを悩みだしたらきりがない。 それでも何も考えないようにとか、違うことを考えようとしてみても 上手くいったためしが

          自己中は当たり前

          マリーアントワネットが言ったとされる「パンが無いならお菓子を食べれば良いじゃない」という言葉、私はどこかおしゃれな言い回しに感じて好きだ。実際はマリーアントワネットはこんなこと一切言ってないらしいとどこかで聞いたことがあるが、そんなことは私にとってどうでもよい。一文でその人のキャラクターや、考え方が伝わる本当に良く出来た文章だ(だからこそ有名で名言になったのだろうが)。 主食であるパンが無くて困ってる市民に対しての発言で、 ケーキがパンより高いこと知らず、純粋な気持ちで言って

          自己中は当たり前

          林檎には世界観がある

          林檎には独特な世界観があると思う。 どこか感傷的というか、叙情的な雰囲気が感じられる。 例えばお祭りの屋台で定番の「林檎飴」なんか、おとぎ話のような空想のようなおもむきがある。 真赤な林檎を半透明できらきらした飴が覆い被さって艶っぽく光っている。 ちょうちんの明かりと相性が良くて、祭り全体の気色を彩る存在だ。 買うかどうかちょうど迷うくらいに少し値段が張ってあるところも 私を術中にはめる林檎飴の魅力に思えてくる。 椎名林檎さんには名前に「林檎」が使われている。 椎名林檎さん

          林檎には世界観がある

          大人になると地元の祭りも知らない子供だらけ

          この間久しぶりに地元の夏祭りに行ってきた。 毎年地元でやっていて長年続いている伝統的な祭りだが、規模はそこまで大きいわけではなく、子供が多い。自分が子供の頃この祭りに行けば、学校の友達や、その友達の兄弟、親族が何人かいて挨拶したり、集まって遊んだりしたものだ。 (それがめんどうになり祭りに行かなくなったこともある。) しかし、大人になって改めて久しぶりに来てみると、当たり前だが、知らない人だらけ。知らない子供だらけ。 不思議な感覚だった。屋台や街並みは昔のままで懐かしいの

          大人になると地元の祭りも知らない子供だらけ

          落ちている枝から膨らむ妄想と虚無

          外を歩いていると枝が落ちているのをよく見る。 子どもの頃は形の良い枝を見つけたら、拾って、剣や魔法の杖に見立て振り回すなどよくしていたものである。 その頃の木の枝に対するわくわく感はまだ少し覚えていて、 今でも大きい枝や、形が特徴的で好みの枝を見つけると「お、良い枝だ。」 と目を止めてしまう。 落ちている枝は、時に芸術的ともとれそうな形をしていたり、独特な世界観を感じさせたりすることがよくある。 それで子供の頃はそういった枝をファンタジー的な世界に投影させていたのだろう。 子

          落ちている枝から膨らむ妄想と虚無

          過去ってうざい

          過去ってうざい。 最近昔を振り返っても、いい思い出がなかなか思い出せない。 良い思い出が無いはずはない。楽しかったこと嬉しかった体験は これまでいくらかしてきたはずなのに、いざ思い返すと、 嫌だったこと、苛立ったこと、恥ずかしいことが真っ先に出てきて、そのことで頭がいっぱいになる。たいていそんなときは、「あ゛ぁ゛っ!うざい!」と言って(周りに人がいたら、心の中で言って)考えを振り払っている。 やはり嫌な思い出ほど記憶に残ってしまうのだろうか。 「過去」のうざいところは身近に感

          過去ってうざい

          ウエストランドさんっぽいネタ

          「カラオケ」 男性A「いきなりなんですけどね、僕カラオケ好きなんですよ」 男性B「そうなんだ。何歌うの?」 A「そうだなーあれとかね、 す⤴️ーこしーせの⤴️ーたか⤴️いー♪ー」 B「あ、aikoさんのカブトムシだ。やっぱ名曲ですよね」 A「そうそうあとは… こ⤴️わいーくらぁ⤴️ーい おぼえ⤴️ーてるぅ⤴️ーの⤴️♪」 B「え、?ああ、HYの366日ね。懐メロ、いいですね〜」 A「あ⤴️ーなぁ⤴️ーたぁ⤴️ーの匂いやぁ⤴️ー  しぐぅ⤴️ーさーやぁ⤴️ー・・・

          ウエストランドさんっぽいネタ

          鬼ごっこが苦手

          日本は同調国家と言われることがあるが、私にも多数派に同調してしまいやすい部分は多少あると思う。小学校低学年の頃、放課後は同級生のだいたいいつも同じメンバーと一緒に遊んでいたのだが、そのときの私にはたびたび同調圧力に苦しむタイミングがあった。それは、「鬼ごっこをやろう」という雰囲気が流れるときだ。 なぜ緊張するかというと、私は鬼ごっこが大嫌いだからだ。                    今の私ならいくら仲のいい友だちに「鬼ごっこをやろう」と言われようがそれに同調することはな

          鬼ごっこが苦手