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サブスク幽霊会員の成仏〜チリツモ会費が支出を圧迫?〜

本日のニュースでソニーと任天堂が英国の行政
期間による調査を受け、サブスクシステムの改定
を決定したというニュースがありました。


ご存知の方も多いとは思いますが念のため。

サブスク=サブスクリプションとは、

Subscription=予約購読や継続購入といった
意味があります。

そのため、商品やサービスを購入して保有する
のではなく、一定期間の利用権利を得ることに
対して料金を支払うシステムを指します。

例えば、音楽配信サービスのApple Musicや、
動画配信サービスのNetflix、マッチングアプリ
などの月額利用料はすべてサブスクに含まれます。

よく混同する「定額制や月額制」と異なる点は、
商品やサービスの「アップデート」があるか
どうかだと考えます。

「定額制」と言われるものは一度購入して、
利用する権利を得るだけでその商品やサービス
自体のアップデートはありません。

しかし、「サブスクリプション」には利用者が
継続的に利用をしてもらうための「アップデート」
が積極的に行われることが多いです。

いかに解約されずに継続利用で顧客を繋ぎ止め
られるかどうかがサブスクビジネスの重要な
ポイントだからです。

Netflixなどを例に挙げると、毎週毎月新着の
映画やドラマなどのタイトルが更新されて
いますよね。


では、話を戻しますが、今回ニュースとなった
同2社が展開するサブスクリプションサービス
PlayStation PlusやNintendo Switch Online
のサブスクについて、課金方式である自動更新
について今回指摘をされています。


先ほどお伝えした通り、サブスクビジネスは
いかに顧客の継続利用を繋ぎ止めるかが鍵と
なります。

その繋ぎ止め方が商品やサービスのアップデート
はもちろんですが、課金方式の方を複雑化して
顧客を繋ぎ止めようとする事業者も増加して
います。

例えば、サブスクリプションの満期が迎えたら
即自動更新となることや、解約手続きをどこから
すればよいのかわからないほど複雑にしている
などが挙げられます。


私自身もサブスクサービスを利用し、不必要と
なったため解約をしようとした時に、解約手続き
をどこからすればいいのか全くわからず、
ググって手続き方法を調べなければ解約画面へ
の遷移ができないほど複雑なものもありました。


今回、ソニーと任天堂はこのサブスクサービス
の利用料金についての対応は以下のとおり。

ソニー
・長期未使用ユーザーへのアナウンスメール
・未使用かつ解約なしユーザーへの料金請求停止

任天堂
・自動更新を手動更新に選択できるようにする

このような対応が取られるようです。
顧客本意のとても良い改定だと思います。


サブスクリプションサービスは我々の生活の
QOLを高めてくれるとても便利なサービス
ではあります。

しかし、人間の趣味嗜好は移り変わりが激しく
かつ怠惰な生き物です。

興味がなくなっても解約手続きが面倒であったり
手続き自体を失念するケースなどは山ほどある
と思います。

そのような場合、同2社のような対応のない
会社のサブスクですと、利用料金は活用して
いないにも関わらず無限に発生します。

活用していないのにお金を払い続けている会員
を幽霊会員とも呼ばれています。


このように、利用していないサブスクサービス
の解約手続きなどがちゃんと取られているか
どうかは定期的に確認を行ってください。

また、サブスクサービスが便利なだけに、
どんどんと契約をしてしまい、月々のサブスク
利用料だけで数万円という方もいらっしゃいます。

そのため、サブスクサービスの利用自体そのもの
の見直しをした方が良い場合もあります。

知らず知らずの間に、サブスク料金が支出を
圧迫しているということも考えられます。

ぜひこの機会に確認をしてみてください。

私自身も確認してみました。
私の課金は以下の通りでした。

・iCloudストレージ200GB   月額400円
・Amazon Music Unlimited    年額7,800円
・Amazonプライム 年額4,900円
・Netflixスタンダードプラン 月額1,490円
・エニタイムフィットネス 月額6,908円
 ※これは定額制かもですが

年間で118,276円の支出となっています。

20年間利用したとすると2,365,520円。
なかなかの額ですね。

でも私はこれ全部不可欠なので見直しません笑
利用料に満足しています笑

というように、見直せるもの見直せないもの
あるかと思いますが、不要なサブスクは解約
をして支出を抑える工夫をしましょう。

それでは。

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