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美しきアスリートたちの人生模様

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東洋経済オンラインやOCEANS、AlpenGroupMagazine、キングギア などの媒体に寄稿しているスポーツライター、瀬川泰祐が取材活動や、日々の執筆活動の中で感じたアス… もっと読む
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#スポーツライター

あの男が再びウラで動きだした

あの男が再びウラで動きだした

いよいよ、「AFCアジアカップ 2019」が始まる。17回目の開催となる今回のUAE大会から、本大会の出場枠がこれまでの16か国から24か国に拡大され、精神的にも肉体的にも今まで以上に過酷な大会が、2019年1月5日から開幕する。

おそらく、日本代表に関する情報や対戦相手に関する情報は、多くのメディアで報じられることだろう。また、毎回のように注目が集まる「中東の笛」や「アウェイの洗礼」のようなも

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スポーツと政治の問題に立ち向かったアスリート 東俊介

スポーツと政治の問題に立ち向かったアスリート 東俊介

「中東の笛」

僕は、恥ずかしながら、この言葉は、主にサッカー界で使われる言葉であり、サッカーの国際試合でアラブ諸国に有利な判定を下される行為のことだと思っていた。

ある日、ハンドボール日本代表の東俊介さんと食事をした時、彼の口から出てきた「中東の笛」という言葉に少し驚いてしまった。

なんでも、東俊介さんは現役時代、日本代表として人生をかけて挑んだ戦いが、中東の笛によって台無しにされ、ど

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21歳の未来へのYELL

21歳の未来へのYELL

墨田区錦糸町にある太平二丁目接骨院。

当時19歳だった若者は、ストレッチ器具「ホグレル」を使ったコンディショニング調整を終えた後のインタビューの席で、力強くこう言った。

「日本を勝利へ導く存在になりたい」

日本最高峰のフットサルリーグ「Fリーグ」でデビューを飾って間もなかった清水和也の、あどけなさの残る顔つきと、力強い目つきのアンバランスさが、今でも脳裏に蘇る。

思いかえせば、あの時、すで

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自らの才能を開花させる2つの方法

自らの才能を開花させる2つの方法

Jリーグ、ヴァンフォーレ甲府などで活躍した元Jリーガー、長谷川太郎さんの取材で得た学びは、以前、僕のnoteで2回に渡って書かせてもらった。

・原点回帰のススメ
・積み重ねるべきもの

そして、つい先日「37.5歳からのファッション&ライフスタイルマガジン|OCEANS」で、長谷川太郎さんの原稿が無事、掲載された。そのタイトルは、

元Jリーガー長谷川太郎から学ぶ、自らの才能を開花させる2つの方

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