RiverForAll

「個をひらく」一人ひとりの物語はやがて流れとなります。それら支流は集まり、やがて大きな…

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「個をひらく」一人ひとりの物語はやがて流れとなります。それら支流は集まり、やがて大きなうねりとなっていきます。その大きな流れも起点は、一人ひとりの「ひと雫の物語」なのです。 さあ、世界を動かす一滴を、落としてみよう Go with the flow!

最近の記事

レバレッジポイント(Y Y)

仕事に関して、最近もやもやと考えていたこと。 やった方がいいことは無数にある中で、本当に、今いちばんやるべきことはこれなのか?自分も含め、一人ひとりが「これこそがまさにこの会社において自分がやるべきことだ!」と思えるような、確かな目的が足りていないのではないか。そして、その目的とは一体なんだろうか? 自分自身に関して言えば、もともとは、「この世の中が殺伐として、利己的であることが当たり前みたいになっているのは、仕事はお金をもらうための手段だと考えている人が多いからだ!もっ

    • 決断の根拠

       私は今まで何を根拠に決断してきたんだろう。 朝ごはん何食べようかな~という小さな決断もあれば、離婚しよう!会社辞めよう!なんていう自分としては大きな決断もあったり。。 アタシって日々何を根拠に決断してるんだろう。 左脳的なアタシ ふだんのアタシは左脳をフル活動して、ロジカルに定量的に考えていることが多い。 基本、 ◆気分 < 効率 もっともらしい根拠を作って決断している時はルーティン含めてカンタンな決断、予測含めて経験値が効くモノゴトであることが多い。 ◆左脳的

      • 「呪われた夢」(Y Y)

        先日金曜ロードショーで宮崎駿監督の「風立ちぬ」をやっていて、娘たちが見ていたので一緒に見た。映画館でも見たので2回目だったが、あまり覚えていなかったので新鮮な思いで見た。 「空を飛びたいという人類の夢は、呪われた夢でもある」 映画の中で、この「呪われた夢」というフレーズが何度か出てくる。殺戮と破壊の道具になるということが分かっていながら、主人公の二郎は美しい飛行機を作りたいという夢に妥協することなく生きていく。 現実的な視点から見れば、国のため・技術の進歩のためという大

        • すべての源は内発的動機に通ず。でも一般人は内発的動機に辿りつけるか?(MASA)

          最近内発的動機の重要性を耳にする機会が増えてきた。私の所属する企業では昨年、社内起業家育成支援プログラムがスタートしたのだが、その第一段階の選考過程でも「内発的動機が評価基準の6割です」というような形で、その重要性がアピールされていた。この内発的動機というワードが、かなり流行っているせいもあり、表面だけしか捉えていない“内発的動機”が横行し始めているように感じる。つまり、「個人のやりたいが表れていればそれは内発的動機によるものだ」くらいの緩い使われ方が増えている気がするが、私

        レバレッジポイント(Y Y)

          自己否定力をかける(SJ)

          全く受け入れられないような突飛な考えや事象に出会った時あなたはどうしますか? パラダイムシフトという言葉に馴染みのある方は多いと思う。 既存の「枠組み」=価値観、世界観、思想、認識といったものが覆されること、とざっくりここでは言うことにしたい。 分かりやすい例は、天動説を地動説が覆したことだろう。 子どもとプラレールで遊んでいる時、最初の頃は一本のループを作ってみせて、そこから少し複雑にしていき分岐路を作ったりしていると、気づいたら壊されている。わざとかと思うくらい、

          自己否定力をかける(SJ)

          ペルソナとわたし(YS)

          ペルソナ:笑顔 「いつも、笑顔だよね」 「あなたがいると、場が明るくなるよ」 私は、ワクワク、楽しいことが大好きだし、 自分自身も周りも、明るく笑顔が溢れる状態になることを常に望んでいる。 (ストレングスファインダーNo1は「ポジティブ」) そういう言葉をかけて貰うと、とても嬉しいのだが 本当の私は果たしてそうなのだろうか。 メンタルモデルを学ぶ中で 「人間には必ず痛みがある」と言われた時に 「痛み?」と思った自分に愕然とした。 「痛み」が存在しないのではなく、「痛み

          ペルソナとわたし(YS)

          「誰ひとり取り残さない」ということ(CA)

          「誰ひとり取り残さない」は、そもそもどこから?SDGsの認知度が高まるにつれ、「誰ひとり取り残さない」という言葉を耳にする頻度が増えてきた。 SDGsは、そもそも、2015年の国連持続可能な開発サミットで採択されたアジェンダ2030に、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、掲げられた宣言および目標だ。 そして、「誰ひとり取り残さない」は、その宣言文書の前文と宣言に繰り返される文言であり、概念だ。 この文書を読むたびに、私は感動してプルプル、そしてうるうるしてしまう。

          「誰ひとり取り残さない」ということ(CA)

          ぼくには目が4つある(hm)

           ぼくには目が4つある。そのことに気がついたのはいつのことだろうか。もうずっと前のことなので曖昧だ。小学生の頃だったのか、中学生の頃だったのか。  その目は、眼球のずっと奥の方、後頭部を突き抜けて、更に50センチくらい後ろにある。そして、そこから、腕を組んでジッと、自分と相手を眺めている。  ぼくは、その目に気づいてから、これまでと同じように喜怒哀楽を表現できなくなった。どんなに楽しい話をしていても、“彼”に見られていることに気がつくと、自然に笑うことができない。何だか、全

          ぼくには目が4つある(hm)

          誰のどんな課題を解決したいのか(Harada)

          タイムリミットの2025年が刻一刻と迫ってきている。もう2021年も半分が終わろうとしている。 今年の3月、自分が嫌いになるほど内省して、お前は何のために存在するのかと問い詰めて、発狂しそうな思いの中でギリギリ出てきた答えが「人を元気にする、人を勇気づける」だった。 あれから3か月。変わったこと、変えたこと、変えられていないことは何なのだろう。 内省を通して、自分は自然に関心があることを強く認識した。独身だった頃の趣味は、週末に早朝から自転車に乗り、川沿いや海沿い、山の中を

          誰のどんな課題を解決したいのか(Harada)

          自由と責任(Kazuaki Mizuchi)

          小さい頃、僕の両親は僕にラグビーをさせたかったらしい。何回か社会人のラグビーの試合を観に連れて行かれたの覚えている。 中学校の部活で一番人気はサッカーだった。僕が中学校に入学した1993年はJリーグが発足した年、ドーハの悲劇の年。サッカー人気は凄まじかったので当然と言えば当然だった。 サラリーマンになって、多くの同僚がゴルフを始めた。「サラリーマンとしてゴルフくらいできないとね」と言う同僚に御徒町の中古ゴルフクラブ屋に連れて行かれたのを記憶している。 結果として、、僕は

          自由と責任(Kazuaki Mizuchi)

          Born Again Now (まっちゃん)

          陽性だったよ この時期にこんな言葉を聞くとコロナの話かと思うだろう。 しかし、我が家では喜びの言葉が続いた。 その日試していたのはコロナ検査キットではなく妊娠検査キットだったからだ。 彼女と付き合い始めたのは2008年。12年間という長すぎる恋愛期間を経て 昨年結婚した。 『披露宴をするまでは子供を作らない』と言っていた彼女だったが、披露宴が終わるとすぐに産婦人科に通い始めた。 今年で35歳という年齢や不妊治療をしている友達の話を聞いている影響か、色々トライする前から

          Born Again Now (まっちゃん)

          世界認識を2度裏返し、本分と領分を知る(Y Y)

          4月の定期異動で部署が変わり、新たな職場で新規事業開発促進の仕事に携わることになった。 これまで、仲間と共にゼロから立ち上げ、リーダーとして全てを賭けて取り組んできたプロジェクトからは離れ、また改めて新しい職場で、会社や組織、そして自分自身を見つめなおす機会を得ることになった。これまで没頭してきたプロジェクトから離れることに寂しさはあるけれども、自分自身の役目は果たしたような一定のやり切った感もあり、心残りはない。 当然ながら新たな職場にも、やるべき事や本質的な課題はいくら

          世界認識を2度裏返し、本分と領分を知る(Y Y)

          循環を取り戻す。それがサステナブル。(MASA)

          「食物連鎖」 この言葉に初めて触れたのは小学生の理科の授業だったと思う。こんなピラミッド図と共にインプットされたことを思い出す人も多いのではないだろうか。 この言葉は私の世界観に大きく影響を与える言葉となった。 この言葉が私の心に刺さっている理由は、幼少期にいじめに遭い、中高時代にスクールカーストの底辺を歩み、それ故に強者と弱者を強く認識するようになったことにあるのかもしれない。そんな学生時代にブームのさなかにあった「るろうに剣心」で「瀬田宗次郎」が自身のバイブルとしてい

          循環を取り戻す。それがサステナブル。(MASA)

          就職について思い出すこと(hm)

           リクルートの時期になると思い出すことがある。それは15年以上も前、就職面接の前日の話だ。  僕は履歴書の家族構成欄で手が止まっていた。と言っても、何も書きにくいことがあったわけではない。僕の家族は父と母と妹で、今でも仲が良い。でも、もう一人うちには家族がいた。ペットのはなちゃんである。  はなちゃんは僕が中学1年の時に保健所からやってきたメスの雑種犬で、それから19年もの間、一緒に過ごした。どこの家でもあるであろう様々なトラブルも共に乗り越え、というかはなちゃんのおかげで、

          就職について思い出すこと(hm)

          アート(SJ)

          小さい頃を思い返すと、家族が寝静まってから、 詩というか、言葉を綴る時間が好きだった。 学校ではあらゆることに成績を付けられ 競争に晒されていることを見て違和感を覚えた。 細かくは覚えていないが、人にはどこかに得意なこと(才能)があり、 「みんな、それぞれ一等賞」みたいなことをノートに書いていた。 過去を振り返って、こうして文章に書くのは少しこそばゆいが、 幼い自分なりに違和感に対する答えというか、 競争社会に対して納得感を持とうとしていたのだろう。 当時の語彙力の問題

          アート(SJ)

          ギフトと負債(ざびこ)

           先月51歳になった。  私は東京に生まれ、小中高校は東京の公立学校、1浪1留して早稲田大学を卒業し、塾講師となった。日本で研修をした後、海外の帰国子女向けにシンガポールで日本の受験勉強を教える予定だった。 父からのギフト 社会人となって2ヶ月目、初任給をまるっと両親に手渡した1週間後、父は脳出血で突然死し、母は軽い鬱病になった。 父の第一発見者は私で、「笑っていいとも!」が終わる時間になっても居間に降りてこない父を起こそうと階段を一段上がった瞬間に、父は死んでいると分

          ギフトと負債(ざびこ)