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ベトナムのプレゼンスを高める。

■ベトナムは世界投資の新星。
・最近のベトナムNEWS(2024年1月9日付)、「海外直接投資は前年比32.1%増で5.26兆円、『ベトナムは世界投資の新星』の地位を確立」。
・ヨーロッパ商工会議所(Euro Chamber)の報告によると、「国際ビジネスコミュニティにおけるベトナムへの信頼が高まっていることを示している」という。

■注目されるベトナム。
・「2024年Q1は31%の企業が労働力の拡大、34%が投資増加を計画し、これは2023年以降の明確な成長を示している」​​。
・更に同商工会議所報告によると、「調査対象者の62%がベトナムを世界的な投資先トップ10に位置付け、その中の17%が同国を最上位にランク付けした」。

■課題も山積み。
・ただし、「依然として行政の重荷や効率の悪い政府機関がビジネス活動の障害となっているとの意見もあり、54%が行政の簡素化、45%が法律体系と法的環境の強化、30%が道路、港、橋といったインフラ発展の必要性を指摘している​」。​
・役所への手続書類、税務申告書類、様々なライセンス取得等の行政手続きに関しては、法律やレギュレーションは定められているものの、書類提出先の省によって、また実務を担当する担当官や窓口によっても見解が異なる場合があり、日本の感覚ではあり得ないのだが実務が統一されていない事は珍しくない。
・上述のインフラがビジネスのスピードを鈍化させる事も多々ある。いずれにしてもベトナムは経済成長の兆しを見せており、現状の課題や問題点を点検、改善し、今後更なる国際社会の中でベトナムのプレゼンスが高まる事を願う。

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