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古代ギリシャ語・ラテン語学習者のつぶやき

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「古代中世ヨーロッパに埋没している人間の目から見ると、現代の時事ニュースやトレンドはこう見えます」をテーマに、古代ギリシア語とラテン語というマイナー言語を究めることに地道をあげて… もっと読む
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記事一覧

ギリシャ🇬🇷より来年のカレンダーを貰いました

長年のご縁がある日本ギリシャ協会さんより、来年のギリシャ風景なカレンダーをいただきました…

【ラテン語学習者のつぶやき】不登校気味だった10代の頃の経験のおかげで今たどり着い…

10代の頃。一時的に、不登校のような状態になりました。 長期の不登校までには至らなかったの…

ギリシャ語の教材なんて日本では充実していないから自分でいろいろ作り始めてみた

そしてこういうのは、作り始めてみると、なんだかハマってくるものです。 たとえば、子供と一…

Twitterの「#呟怖」投稿にこのところ夢中です 2021-07-14:ギリシャ語学習者としてギリ…

本日もTwitter上で見つけた「このお題に呟怖ください」に反応してみました。 今回のお題は「…

ダンテの『神曲』ぽい夢を見た

こんな夢を見た。 空に、ものすごく神々しい光が現れる。 私は、「あ、あれは神様なのではな…

【私の読書論】活字を読む習慣のない人にテツガク的な相談はしないようにしています

これは受け止め方によっては悪口にも捉えられかねないハナシですので、「最近つとに思うただの…

おっと!それを言ったら終わり、、、なギリシャ文学史のこと

「けっきょくのところ、ビザンチン文学(中世ギリシャ語文学)はキリスト教正教を理解していないとわからない」 という意味のことが、田中友三さん著の『ビザンチン文学入門』に書かれており。 私も、全く、そのとおりと思います。でも、カソリック文学やプロテスタント文学でさえメジャーではない日本で、「正教を理解せよ」となるとますますギリシャ語文学の敷居が高くなるなあw でも、正教への理解がなければギリシャ文学(とくにビザンチン文学)の理解も無理、というのは、真実と思う。

「絶対作られない映画」を空想企画してみた:『大長編ドラえもん、のび太のギリシャ悲…

ストーリー夏休み研究課題で「古代ギリシャ」を調べることになったのび太。 図書館で見つけ…

古典ギリシャ好きが思いついた「こんなAIはいかがでしょう?」勝手に皮肉な真実を調査…

AI開発が盛んで、「彼女をデートに誘う最適な会話をサポートしてくれるAI」とかまで、出てきた…

台湾の外国語学習サービス「Amazing Talker」を使ってギリシャ語教師を見つけてみた

台湾のベンチャー企業がローンチした、外国語教師とのマッチングサービス、Amazing Talker. …

幼稚園児の娘が古典文学好きな父親に「スフィンクスってなあに?」と訊いてきたらこう…

幼稚園でどうやら「世界の国々」というテーマの課題をやったらしい。 娘が「お父さん、スフィ…

自動翻訳が進化したら「本当に自分が好きな国のコトバ」を勉強する時間が増えるはずと…

外国語学習者として生きてきたものとして、 なるほど、最近の自動翻訳の進化は凄まじく、 こ…

世界滅亡危機のとき唯一のワクチンは古代ギリシャ研究家に使いたい

↑もちろん極論ですが、先日、会社の研修でディベートをやらされた時に、即興ながらも手早くロ…

脳を牽引する器官「海馬」の語源Ιππόκαμποςが面白い!(きっとこれが夜の夢を持ってきてくれるのだ)

昨日の記事に続き『お化け屋敷で科学する!』を読み通す。幻想とか夢とかに憧れる私としては、人間の脳の中にある「海馬(かいば)」という器官の話が面白かった。 新しい記憶や思い出はまず海馬に集められる。 「新しい楽しい思い出」が刻み込まれるのはまずここ。 いっぽう強烈なストレスや恐怖を感じたときも、それは最初に海馬にやってくる。のみならず恐ろしい出来事は海馬にダメージを与え、トラウマや鬱病といった問題を引き起こす。 「よい思い出を上書きし、恐ろしい過去のトラウマを捨てる」た