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考えたこと

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久しぶりの『日々ごはん』

久しぶりの『日々ごはん』

またもや、体調を崩して休んでいる。

とはいえ、薬のおかげなのか、かろうじて本を読んだりできるくらいの余力はある。
と言っても、文章を読み砕くほどの力はない…。

どないやねんという感じですが、寝込んではいるが、目は覚ましていられる。
けれど、深くは考えられない状態です。

貧乏症というのか、意外と余白が怖いのか「せっかくできた自分の時間を有効に使いたい」とつい考えてしまう。
別に、のんびりぼんや

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それでいい

それでいい

よく分からない苛立ちや、焦燥感で居ても立ってもいられない。
時々、そんなことになる。
全て投げ出して、楽になりたい。
ただただ逃げたい。
何が不安なのかも分からないままに。

かと思うと「どーとでもなるから大丈夫だろ」と思ってる自分がいたりする。
ぐちゃぐちゃだ。

いつまでこんなことやってんだろうな、と思うけど、ずっとやってんのかもな。

そして、こうして文字にしているうちに段々冷めてきて落ち着

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継続案件

継続案件

このところ、大きな心配ごとというか、悩みの種がふたつばかりあった。
うまくいけば、ふたつとも消えてなくなる可能性もあった。

ところが、まず、ひとつは継続案件となってしまい、割とめちゃくちゃ落ち込んだ。
もう、うんざりしていたから。

けれど、もうひとつの件は、ハッピーエンドとなった。
どうしても、どっちもうまくいかないイメージを払拭しきれなかったけど、結局、ひとつはいい結果となった。

そして、

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なんとなく

なんとなく

今日はイライラすることが多い。

と思って、文字にすると落ち着いた。
天邪鬼なのか、はたまた、客観的になるのか。

人生、思い通りに行かないことも多い。
そして、思いがけないことにぶち当たることもままある。
理不尽なことも日常茶飯事。
それがマイライフ。

なんでこんなことに…ということが、これほどひっきりなしにやってくるのなら、そろそろ逆もありだろう。

信じてみる。

そんなにうまくいくことな

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今年のテーマ

今年のテーマ

2024年が10日ほど過ぎた。
今年はのんびりできるかと思っていたけれど、相変わらずバタバタと忙しい。

今年のテーマは『slow & through』にした。
ゆっくり、じっくりやろうと思って。

ただ、「スルースキル」の「スルー」の意味もあるなぁ、と思えてきた。
じっくりもいいけれど、全部真正面から受け止めなくてもいい。
選球眼というか、関わるべきものとそうでないものを見極めていきたい。

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冬の一日

冬の一日

最近、しっかりと寒い。
そして昨日は冬至だった。

朝、通勤しながら空を見る。
うすい水色の空に、グレーがかった雲が浮かぶ。
色合いがとても好みで、寒さに震えながらもホッとする。

ほぼ毎日、同じ時間に空を見ていると、季節によって太陽の位置が変わっているのが分かる。
冬の太陽は柔らかい。

昨日、通り道の家の木々に葉が一枚もなかった。
「あれ?この前まで黄色や赤色の葉だったのにな?」と思ったけど、

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今年のこと

今年のこと

もうすぐ、今年が終わる。
とても、とても大変な一年だった。
なんとなく予兆はあったけれど、いつも現実は想像を軽く超えてきた。
驚いて、うろたえ、感情的になり、冷静になって、最後は笑うしかない…を繰り返した一年だった。

これも『これまで様々なことを経験していなければクリア出来なかった』と思えば、本当によくできたものだな、と思う。
人生は、強化合宿なのかな?
一体、私は何を強化しにきたのだろう。

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啓示

啓示

今年の疲れがたまりにたまっていた。
そして、先日精神的にダメージを負った。

あまりにしんどくて、昨晩は早めに寝た。
今朝、目が覚めると頭痛と吐き気が酷かった。

なんとか起きてみたけれど、一向に良くならない。
今日はやらなければいけない仕事があるけれど、無理をして出勤しても傷口が広がる予感しかしなかった。

結局、仕事は休むことにした。

その後ベッドに入ったら、すぐに寝てしまった。
そして、よ

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変化

変化

『京都人の密かな愉しみ』が恋しくなって、改めて見直している。

この作品を見てから、去年の春から今年の春にかけて二十四節気七十二候を意識して暮らしてみた。あまりに知らないことが多すぎて驚いた。「なるほどなぁ」と思うことも多かった。

その後、『古事記』に興味を持ち、あれこれ調べたり動画を見たり、神社に行ったりもした。そして、夏には京都に行ったりもした。

そういう経験をしてからもう一度作品を見ると

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目的地

目的地

このところ『目的を果たすための手段に溺れるな』というメッセージによくぶち当たる。

そう言われると、思い当たる節しかない。

ただ、私は目的がいつもよく分からない。
最近、朧げに見えてきた気はしている。

目的や役割を知りたくて、いろいろ足掻いていて、そのうち横道に逸れて、逸れた先の世界が面白くて、その世界にうっかり入り浸ってしまう。そして、また気づいた時には別の世界を全力で楽しんでいる。自分でも

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自他

自他

生きれば生きるほど、自分が分からなくなる。

『特別な存在』になることに憧れていたら、自分の凡庸さを思い知らされ、『普通につつがなく』を望めば、周りとずれてゆく。

なんだこれ。

気づけばいびつな自分がいる。

『みんなそれぞれいびつな部分はあるだろう。私もそのうちの一人だ。』と思ってみても、やっぱりしっかりずれている。

このところ『我を捨てて客観的に世の中を見て過ごせばいいのかなぁ』と思って

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現在地

現在地

西暦2000年になる頃、大きな節目を迎えることで世の中はざわついていた。
私は20代最後の年を迎える頃だった。
そっちの方が問題だった。
結局、個人的な問題でいっぱいいっぱいで、割と、世の中のことはどうでもよかった。

その後、20年ほど経過したけれど、どうだろう。
社会の常識はずいぶん変化したように思う。
当時はハラスメントなんていう認識もなかったし、職場はタバコの煙で充満していた。
コンプライ

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「私は妬みという感情はあまりないなぁ」と思っていた。

けれど時々「うらやましい」とも違う、「軽蔑」とも違う何かがぐるぐると渦巻くことがあった。

「悔しい」とも違う何か。

もしかするとそれが「妬み」なのかもしれない。

いくら分析したとしても、不愉快なものには違いない。

地球は丸いのだろうけれど、大きすぎて、地面は平らに感じる。

地球は回っているのだろうけれど、私が動かなければ、同じところに留まっているように感じる。

私が感じていることと大きな視点からの事実は、他にもあれこれ違っているのだろうな。

そのどちらも、もっとつぶさに感じとりたい。