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運動音痴でもフルマラソン完走できた理由

私は運動音痴だったからこそ、フルマラソン完走できたと考えています。

理由は単純です。

頑張らないからです!


学生時代に運動をしていた人でも、多くの人は就職とともに運動しなくなっていきます。仕事や家庭が一段落ついて、中高年になってからフルマラソンに挑戦する人が増えています。

学生時代に運動がそこそこできた人は、早く走れた記憶が脳や肉体に染み付いています。中高年になって走り始めた時、その記憶のまま体を動かそうとしますので、頑張りすぎる傾向にあります。そのままできていく人もいますが、故障するのも早いです。

私の脳や肉体は早く走れた記憶がまったくないので、ゆっくりしか体を動かすことができません。最初から頑張らないんです。と言うより、頑張れないわけです。

ウサギより亀の方が長距離走に向いている。


小学生の時、50m走はいつもビリです。リレーもビリです。しかし1500m走はビリではありませんでした。

この意味が分かると、運動音痴でもフル完走できる理由が理解できるはずです。

短距離は全力疾走します。しかし1500mを同じ感覚で走ると必ず失速します。私は最初からゆっくりしか走れませんから、途中で追い抜くことができたんです。

ウサギのようにわざと休むわけではありませんが、フルマラソンは亀の方が向いているということです。

呼吸が整えば、長距離は楽に走れる。


短距離走と長距離走の大きな違いは「呼吸」です。50mでしたら息を止めていることでしょう。長距離走は一定リズムで呼吸し続ける必要があります。呼吸と足のリズムが合えば、長く走ることが可能になります。

体力的にはがんばる必要ないのですが、一つだけ頑張らないいけないことがあります。

それは継続することです。


フルマラソンは大会当日だけ頑張ったらなんとかなるものではありません。私の初フルは、6ヶ月計画でした。途中でやめたくなることが何度もありました。それを乗り越えて継続できたからこそ、完走できたんです。

諦めず継続する頑張りは必要です。


そのための方法を次回書くことにしますが、著書にも書いていますのでよろしければチェックしてくださいね。

増補改訂版 がんばらないで楽に長く走る: 痛み、故障しらずの“脱力ラン”/鮎川 良 (著)


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。