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シェアハウスで文化祭!「はちとごの文化祭 -思い出の暮らし展-」がステキな空間。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「『はちとごの文化祭 -思い出の暮らし展-』がステキな空間」というテーマで話していこうと思います。


📚はちとごの文化祭

この半年くらい、お世話になっているシェアハウスがあります。住み開きシェアハウス「はちとご」です。

僕の通う茨城大学のすぐ近くにあるシェアハウスなんですが、「はなれ」と呼ばれる場所をコミュニティスペースとして地域に開放しているんです。大学生はもちろんのこと、仕事終わりの会社員が来たり、近くでお店を開いている自営業の方が来たり、社会人の姿も見られます。

はなれを会場にしたイベントも開催されていまして、ウイスキー会やからあげ会、対話の夜会など様々なイベントが開かれてきました。ちなみに、昨日は僕が「FAVORITE!! -お気に入りの本を紹介する会-」を開催しました。本を紹介し合うイベントです。



そんなはちとごなんですが、もうすぐお引越しするんです。引っ越し先は1キロくらい離れた場所なのであまり変わらないんですが、2年以上の思い出が詰まった場所を手放すわけですから寂しい気持ちがあります。まだ訪れて半年くらいしか経っていない僕ですら物寂しいのですから、ずっと住んでいる人やずっと前から来ている人にとってはなおさらです。

そんなこんなでこの引っ越しを記念いたしまして、管理人のはやぶささんの号令のもと、文化祭をやることになりました。「はちとごの文化祭~暮らしの思い出展~」と題しまして、過去の写真や住人による創作物の展示などを行うイベントです。

展示物の紹介をしていきますね。


①「はちとごアーカイブ」

2年間の写真を時系列順に並べた展示です。今の物件に入居した日のはなれからの写真が1枚目に展示されています。それから引っ越しイベントの写真、みんなで食卓を囲んだときの写真、旅行にいったときの写真、暮らしのなかのささやかな出来事を映した写真……はちとごの温かさを感じられる写真たちが並んだ展示です。


②「はちとごあるある」

現住人のひとりにえりかちゃんがいます。僕と同じ大学生で、来世は猫になりたいそうです。

そんなえりかちゃん、実は書道ガールでして、字がめっちゃ上手なんです。ということで、はちとごの暮らしのなかでよくあることをえりかちゃんに書いてもらったというわけです。

「ここに住むと太る」とか「リビングで寝落ちしがち」とかネタ系のあるあるもありますが、それだけではなくて、「『いってらっしゃい』を言うようになった」とか「管理人はみんなのお母さん」とかハートフルでエモーショナルなあるあるも!


③「深く吸って静かに吐く」

これは、現住人のゆうきくんと、元住人のさきさんのコラボレーション企画です。

今はフリーの動画クリエイターとして活動しているゆうきくんですが、写真も撮る人なんです。一方のさきさんは画家兼イラストレーター。そんなふたりがコラボして、写真とイラストを融合させたコンテンツが生まれました。ゆうきくんが撮った写真に、さきさんがおじさんのイラストを施したもの。なんでおじさんなのかっていうと、ゆうきくんはかわいいおじさんが好きだからです(笑)


④「What We Lost And Hold On」



また、文化祭やっているとき、はなれでずっと流れているのは、はちとごに時々来るたいがくんの曲。先日リリースしたフルアルバム「What We Lost And Hold On」の曲を流しています。

はちとごの住人たちは、そのアルバムの最後に収録されている「読点」という曲をずっと前からよく聴いているんです。かくいう僕も今でも聴き続けているお気に入りの一曲です。

前にたいがくんから聴いたことがあるんですが、「読点」というタイトルには、「どんなに辛い過去であっても否定せずに今を受け止めて未来へ踏み出していく」という思いが込められているんです。幸せな今があるとして、それは過去がつくっているもので、悲しい過去、涙した過去、全てを投げ出したくなった過去も含めてその上に成り立っているものなんだから、それを否定することは今の幸せの自分をも否定することになってしまうんですよね。

終止符を打つのではなく、読点を打つ。区切りをつけるだけでいいんですよね。

「読点」という曲に込められたメッセージは、引っ越しというひとつの区切りを間近に控えたはちとごにはぴったりの曲。「はちとごの文化祭」を、音で彩ってくれています。

個人的には、引っ越しのタイミングで文化祭という決して簡単ではないイベントを開催することは、しっかりと読点を打つ儀式であると思っていて、これで終わりではないけれど新しい未来へ踏み出すためには必要なものなんじゃないかなと振り返っています。



夕暮れ時、西陽が差し込んできてオレンジ色に染まるはなれがステキです。思い出色に染まった空間が、僕は好きです。

お近くにお住まいの方への案内にはなりますが、是非、立ち寄ってみてください。そして、懐かしい気持ちになってみてください。泣いても笑っても今のはちとごはもうすぐなくなってしまうので、この機会に是非お立ち寄りください。イベントのスケジュールは以下の通りです。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20231121 横山黎


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