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老後を楽しむ、シャンとして、サラッとした、おひとりさま

「おひとりさま」という言葉が使われ始めたのは、2009年、観月ありささん主演のドラマ『おひとりさま』からでしょうか? 私はこのドラマを見ていませんので、どの程度の存在だったか知りませんが、ネット検索しましたら出てきました。

最近では「ひとり焼き肉」「ひとりカラオケ」などもニュースになりました。また、高齢者の一人旅も多いようですね。あなたにはできますか?

私は独身者なので、一人で行動することは慣れています。一人で低山登山へ行きますし、ドライブも一人、映画や美術館、外食も一人で行くのが日常です。「寂しい」「悲しい」と思われる人もあるらしいですが、ひとりはとても気楽で、時間を自由に使えるため「勝手気ままな行動」で、とても楽なんですよ。

「誰でも老後の数十年をひとりで過ごす可能性が高いいま、“おひとりさま活動”は、老後を楽しく暮らすために必要な“スキル”だと思います」

早くから一人行動に慣れておく

私のように早くから一人行動が慣れていれば、何も問題ありませんが、伴侶を失い、何歳から一人になるかによって、そのとらえ方がずいぶん違ってくると思います。そう考えれば、少しでも早くから「おひとりさま」を経験しておくことが大事だと考えます。

映画や美術館は、出てきてから内容を話し合うことの楽しさがあるのは分かります。どうしても話をしたいのであれば、映画は映画の友達、美術館は美術館の友達、というように、ジャンルごとに友達をたくさん作ることもお勧めです。おひとりさまへの準備と言いますか、伴侶に頼らない生き方の準備だとお考え下さい。

これは聞いた話ですが、「映画を見ても価値観が違うから話しても通じない」「美術の好みが合わない」「音楽の趣味が違う」などという理由から、伴侶と行動することがそもそもなくなってしまっている人もあります。それなら、なんのための夫婦? 何のために一緒に暮らしているの? と独身の私からすれば疑問を持っても、おかしくないですよね?

「夫婦とは?」については、別な機会に書くとしますが、私からすればとても不思議な存在です。

表面的にサラッと会話する

一人で行動するということは、誰ともお喋りをしないと考えがちですが、全然そんなことはありません。出かけた先で気軽にお声がけして、あいさつ程度の軽いお喋りをすることくらいは簡単です。それをナンパしようとか深く考えるとややこしくなるだけです。あくまでも表面的な会話だけでサラッとしておけばいいのです。

外国映画では、そのサラッとした会話をよく見かけます。私は以前から「日本人は、なぜできないんだろう?」って不思議に感じていました。だから私は実践することにしたのです。子供を連れた家族連れを対象に、サラッと声掛けして練習すると良いですよ。慣れると、おひとりさまの男性が、おひとりさまの女性に声掛けしても、まったく違和感なく言葉を交わすことができます。

軽い声かけは簡単

山へ行くと出会った人に「こんにちは」と挨拶する風習があります。下りてきた人に「頂上はまだ遠いですか?」と軽く声掛けをします。それがきっかけで、少しお喋りすることもあります。

駅の階段でベビーカーを持っている人がいたら「お手伝いしましょう」と声をかけてみます。簡単です。こうやって軽い声掛けに慣れると、不信感のない人間に見られるようになります。ただ、最近では「不審者扱い」される可能性もありますから、躊躇することもありますけどね。

シャンとして、サラッとした、おひとりさまは、一日で作れない

私が考える「おひとりさま」は陰気な雰囲気ではなく、「シャンとして、サラッとした、おひとりさま」です。これは人から見たイメージです。だから一日で作ることができません。これには日々努力が必要ですから、一日も早く行動した方がいいと思いますよ。


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