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【PSYCHOPATH 19】「インフルエンサーとは何か」専門家ではない!?〜分析の果てに見えた真実〜

「見たな?」

今回、この記事を書く上でそう言われた気がしました。

もちろん、相手はインフルエンサーでなおかつ…

"サイコパス"です。


さて、大切なあなたに質問です。

あなたは、「インフルエンサーとは何か」がわかりますか?


インフルエンサーとは、ある種の「エンターテイナー」です。

そして、インフルエンサーのやっていることは「影響力=金  を手に入れるためのパフォーマンス」です。


影響力や金を手に入れるためにパフォーマンスを見せて、「自分を支持する人間」を集めるのがインフルエンサーです。


もっとハッキリ言ってしまうと、インフルエンサーは、「自分に依存する人間」をたくさん作り出そうとしています。

悪意の全くない、そんな意識はしていないインフルエンサーでさえ、無意識にそうしているのです。


インフルエンサーにとってのフォロワー


インフルエンサーにとってのフォロワーとは、影響力そのものです。

そして、影響力=金 です。

この事実は、インフルエンサー本人が否定をしても、覆すことはできません。


理由は、フォロワー数やツイートのエンゲージメントには必ず「金銭的な価値がある」からです。

また、人気が出れば望むと望まざるに関わらず、必ず影響力が手に入るからです。


影響力を手に入れることでできること


影響力を手に入れることができれば、メディアへの露出が増えます。

自分のことがウェブサイトで取り上げられることも少なくはありません。


また、雑誌に載ったり、本が出せたり、テレビに出たりするチャンスもあります。

もちろん、広告を出すことで「広告料」も稼げます。


インフルエンサーが行う悪質な広告


インフルエンサーが広告だと表記をせずにオススメをしている商品には2種類あります。

・単に個人的に紹介をしている場合(非営利)

・フォロワーには広告であることが知らされずに広告料が発生している場合(営利目的=ステマ)

僕には何がステマで何がステマでないかはだいたいわかります。


「私にはわからない」という方は、見慣れない商品なら疑ってみるといいです。

あとは、ネットで売れ筋かどうかや類似品との価格帯やレビューを確認してみるといいです。

僕がツイッターでここ2〜3ヶ月でこれはステマだと確信したのは下着と腕時計でした。

※共に女性用

微妙なものは腐るほどありますね。


ちなみに、ステマは海外では違法です。

理由は「ユーザーを騙す汚いやり方」だと考えられているからです。

また、ツイッターの規約違反でもあります。


ツイッターで重要視されること


ツイッターで1番重要視されるのは「瞬間的な感動」であると僕は考えています。

「何これ面白い!」とか、「わかるわぁ…」とか、「これすげえ!」とか、「こういうの探してた!」とか、「なんか元気でたわ…」みたいな、一時の感動です。

ようは「刺激」ですね。


その「刺激」に付随するのが「支持率」です。

支持率=まわりの評価=RTといいねの数 です。

理由は、それがそのまま 拡散力=エンゲージメント=影響力=金 になるからです。


ですから、ツイッターには、「内容よりも人の興味を惹いていいねをつけさせるようなもの」も多いです。

たとえば、単純に面白いとかいやらしいのがまさにそうです。


ツイッターの情報の信憑性


ツイッターの情報は薄いものも多いです。

実際の印象よりも中身がない、いい加減、むしろ間違っているものもたくさんあります。


その証拠に、ツイッターもGoogle検索の対象であるにも関わらず、そのほとんどがGoogle検索の上位には出てきません。

天下のGoogleに「検索結果に表示させるべきではないと判断されている」からです。


最近のツイッターの典型的な間違った情報の例は、「痩せる味噌汁のツイートがバズっていた」ことです。

味噌汁を飲んで痩せるわけがありませんよね。

こんな、「ハナクソを食べれば空が飛べる」みたいな話が人気になってしまうこともあるのが"ツイッター"です。


インフルエンサーは専門家なのか


インフルエンサーは"専門家"なのでしょうか?

検証してみましょう。


まず、インフルエンサーの書く記事についてです。

インフルエンサーの書く記事は、一部のプロのライターやブロガーが書くものを除いては、検索エンジンの上位にはほとんど表示されません。


理由は、Googleが「単純に質が悪いと判断している」からです。

当たり前ですが、時間を割いて取材をした上で書かれたプロのライターやブロガーが書いた記事に、情報の信憑性でも文章力でも勝てるわけがありません。

残念ながら、大人と子供以上の差があります。


「文章力はわかるけれど、インフルエンサーは専門家じゃないの?」

あなたは、そう思うかもしれませんね。


実はツイッターの専門家のほとんどは、その分野では本当の意味でのトップクラスではありません。

理由はどんな分野であっても、本当にトップクラスであれば「ツイッターでの集客は必要ない」からです。

あなたにはこれが「どういう意味か」わかりますか?


たとえば、世界一の画家はツイッターで自分の絵を売りませんよね?

仮に売ったとしても、たぶん稀なケースです。

じゃあ、世界一のネイリストがツイッターで集客をすると思いますか?

口コミだけで予約が埋まりそうですよね。


仮に、トップクラスの専門家がツイッターにいたとしても、肩書きはその人自身の"職業"です。

「インフルエンサー」と呼ばれることはありません。

また、「インフルエンサーっぽい雰囲気を感じることもない」です。


なぜなら、ツイッターにいても「世界一のネイリストは世界一のネイリストでしかない」からです。

渡辺直美さんが「インスタグラマー」ではなく"芸人"と呼ばれ、「誰からも"芸人"として認識されているのと同じ」です。


この話の流れで、トップクラスのパーソナルトレーナーも、「わざわざツイッターで集客をする必要がない」のもわかりますか?

トップクラスのパーソナルトレーナーは、クライアントや仕事に困りません。


つまり、"僕は凄い人ですよ!"と「ツイッターでアピールをする必要がない」わけです。

仮にツイッターにいたとしても、彼の肩書きはただの"パーソナルトレーナー"です。

インフルエンサーではありません。


さて、ここで問題です。

優秀なパーソナルトレーナーとは、どんな人でしょう…

か!?


はい。

本当に優秀なパーソナルトレーナーは、「日本人であっても、あまり日本にいない人が多い」ですね。


だいたいは大学で専門分野の勉強をしたあと実務経験を積んで、関連資格も持っていて留学や渡米の経験もあります。

元金メダリストとかチャンピオンとか元プロスポーツ選手の人もいます。


少なくともツイッターで集客や情報発信はやっていないと思います。

もちろん、ムッキムキのゴリマッチョです。

でなければ、多種多様なクライアントに対して「必要最低限の安全を確保できない」からです。

わかりますか?

「必要最低限の安全が、ゴリマッチョでないと確保できない」のです。


上のレベルになると、最低でもアメリカで通用する資格を持っていて英語が話せてゴリマッチョでないと、パーソナルトレーナーとして誰にも信用もされません。

そして、「どんな男性や女性にも対応ができて、プロのアスリートやチームの指導もできて、なんなら施設の運営や管理、経営までできてこそ一流」です。

知識量と経験が違います。


「パッと見で凄い人とわかる」ので、"凄いですよ!"と自分で言う必要がありません。

その体型と知名度が説得力と名刺がわりです。


途中であなたはハッとしたかもしれませんが、みなまでは言いませんが、つまりはそういうことです。

一流のパーソナルトレーナーに、ちょっと筋肉があるぐらいのおっちゃんお兄ちゃんはいません。


そもそも、女性でも種目によっては扱う重量はそれなりになるのに、「ちょっと筋肉があるぐらいのお兄ちゃんでは危ない」と僕は昔から思っています。

少なくとも、僕は自分の知り合いをそんな人には任せません。


結局、インフルエンサーとは単に"ネットで頻繁に情報発信をしている人の中で、その分野に関して影響力を持つ人"のことです。

トップクラスの専門家ではありません。


インフルエンサーはエンターテイナー(まとめ)


ツイッターは、情報のデータベースである以前にエンターテイメントです。

つまり、ツイッターとは「刺激」が重要なエンターテイメントパークでもあるということです。


ですから、インフルエンサーはエンターテイメントパークでパフォーマンスをする人です。

ようするに、インフルエンサー=エンターテイナー です。


特にインフルエンサーを集団で考えた場合は専門家の集団ではありません。

絶対に違います。

専門分野の話をするのがうまい「エンターテイナーの集団」と考える方が適切です。


ちなみに…

意図的に影響力や金を手に入れてインフルエンサーになろうとする者にサイコパスは非常に多いです。

もちろん、単なるユーザーにもサイコパスやサイコパスの気質を持ち合わせる者は非常に多いです。

ツイッターとはそういうところです。

--PHYCHOPATH

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