(読書)今、ここを生きる、マインドフルネスの本質を学びました。
おはようございます!
今日はこちらの本の紹介です。
マインドフルネスについてチベット僧であるリンポチェさんから学びたく、購入した本です。
ヨガ講師をやっていた経験からいくつか瞑想の記事を書いていますが、こちらの本は秀悦でした。
良かったと思う内容をご紹介します。
皆さんのお役に立てれば幸いです。
・仏教とは、「肯定的に目覚めること」である!
本では、仏教の訓練とは「自分の思考や行動を変えてよりよい人間になる」というよりは、
あなたの人生や環境がどうであっても、
「あなたはすでに善であり、全体であり、完全である」
ということだといいます。
これは、自分の心にもともと備わっている潜在的な力を認めることであり、
「今、ここで、あなたはすでに本質的にあなたが望む以上に完全であり、よきものである」ということを認めることです。
シッダルタが深い瞑想から出てきたとき、彼はブッダ=目覚めた人、になりました。
人間の本性の持つ、完全な、潜在的な力に目覚めた人、になったのです。
・瞑想とは、「自分の思いを見ること」!
瞑想をやろうとすると、浮かんできた考えを「判断」しはじめます。
自分の習慣が作る思考や感情、感覚について、
「おお、そういう感覚が起こっているな」と思うことで、その力が消えるのです。
ただ、気持ちを見守るだけで、その習慣の塊が薄まるそうです。
瞑想中は、見守るだけでOKなのです!
・「自分の像」がそもそも間違っている
ほとんどの人は、自分のことを「不安に満ちた、限界のある人間」だと思っています。
チベット仏教の修行を積んだ人は、経験から確信をもって
「あなた自身が慈悲の中心であり、完全に悟っていて、自分だけではなくすべての人のために最善をつくす力がある」
と言います。
神経細胞によって習慣的に形成された自分自身についての像を、本当の自分だと思っているそうです。
その感覚は、瞑想によって、気づきによって、克服できるといいます。
・無と空は違うもの!
「(無)あるものがなくなる」と「(空)ない」は根本的に異なると言います。
私はこの本でこちらの考え方が一番面白かったです。
「安心」とは、その場ありのままの自分という自由であり、「あったものがなくなったもの」ではなく、「ない=自分としてある」という感覚です。
自分という本性を知れば、苦しみから解放されます。
本性の「ホームシック」にあるのが自分自身。
空とは同時に在であると気づくことなのかもしれないですね。
狭い「経験」と「悟り」は異なることである一方、一時の至福を感じればそれがまた執着を産むことにもなりそうですが・・
・瞑想によって気づく、慈悲の心!
スタバのコーヒーを買うことにもたくさんの人がかかわっています。
他者に対するのに慈悲を用いることで、自分の生活の質も向上します。
最終的には利他の心を持つことなのだな・・と思います。
マインドフルネスになることで、自分が空であり、宇宙そのものであるということを感じると、自然と周りの人への慈悲の心も湧いてくる。
それによって幸せな人間関係も築ける。
ということで、瞑想はいいことだらけですね。
以上、まとめてみました!
瞑想は適当にやるのがポイントです。
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