ともちゃん@シドニー

2000年〜シドニー在住。家族は、夫、娘2人、猫2匹、にわとり2羽。 2024年〜CN…

ともちゃん@シドニー

2000年〜シドニー在住。家族は、夫、娘2人、猫2匹、にわとり2羽。 2024年〜CNVC認定トレーナー。 2018年〜NPO法人リスニングママ・プロジェクト認定ボランティアリスナー。 趣味は、NVC(Nonviolent Communication)を学び、実践し、伝えること。

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人に届くには何が必要なのか?魂の架け橋となる「視点の取り方」の力

人に届くには何が必要なのか?魂の架け橋となる「視点の取り方」の力 ミキ・カシュタン かつて、私の人生から去っていったある人物と交わした極めて困難な会話の中で、その人物が言った言葉が私の心を捉えて離さない: "あなたの靴の中まで歩くことはできても、その中に完全に入ることはできない"。8年経った今でも、このギャップと、後に彼が選んだ断捨離との関連性が気になるところです。それ以前にも、1993年に非暴力コミュニケーション(NVC)を学んで以来、他人の靴の中を歩くということが実際に

    • 豊かさ、不公平、ニーズ、特権

      豊かさ、不公平、ニーズ、特権 〜 ミキ・カシュタンリンク (以下は、DeepLで機械翻訳したものに少し手を入れたものです) 私はギフト・エコノミー(贈与経済)の実験に深く関わっている。私が組織と取り組んでいること全体は、敵対的な関係やシステムから、人間関係のすべてを協力的に見直すことへの大転換を支援することにある。私はこのほど本を出版し、その中で、完全に協力的で、贈与とコモンズの復活に基づく可能性のある未来についての私のビジョンを述べた。 自分の仕事を提供し、人々がサー

      • NVC「鍵となる重要な差異(KD)」③

        KDについての過去のnote ① NVCの重要な差異(KD)  ここには、現在のCNVC認定トレーナーを目指す人やNVCを学び、  実践し、伝える人のためのリソースが書かれている通称CPPと呼ばれる  「認定プロセス小冊子(Certification Process Packet)」に載っている  25つのKD+14つのKDを載せています。 ② NVC「重要な差異(KD)」の新"追加"リスト  ここでは主に探求例とミキ・カシュタンさんとインバル・カシュタン  さんが見つけた

        • ニーズの言葉でなぜ心が動くか、共鳴が起こりやすくなるのか

          NVC+村上春樹さん+河合隼雄さん経由のユング ニーズの言葉でなぜ心が動くか、共鳴が起こりやすくなるのか、について、NVC+村上春樹さん+河合隼雄さん経由のユングについて齧って自分なりに気に入っている視点を通して書いてみました。 遠回りに感じるかもしれないけれど、そして、なんの有益性もないかもしれないけれど、まぁ、興味があれば読んでみてください。 ①まずNVCのところから  NVCで使っているニーズの言葉は、「つながり」「信頼」「調和」など、抽象度の高い言葉です。

        人に届くには何が必要なのか?魂の架け橋となる「視点の取り方」の力

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        • NVCを深める
          18本
        • Miki Kashtanさん
          13本
        • ともみのNVCの学びのシェア
          55本
        • つれづれなるままに
          4本
        • 心理学など
          3本
        • さまざまなワーク・ワークショップ体験
          5本

        記事

          内側にあるもの、外側から見えること

          鈴木重子さんと安納献さんというCNVC認定トレーナーさんの講座が気に入って何度か受講しています。 今年1月には、福岡で対面のワークショップを開催されていて、私も一時帰国中だったので、えいやっと参加しました・ (えいやっ、は帰国中でその時間を捻出したり、移動や宿泊費などが予定外の出費や負担になったので、心の「いきたい❤️」に頭と体が答えた感じになります笑) さて、お二人の「いのちの源泉」というシリーズものの講座がありまして、その講座に参加した人は、OBコミュニティというもの

          内側にあるもの、外側から見えること

          力の行使について

          共感バディとミキ・カシュタンさんの「非暴力のための力の行使は矛盾しているのか?(Is Nonviolent Use of Force an Oxymoron?)」を読んでいました。 そして、その記事の主題である部分を読んで、ますますここの辺りを自分の中に落とし込みたいと思っているので、忘備録的に投稿します。 ここの辺り、とはここ↓ ミキの文章は、入り組んでいる(関係代名詞がたくさん入っていたり…)ので、DeepLにかけてうまく日本語になりにくいこともあるのですが、以下に

          力の行使について

          「不本意な現実」におすすめは「嘆き」

          アドラー心理学でいう「不本意な現実も実は自分が望んでいることなんだよ」というのが、「そうかもな」という部分と、「いや、それにしてもこれは望んでいないよ?」という部分があって、どうもしっくりきていなかったのですが、昨日「個人のキャパと使命」というタイトルのnoteを書いたら、少し思考が整理されたので、もっと整理するために、とりあえず書いてみます。 「いや、でもその、あなたが嫌だって言っている不本意な現実を望んでいるよね?現に、そこにつながる言動してるってことだよね?」 と言

          「不本意な現実」におすすめは「嘆き」

          個人のキャパと使命

          昨日から考えていたことと、今日のMiki KashtanさんのクラスでMikiが言ったことが響いたので、忘備録的に書き留めておきます。 (トップの写真は寒い日にくっついて寝ることで暖をとるうちの猫🐈🐈) そもそも、昨日から考えていたことは、この数年ずっと模索していることです(問い①)。それが、最近になって、どうしたらこの質感を自分の中に持ち続け、そして他の人にも味わってもらってそこへの憧れを(相手の中に少しでもあるのであれば)増幅できるだろうか?という問いも足されて、かなり

          個人のキャパと使命

          「私のこと愛してる?」 (NVC)

          KDにもある「愛」についてマーシャルがユーモアたっぷりに説明している動画に字幕をつけました。 (下はサムネのスクショなので、上のリンクから飛んで、  6つ目の動画をご覧ください) CPPに載っているKDは、「行動としての愛 vs 感情としての愛、ニーズとしての愛」です。 ぜひご自分でも探求してみてください❤️

          「私のこと愛してる?」 (NVC)

          お金と(お金に換算する)価値について

          最近探求して書いているお金と価値に関すること(注1)と、NVC仲間のまささんのお金の投稿(注2)が、私の中で勝手にオムニバスになって、探求・究が進んだので、忘備録的に書いておきます。 注1:りんご1個の値段と400ドルの時給    お金がないと食べ物が手に入らないのか? 注2: お金について(試し書き)その1                  その2

          お金と(お金に換算する)価値について

          お金がないと食べ物が手に入らないのか?

          今年に入ってからりんご1個の値段と400ドルの時給、などに関しても考えていたからか、また気づいたことがあったので、私の探求・究と成長の記録として書き留めておきます。 書いちゃったら「そうだけど?」とあっけないことなんですが、今回の気づきは、 「お金がないと自分が生きていくのに必要な食べ物が手に入らないのか?」   ↓ 「あれ?食べ物は一応あるよね???」  すでに自然界にあるもの(雑草と呼ばれるものや実がなっているもの)  や  農家など食べ物を作ってくれている人、運んで

          お金がないと食べ物が手に入らないのか?

          マルティン・ブーバーの我と汝

          NVCの本P166に書いてあるマルティン・ブーバーの「我と汝」について、私の理解を書いてみます。 私が書きたいことの記載箇所はここ(P337にも関連箇所あり): これ、読んでいるだけだとわからなかったので、”マルティン・ブーバー「我と汝」”で検索して出てきたものをいくつか読みました。 ここからは私なりの解釈です。 そして、 その後、 こんな思考から、かくして、マルティン・ブーバーの言う「同じように見えても、人生におけるあらゆる状況が、生まれたばかりの赤ん坊のように

          マルティン・ブーバーの我と汝

          What is(本人がいるところ)で出会う③ 〜すれ違い 〜 失敗クラブ

          この記事は続きものです。 ①はこちら ②はこちら ②の終わりに書いた3つの問いを繰り返します。 ・ 私も相手も誰もが最善を尽くしていて、誰も悪くないとしたら、   この状態をどう捉えることができるのだろう? ・ 応援したい気持ちや、こうだったらいいな、と望み、望んだ通りで   あればお祝いしたい気持ちがすれ違い、ストレスになるのはなぜなの   だろう? ・ そして、それが本当に応援やお祝い、ニーズを満たす力として発揮   できるとしたら、それはどんな感じなんだろう?

          What is(本人がいるところ)で出会う③ 〜すれ違い 〜 失敗クラブ

          What is(本人がいるところ)で出会う② 〜すれ違い 〜 失敗クラブ

          ①はこちら ③はこちら その後、少し時間がたち"応援”を素直に受け取れるようになりました。 そして、数ヶ月後…。 全くの別件で、私が”もしかして〇〇が起こって突破口が開けるのかな?"と思ったことがありました。 それで、それに関係している人に「想像なんだけど、もしかして突破口が開ける感じがあるの?」と聞いてみました。 そうしたら聞かれた人(私が聞いた人)から「なんの話か全くわからないし、それを聞きたい意図と目的が知りたい」と返ってきました。 「そうか、〇〇が起こるの

          What is(本人がいるところ)で出会う② 〜すれ違い 〜 失敗クラブ

          What is(本人がいるところ)で出会う① 〜 すれ違い 〜 失敗クラブ

          意図がいわゆるポジティブでも相手に受け取られないことがあります。 例えば、まずわたしごと(私事)で言うと、私はCNVCという組織の認定トレーナーになるプロセスを歩んでいる。CNVC認定トレーナーになりたい、と表明し、さまざまな角度からのエッセイなどを書き、アセッサーを見つけCNVCに登録されると「認定トレーナー候補生」になります。 現時点ではアセッサーが少ないため候補生もアセッサーが人間的なつながりを持てる人数に限定されるため、認定トレーナーになりたい人がいることを考える

          What is(本人がいるところ)で出会う① 〜 すれ違い 〜 失敗クラブ

          りんご1個の値段と400ドルの時給

          ここ数ヶ月、「値段について」を考えていました。 具体的に考える時には、りんごの値段と金融ブローカーの時給の関係について、例えば、りんごが1ドルだとして、金融ブローカーの時給が400ドルだとしたら、金融ブローカーの1時間がりんごの400倍の価値だということなのか? 私の中では「違う」という感覚があるのに、お金に換算するとそう見える。 一つには、地球から、太陽から、宇宙から受け取っているものに値段がついていなくて、人間がすること作ることに値段がついている、というのに気づいて

          りんご1個の値段と400ドルの時給