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多くの人は一日の終わり、寝る直前に歯を磨いてから眠ることと思います。この記事を読むまでは、私もそうしていましたが、今は、食後少し時間をおいてから磨くようにしています。

タイトル読んだだけで間違わないでいただきたいのは、「寝る直前」という「直前」に注目してほしいのです。

寝る直前に歯茎が刺激されると、せっかく生成されているメラトニンの分泌量が減ってしまうことがわかっています。メラトニンはとても繊細で、歯ブラシの刺激だけでもその分泌が抑制されてしまうのです。

夜にきちんと眠りにつくためには、「メラトニン」という睡眠ホルモンの働きが必要です。このメラトニンは、日中の活動でできたセロトニンというホルモンを原料にして、脳の松果体(しょうかたい)で作られます。日が暮れて夜になるにつれ眠気が増すのは、このメラトニンの働きによるものです。

良い眠りに入るためには、寝る直前が大事


だから「寝る直前」ではなく、もっと早い時間に磨くべきなのです。入浴もまた同じです。寝る直前に入るより、少し時間をおいてから眠る方が良いとされています。あとは、寝る直前のスマホを見ることもダメですよね。

寝る前にスマホやテレビ、PCなどを見ると、画面から発せられるブルーライトが脳の松果体を刺激し、メラトニンの分泌を抑えてしまうのです。

眠る1時間くらい前から照明の照度を落とした方が良いという話もあります。なかなか調光できる家は少ないかもしれませんから、真上の電気を切って離れた場所の電気で静かに過ごすと良いそうです。私はできませんけど(笑)

たぶん、多くの人は「そう言われたって、忙しいんだから無理だよ」なんて思われることでしょう。それはしょうがないですよね。働いていたり、子育てしていると、時間はとても貴重ですから。

でも歯磨きだけは、どんなに忙しくてもするんだから、「いつ磨くか?」という時間の問題だけです。

食後30分くらい経ってから歯磨きをする


食後30分くらいは歯磨きしない方が良いと聞いたことがあります。一方、そんなことはない、すぐ磨いても大丈夫だという話もあります。どっち?

糖分や炭酸を摂取した後はとくに口の中が酸性に傾き、エナメル質が溶けだす臨界pH5.5を下回る。そうなった状態で歯磨きをすると、象牙質を削りやすくなってしまう。したがって、歯の腐食を防ぐには、唾液によって酸にさらされた象牙質が再び硬さを取り戻すため、少なくとも食後30分経ってから歯磨きをするのが望ましいという訳だ。

昔は食後すぐ歯磨きしようなんて言われたものですが、時代が変わると昔の話は間違っていたということ、多いですよね。運動中は水を飲むなとさんざん言われました。今では「飲め」と言われます。

こんな話はいっぱいあるようです。健康寿命を延ばすためにも、歯磨きのルールは守った方が良さそうです。歯は大切です。

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