見出し画像

思う存分ベトナムで生きる。

■ホーチミン市の経済成長。
・最近のNEWS(2024年1月24日付)、「2024年ホーチミン市経済成長目標は8%、国営、民間、外資企業夫々は65%以上が明るい見通しを示す」。
・この目標は「消費が促進され、輸出市場が開拓され、世界経済が回復すれば充分に達成可能な目標」とされる。

■マクロ経済報告書。
・上述は『ホーチミン市経済大学』と『ホーチミン市統計局』が発表した『マクロ経済報告書(2023年実績と2024年予測)』に掲載された内容で、「2023年のホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は5.8%で目標値を下回ったが、2024年経済成長率目標7.5~8.0%に設定」された。
・一方、世界的な経済研究機関の多くは「2024年の世界経済の回復は緩やかで大幅な回復の可能性は低く、その理由を大国同士の政治的な対立によってグローバルサプライチェーンに混乱が発生する可能性等を指摘」している。また、2024年上半期にアメリカとEUの中央銀行が利下げを実施する可能性はかなり低いと予測される。

■幸せのカタチ。
・本報告書では、「需要を刺激するためにホーチミン市が個人消費、企業や各世帯の資産投資、輸出を促進する政策を適用することを推奨」する。国営、民間、外資企業夫々は65%以上が2024年の明るい見通しを示したように、今年は徐々に経済が回復し、2025年こそコロナ禍前を越える賑やかさを期待する。
・余談、外資にとってベトナム市場の魅力が無くなればこの地でビジネスを行う必要性が薄れるだろう。ベトナムは間違いなく今後も成長国として世界でそのプレゼンスを高めていくだろうが、仮に日本本社が「ベトナム撤退」を決めた時の事を考え私は身の処し方を常にシミュレーションしている。
・私は「この国に暮らしたい」との思いから今日に至っており、撤退となっても日本本社に戻らず、引続きベトナムで暮らせるような生き方を模索していくだろう。それがひとつの私の『幸せのカタチ』と考えているから。

この記事が参加している募集

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?