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#29 冬の定番カルソッツ
スペイン料理の代名詞といえば、パエリアにアヒージョ、生ハム。そんなイメージを持つ人が多いだろう。そのイメージは間違ってはいないけれど、スペインは地方によって食のバラエティーに富んでいる。
カタルーニャの冬の定番は、カルソッツ。長ネギみたいなやつをバーベキューでまるごと焼いて、ソースをつけて食べる。炭火焼のグリルの上に、ぎっしりと並んだカルソッツの写真を見てからずっと食べたいと願っていた。
そし
#21スペイン旅行記- Rupit
Rupitはバルセロナと同じカタルーニャ州にある。とてもこじんまりとした町で、バルセロナからは車で1時間半ちょっとでたどり着く。海外旅行でバルセロナに来ている人が足を運ぶような派手さはないけれど、地元の人たちに愛されている町のようだ。
朝焼けが美しい時間に出発し、しばしドライブを楽しむ。恋人と共有しているプレイリストの曲を聞きながら、12月の連休が始まるのだ。霧がかかっている地区があったり、大き
#20 スペインで栗ご飯を炊けるわたしはきっとどこでも生きていける
急に秋が進んできたバルセロナ。ついに最低気温が一桁になってきた。寒さ対策としてお布団やマフラーを買ったり、毎晩温かいお茶をいれたり、小さなことの積み重ねで、苦手な寒さを乗り越えていきたいと思う。ついに、ヒートテックを着てしまったけれど、良いよね。
秋といえば、食欲。スペインでも食欲が止まらない。スペインの秋を象徴するものの一つにクリ・サツマイモスタンドがあるけれど、11月になるとあまり姿を見なく
#19 スペインでも食欲の秋
長かった夏もついに終わりを告げ、一気に秋めいたバルセロナ。もう11月なので涼しくなるのは自然なのだけれど、それでも季節の変わり目は寂しくなる。10月中旬まで半袖で過ごしていた人々も、どんどん重ね着をするようになっている。中には薄手のダウンを着ている人もいて、ヨーロッパの人はやはりけっこう極端だなと思う。
街を歩いていても、街路樹の葉っぱが色づいていたり、空の青さが夏とは違ったり、季節の移り変わり
#18 発酵~MISO & SAKE編~
発酵大ブームが広がる世界。やはりコロナ禍でおうち時間が長かったことが影響しているのかな?それとも、資本主義が行き過ぎた中で疲れた人たちが、人間が介入しない発酵ワールドにはまっているのかしら。
わたしはどちらにも当てはまる、発酵大好きな人。先日のNoteで書いたKOMBUCHAのワークショップのあとは、SAKEのワークショップにも行ってきた。
ある日、Veritas というオーガニックスーパーで
#14-7 3か月考
あまりにも文章が書けなくて少し焦った。やはりパソコンに向かって書くのは少し苦手。ゆっくり、じっくり考えながら、ノートに手書きで書く方が、自然な言葉で出てくる気がする。
ここに来てから3か月。大変なこともたくさんあったけれど、なんだかんだ生活にも馴染んできた。仕事も順調だし、生活環境も整ったし、数は少ないけれど、友達もいる。こんなに不安定な私を、いつも優しく包んでくれる恋人と、その家族は本当に暖か
#14 なぜか書けない
ここのところ、なぜかあんまり文章を書く気力が出なくて、更新が止まってしまっていた。だんだん生活が軌道に乗ってきて、流れのままに身を任せるのもよいかなと思いながら、過ごしている。
先日はコンブチャのワークショップに参加してきた。日本ではセレブが飲んでいる酵素ドリンクという認識かもしれないけれど、ヨーロッパ?ではけっこうメジャーなドリンクで、けっこういろんなところで売っている。発酵させて飲むドリンク