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アートの素晴らしさとは

僕は最近アート、特に絵画にハマっている。

最近とは言っても、約半年くらい前からよく美術館に訪れるようになった。

アートってなんだか理解しがたいし、なんでこの作品にこんなに高値がつけられているのかわからないと思うこともあるし、みなさんもきっとあるだろう。

作品の価値はどこにあるのか?

この問いに対する一般的な回答の一つは、その作品を作るために使われた技法がこれまでとは全く違って新しいこと、と何かの媒体で見聞きした記憶がある。

今現時点でその作品を見ると、絵が上手な人なら同じくらいのクオリティの作品が作れるのでは?と思うが、それが作られたタイミングではまだまだその表現技法が確立する前に作り上げられたものであるため、そこに価値が発生しているらしい。

何百年も前にこんなにも写実的に絵を描く技術イメージ力表現力道具などがあったと思うと少しはその価値が理解できてくるかもしれない。

僕が個人的にアートにハマっている理由はこれに近いかもしれない

僕がアートにハマっている理由というのは、「答えのない問いを自分に投げかけ、自分の感情や思考を作品として表現している」ということである。

僕を含め、日本人はこれまで義務教育や高等教育で正解のある問いに対する答えやその過程というものを評価されてきた。

1つの問いに対して、考え方はいろいろあっても最終的には同じゴールに集約される。

その答えが正解ではないと、バツとして点数を引かれることになる。

海外の学校教育事情は知らないが、日本人は特にこの正解にこだわるように教育される。

僕もその一人で、様々な場面で正解は何だろうと無意識に思考を巡らせてしまうことが多い。

高校を卒業して大学生、社会人となると徐々に正解のない問いに対して自分なりの答えを導く場面が増えてくる。

就職活動なんてまさにその一例だ。(僕は現在、就活真っ只中です)

世間一般的に優秀な人しか入れないと言われる会社はあっても、その会社に就職することが自分にとって正解かどうかは分からない

自分が将来何をやりたくて、どの会社に新卒として入社することが正解なのかは誰にもわからないし、その正解というものは存在しない

話を戻すと、「正解のない問いに思考を巡らせ、自分なりに表現する

これが僕がアートにハマっている理由だ。

肖像画や風景画はそれなりに答えのようなものがあるようにも思う(表現の仕方は人それぞれだが)が、抽象度が限りなく高く5歳児でもかけそうな、何が描きたいのかよくわからない作品であればあるほど、その人の思考やパーソナリティが表現されるため、なお良い、と考えている。

これはアートに限った話ではなく、漫画や映画、ドラマ、小説などを作っている人や、音楽として歌詞や楽曲を作っている人も含まれる。

英語の「artisit」がどこまでの職業の人を指すのかはわからないが、この言葉がすごくしっくりくる気がする。

僕も将来的にはこの「答えのない問いに対して自分なりに表現する」というこれまでは一切やってこなかったことにたくさん触れていきたいと思っている。

それが他人から支持されようがしまいが、関係なく自分の新たな学びや気づき、成長につながることは確かだし、まったく違った自分に出会えるように気もしている。

最後に僕が今読みたいと思っているアートに関する本を紹介しようと思う。
(読んでよかった本ではなく、読みたいと思っている本です笑)



これを読んでアートへの興味を持ってくれる人が一人でもいれば嬉しいです。

ここで僕の作ったアート作品が紹介できる日が来ることを楽しみにしています。
(死ぬまでには1つくらい紹介できるようになりたいですね笑)


では、また。

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