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長谷川リョーのマンスリー読書

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月に一度、オススメ本をコメントつきで記録します。 読書の参考にぜひ。
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#文学

2023年に読んだ本からオススメの10冊

2023年に読んだ本からオススメの10冊

毎年恒例の年間読書振り返りログを残しておきます。ケニアで晴耕雨読生活していた去年は140冊ほど読んだのですが、日本に戻って本格的に仕事復帰した今年は80冊。読む本も、リサーチ/インプットを兼ねた仕事関連が主を占めた印象です。

けれど、その中から選び出した10冊のうち、ビジネス関連は『ビジョナリー・カンパニーZERO』と『エフェクチュエーション』くらいのもので、ピュアな読書ジャンルとして、自分はや

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#2 『反脆弱性』『シャンタラム』『人間不平等起源論』ほか

#2 『反脆弱性』『シャンタラム』『人間不平等起源論』ほか

はい、第二回目やっていきますよ〜〜〜。

1. 『反脆弱性[上]——不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』(ナシーム・ニコラス・タレブ)これはたしか、メルカリの山田さんが薦められているのを目にして、読んだ一冊。

いやー、期待以上でした。いわゆる思考体系に揺さぶりをかけられる一冊で、行動経済学っぽい目から鱗な物事の見方が詰め込まれています。

①オプション性を探すこと。もっといえば、オプション性に

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