【英会話】「That's a good question!」の本当の意味とは
「That's a good question」の意味をみなさんはどのように捉えていますか?
日本語に直訳すると、「それはいい質問だね」となるかと思います。
もちろんこれは間違いではありませんし、そのように会話中に理解しても、問題なく会話を継続することができます。
ですが、この「That's a good question」をネイティブは
「それはいい質問だね」
という意味では使っていないことを最近学びました。
正確には「それはいい質問だね」という意味で捉えることもできますが、日常会話では別の意味として、別のシチュエーションで使っているように感じます。
では僕が思う、この「That's a good question」に最もふさわしい日本語訳は何なのか。
それは、
「それどうだろうね、分からないなぁ」
です。
僕が「That's a good question」に日本語訳を当てるとすると、これになります。
実際に使われた会話として、僕がアメリカに来て間もないときにバスの路線がイマイチ理解できず、近くにいた男性にここに行きたいんだけど、ベストなバス停ってどこですか?とスマホの画面を見せながら聞きました。
数秒スマホを見つめた後に、その男性は「That's a good question」と言いました。
というのも、僕がその時いた場所は2つの路線がある場所のちょうど真ん中あたりで、どちらのバス停がベストであるかは何とも言えないというような状況だったのです。
そして、この男性は自分でスマホで何かを調べたのちに僕に、「Um… maybe… 」と話し始め、一方のバス停がいいと思う、ということを提案してくれました。
この男性はどちらのバス停が僕にとって便利なバス停であるか、何とも言えずわからないというような状況で発した「That's a good question」でした。
このように、「That's a good question. Maybe I think ~」と「わからないけどたぶん~」というように使われるシーンを何度か経験しました。
このように日本で英語を勉強しているだけでは学ぶことのできない、そのフレーズや単語に対してネイティブが抱いている感覚を知ることができるということは、英語学習という点から見てとても楽しく興味深いものです。
実際に現地に来るとこういう体験ができるのでとても楽しいです。
前回の「unlucky」に続き、「That's a good question」に対しても、よりネイティブが抱いている感覚をお伝えできていれば幸いです。
みなさんもぜひ、「That's a good question」使ってみて下さい。
では、また。
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