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まとめ記事

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年間ベストアルバムなどのまとめ記事の一覧です。
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2023年ベストポスト

今年驚いた出来事のひとつ、まさか2023年にTwitterが無くなるとは思わなかった。TwitterからXへ、ツイートからポストへ、そして「ベストツイート」から「ベストポスト」へ。 僕が2023年にXにポストした投稿のなかから、インプレッション数の多いものをカウントダウン形式で10個ご紹介します(2023年12月28日集計)。 *** (10位)11,961ポイント ポール・ウェラーがエヴリシング・バット・ザ・ガールにラヴコールを送り続けていたことは有名ですが、共演ラ

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2023年ベストアルバム10選+α

毎年恒例のベストアルバム(AOTY = Album Of The Year)ですが、最初に断っておくと、今回はアルバムだけでなく、EPやシングルも含めて10枚選んでいます。厳密にはベストアルバムとは言えないのですが、アルバムを通して聴く機会が激減しているので、2023年にリリースされた10作品と、特別な思い入れのある2作品を加えた合計12作品(12曲)をご紹介します。 *** (01)Nacho Casado - El Sonido Vibrante de Nacho C

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Christmas Song 2023

12月になると、街を歩いていても、YouTubeを観ていても、いたるところからクリスマスソングが流れてくる。僕はクリスマスソングのワクワクするような高揚感が好きなのですが、新作も多数リリースされていて、おすすめできそうなものが揃ってきたので、クリスマスソングを10曲ほど選曲してみました。今年リリースされた新譜が中心ですが、少し古い音源も入ってます。 *** (01)Caity Gyorgy - Perfect Time of Year カナダの女性ジャズヴォーカリスト、ケ

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ブルーノ・メジャー『Columbo』

ロマンチックな楽曲に甘いヴォーカル、洗練されたサウンドプロダクションで人気の男性SSW、ブルーノ・メジャーの新作アルバム『Columbo』(2023年)。日本盤CDはBEATINKから2023年7月21日に世界先行リリースされます。この日本盤CDの解説を書かせていただきました。このnoteでは、ブルーノ・メジャーのこれまでの活動やおすすめの楽曲などを紹介します。 まず簡単に略歴を。ブルーノ・メジャーは1988年イギリス生まれのシンガーソングライター/ギタリスト。大学ではジャ

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夏に聴きたい音楽 2023

夏っぽい音楽が好きだ。過去にも夏向きの選曲を紹介しましたが、「今年もやって欲しい」というごく一部の方のリクエストにお応えして、夏に聴きたい音楽2023年版を作ってみました。ここ1~2年でリリースされた新譜を中心に、女性ヴォーカルやブラジリアン/ラテンサウンド周辺を15曲ほど。MVも夏っぽい映像を選んでいるので、そちらも併せてお楽しみください。 *** (01) Laufey - From The Start 2023年夏のテーマソング。アイスランド出身の注目の女性シンガー

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WORKS

選曲家/音楽ライターとして活動しています。ディスクガイド、音楽雑誌、国内盤CDライナーノーツなどの執筆について代表的なものをまとめてみました。 Bruno Major / Columbo 日本盤CDライナーノーツ(2023年7月21日発売) イギリスの男性SSW、ブルーノ・メジャーの3枚目のアルバム。ブルーノ・メジャーは、優れたソングライターとしての側面、そして甘い歌声が魅力のシンガーとしての側面があり、本作でもその才能が遺憾なく発揮されている。 *** Magalí

ウッドベースを弾きながら歌う女性ミュージシャン

石川紅奈『Kurena』やマガリ・ダッチラ『Des de la cuina』など、ウッドベースを弾きながら歌う女性ベーシストの新作が話題を集めている。昔からベースを弾きながら歌うミュージシャンはいましたが、エスペランサ・スポルディングのデビュー(2006年)がトリガーになって、多くのベース弾き語りミュージシャンに注目が集まるようになったのだと思う。 ここでは、ウッドベースを弾きながら歌う女性ミュージシャンの曲を10曲ほど厳選してご紹介します。全て2000年代以降のエスペラン

Magalí Datzira / Des de la cuina

スペインのバロセロナで活動するマガリ・ダッチラ。彼女のファーストソロアルバム『Des de la cuina』が2023年はじめにリリースにされ、特にシングルカットされたアルバムタイトル曲「Des de la cuina」が各所で話題になりました。 3月25日にはインパートメントから日本盤CD『デス・デ・ラ・クイナ』がリリースされるのですが、僭越ながらわたくし(渡部)がライナーノーツを書かせていただきました。このnoteでは、ライナーノーツで触れた映像や補足情報を交えて彼女

宝塚歌劇団 宙組 - プロミセス、プロミセス

バート・バカラックが音楽を手掛けたミュージカル『Promises, Promises』。元々は1968年から米国のブロードウェイでミュージカル上演されていますが、2010年にはリバイバル上演されています。また、イギリスやイタリアでも上演されているし、日本では何と宝塚歌劇団が上演している。今日はこの宝塚のサントラが素晴らしいという話題です。 *** 原作は映画『アパートの鍵貸します - The Apartment』(1960年)。ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの笑

バート・バカラックを追悼する

バート・バカラックが亡くなってしまった。 思い起こせば、僕が以前やっていたWebサイト「pwmweb」(2002年とクレジットされている)のプロフィールにこんなことを書いていた。 当時から好きなものが変わっていなくて驚くのですが、ここに挙げた三人の作曲家が全て天国に旅立ってしまった。。。Twitterとかでも多くの方がバート・バカラックへの想いを語っていて、僕も悲しい気持ちを抱えたまま、いまnoteの記事を書いているわけです。 そんなわけで、僕がいちばん好きな作曲家、バ

モノクロジャケットをカラー化する

AIが猛烈なスピードで進化している。少し前にモノクロ写真をAIでカラー化する技術が話題になったのですが、Twitterで #あなたが好きなモノクロジャケット9選 というハッシュタグを眺めていて思い付いたことがある。 モノクロジャケットをAIでカラー化したら面白いんじゃね? ということで、僕の好きなモノクロジャケットを何枚かAIでカラー化してみました。。。とても新鮮な気持ちになりました。中でも特にグッと来たやつを20枚ほどご紹介します。 モノクロ画像をカラー化する方法は、

Everything But The Girl & Paul Weller

エヴリシング・バット・ザ・ガールとポール・ウェラーが共演しているライヴ音源がある。これ超貴重な音源です。 1. On My Mind 2. Nevertheless 3. Waiting Like Mad 4. English Rose 5. Night & Day 6. Fever 7. The Girl From Ipanema 8. Fever (encore) 1983年1月5日、英国ロンドンの現代美術館(Institute of Contemporary Art

2022年ベストツイート

毎年恒例2022年ベストツイート。Twitterでよく読まれたツイートを集計して振り返るのがおもしろくて、(あまり求められていない気もしますが)毎年やっています。 ただ今年は少し問題がありまして...伸びているはずの記事の閲覧数が全く伸びていなくて、たぶんTwitterのシステムのバグだと思いますが、集計に困りました。そこで、Twitterとnoteの閲覧数を独自集計(笑)して、上位10ツイートをカウントダウンで紹介します。 *** 10位:自分だけのベストアルバムを作

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2022年ベストアルバム10選+α

毎年恒例のベストアルバム。2022年は近年にない大充実の一年になりました。相変わらず偏ったセレクトですが、今年繰り返し聴いた新譜アルバムを選びました。本当はもっとたくさん挙げたかったのですが、ギュッと凝縮してアルバム10枚+特別な3枚の合計13枚(13曲)。泣く泣く選から外した作品もあるのですが、そちらは上のジャケット画像でチェックしてみてください。 * * * 01. Wax Machine - Hermit's Grove ブラジル出身で現在は英国を拠点に活動するラウ

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