フクッシー

雑多で適当な備忘録を。

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記事一覧

勝手に翻訳!スペイン史①

はじめに Historia de España というサイトから引用した、イベリア半島の歴史に関する文章を、スペイン語から日本語へ勝手に翻訳していきます。 記念すべき第一回は、Em…

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スペイン語で「アボカド」って

どうも、語学オタクです。 最近はスペイン語を勉強しています。 言語交換アプリで知り合ったスペイン語圏の国々(países hispanohablantes)の方々と交流していますが……

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雑すぎた短編「もう一度母と呼んで」

 あなたが亡くなってから何年経ったでしょうか――  私には一瞬にも、百年にも感じられます。  あれは初夏、忘れもしません。じめじめとした梅雨が過ぎ去り、燦燦とし…

日記(?)

スペイン語で日記を書こうと思い、まず日本語で書いてはみたものの、途中で捻くれ始め、実力のない太宰治のような文章になってしまった。 よって供養目的でここに投稿する…

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個人的Svemirko楽曲ランキング(雑)

クロアチアにSvemirkoというバンドがいる。 いい。 めっちゃいい。 ので、勝手にランク付けして紹介する。 1位:Dizajnerica Laura 2ndアルバムの一曲目。 郷愁的なシ…

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あとで書く小説(無題2)

沈みゆく自我。 世界の理と絡み合う―― そして、意識が浮遊する。 そのような漠然とした感覚が、私を掴んで離さなかった。 そのまま、身体の中央に位置する、裏の世界…

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メンヘラポエム

葬送も、追憶も、何もいらない 望むのは、早々に消え去ること 誰からも愛されず 誰も愛さず わずかな残滓すら置いていくことはなく 老いてなお、暫時、哀愁に生きる 安…

怪文書「論理の崩壊」

 私は一人、悪意で満たされた泡沫のなかで、陽炎のように舞う。  窓際には、誰かの放射性同位体で構成された、ショートケーキが一つ。  原子を一つ一つ、味わうように…

雑パスタ 〜That's a pasta〜

雑レシピ。 それだけ。 下記する。 1.にんにくと鷹の爪をオリーブオイルで炒める 2.玉ねぎを炒める 3.トマト缶とツナ缶を入れる 4.タイム、オレガノ、黒胡椒を入れる …

Wikipedia、侮れん

Wikipediaって侮れないよねってつぶやき。 以下、ウィキで知った歴史用語を自分用のメモも兼ねて。 ・Ashurbeyov(アゼルバイジャンの貴族) ・Anton Wilhelm Amo (18世紀…

供養レジュメ「ジャディディズム」

序文 この記事は、筆者が中退した大学のゼミ、そこで書いた「ジャディード運動」、別名「ジャディディズム」についてのレジュメを供養する目的で書いた。それだけ。  て…

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昔のツイッターに書き込んだ感情

純度の高いアルコールのように揮発し 消えたい そのまま人々の追憶からも逃れ 存在すら虚空の彼方へ あるいは、身体と精神、 この両者が異なる次元へと 流れて出ていって…

小説に使えそうな文章のメモ代わり

 アパートの一室。  私は氾濫した感情に揉まれていた。  床には、先ほど潰しそこねた羽虫が落ちている。  半殺しにしたためか、苦しそうにもがいていた。  私はそれを…

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その他イラスト

イラスト「スーフィー」

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暇つぶしイラスト

勝手に翻訳!スペイン史①

勝手に翻訳!スペイン史①

はじめに

Historia de España というサイトから引用した、イベリア半島の歴史に関する文章を、スペイン語から日本語へ勝手に翻訳していきます。

記念すべき第一回は、Emirato de Córdoba についてです。

なぜいきなり8世紀からなのかと思われるでしょうが、理由は至極単純。
私の推し国家が後ウマイヤ朝だからです。(´・ω・`)

原文&和訳

Emirato De Có

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スペイン語で「アボカド」って

スペイン語で「アボカド」って

どうも、語学オタクです。
最近はスペイン語を勉強しています。

言語交換アプリで知り合ったスペイン語圏の国々(países hispanohablantes)の方々と交流していますが…….
いやはや、

地域差が大きい

ということが実感されます。

一例として「アボカド」ってありますよね。
そうです、醬油をかけて食べるとマグロの味がするらしい、あの。
知らんけど。

どうやらアボカドはスペイン語

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雑すぎた短編「もう一度母と呼んで」

 あなたが亡くなってから何年経ったでしょうか――
 私には一瞬にも、百年にも感じられます。

 あれは初夏、忘れもしません。じめじめとした梅雨が過ぎ去り、燦燦とした太陽が鬱陶しくも頼もしく照り輝く季節でした。

 あなたは夏休み、自由研究の課題に昆虫採集を選びました。あなたはまるで精兵のような顔つきで、アゲハ蝶を捕まえるぞ、と意気込んでいました。しかし同時に、隠しきれぬ可愛らしい高揚感にも包まれて

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日記(?)

スペイン語で日記を書こうと思い、まず日本語で書いてはみたものの、途中で捻くれ始め、実力のない太宰治のような文章になってしまった。

よって供養目的でここに投稿する(?)

日記

 今日は良い天気だった。
 清涼感のある風も吹いており、さぞ心地良かったことだろう。
 だが、私はその一端しか味わうことができなかった。
 なぜならば、私の職場は仄暗い地下室にあるからだ。
 毎日そこで書類と向き合い、電

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個人的Svemirko楽曲ランキング(雑)

個人的Svemirko楽曲ランキング(雑)

クロアチアにSvemirkoというバンドがいる。

いい。

めっちゃいい。

ので、勝手にランク付けして紹介する。

1位:Dizajnerica Laura

2ndアルバムの一曲目。
郷愁的なシンセサイザーの音色とメロディーが特徴的。
いい。

2位:Sa svog balkona

1stアルバムの七曲目。
ダンスミュージックっぽい。
いい。

3位:Nikad više ništa

3

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あとで書く小説(無題2)

沈みゆく自我。

世界の理と絡み合う――

そして、意識が浮遊する。

そのような漠然とした感覚が、私を掴んで離さなかった。

そのまま、身体の中央に位置する、裏の世界へと引き摺られ、私はその場から消えたらしい。

目を覚ますと、あたり一面、灰色に染まった空間にいた。

妙に霧がかった、薄ら寒い部屋だった。

メンヘラポエム

葬送も、追憶も、何もいらない
望むのは、早々に消え去ること

誰からも愛されず
誰も愛さず

わずかな残滓すら置いていくことはなく
老いてなお、暫時、哀愁に生きる

安心して、あなたは言うが
ただ慢心し、私は去る

何にも心を満たされることなく
誰に突き動かされることもない

改悛、それすら自らに許さず
悔悛、それすら許されず

稜線には、艶やかな陽炎が漂い
胡より来た、踊り子の舞は続く

脳裏に

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怪文書「論理の崩壊」

 私は一人、悪意で満たされた泡沫のなかで、陽炎のように舞う。

 窓際には、誰かの放射性同位体で構成された、ショートケーキが一つ。

 原子を一つ一つ、味わうように舐めると、郷里の、顔も知らない親戚の風味がした。

 飾り窓には、カーテンの代わりに、血染めの感謝状が幾重にも重なっていた。

 給湯器になぞらえ、甚振られたその様は、血染めの向精神薬と紐帯している。

 寺社から解かれた連合弛緩は、ほ

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雑パスタ 〜That's a pasta〜

雑パスタ 〜That's a pasta〜

雑レシピ。
それだけ。
下記する。

1.にんにくと鷹の爪をオリーブオイルで炒める

2.玉ねぎを炒める

3.トマト缶とツナ缶を入れる

4.タイム、オレガノ、黒胡椒を入れる

5.アンチョビソースと塩を入れる(少し薄め)

6.オリーブを入れる

7.パスタの茹で汁を入れてなじませる

8.バター、パセリ、パルメザンチーズはお好みで

Wikipedia、侮れん

Wikipediaって侮れないよねってつぶやき。
以下、ウィキで知った歴史用語を自分用のメモも兼ねて。

・Ashurbeyov(アゼルバイジャンの貴族)

・Anton Wilhelm Amo (18世紀のアフリカ出身のドイツの哲学者)

・Gunpowder Empires(オスマン帝国、サファヴィー朝、ムガル帝国の総称)

・アブラム・ガンニバル(ピョートル大帝時代のアフリカ出身のロシア軍人

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供養レジュメ「ジャディディズム」

供養レジュメ「ジャディディズム」

序文 この記事は、筆者が中退した大学のゼミ、そこで書いた「ジャディード運動」、別名「ジャディディズム」についてのレジュメを供養する目的で書いた。それだけ。

 ていうか自身のレジュメのコピペである。

 今目を通すと、かなり稚拙な構成および文章だ。(心の底からそう思う)

 自分の意見は限りなく取り除いておいた。

 あとで修正する。知らんけど。

 ちなみに、サムネイルの画像は、著作権に引っかか

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昔のツイッターに書き込んだ感情

純度の高いアルコールのように揮発し
消えたい

そのまま人々の追憶からも逃れ
存在すら虚空の彼方へ

あるいは、身体と精神、
この両者が異なる次元へと
流れて出ていってほしい

小説に使えそうな文章のメモ代わり

 アパートの一室。
 私は氾濫した感情に揉まれていた。
 床には、先ほど潰しそこねた羽虫が落ちている。
 半殺しにしたためか、苦しそうにもがいていた。
 私はそれを見て、静かに踏み潰す。
 「いかん、靴下が汚れてしまった」
 一つの生命を奪っておきながら、感情は冷淡なものだった。