seico@編集とライターの人

人と自然をつなぐ文を書いていきたい。元子育てと仕事にヨレヨレだった母。フリーの編集とラ…

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人と自然をつなぐ文を書いていきたい。元子育てと仕事にヨレヨレだった母。フリーの編集とライター。子ども向け媒体などで執筆中。最近は、身体の探究や整えが趣味。 小学生の息子2人。ついついnoteより睡眠を優先😉 お仕事HP→ https://seikoyanagisawa.com/

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記事一覧

固定された記事

宇宙について「考えずにいられない人」と「考えないと決めている人」

何気ない話の流れで、私が学生時代に宇宙進化やブラックホールについて研究していたと話すと、必ず 「どうして、宇宙に興味をもったの?」 と、親切に聞いてくれる人がい…

好きな人とは、ただ一緒に歩くだけで幸せ

最近、下の息子がバドミントンにはまっている。 どれくらいはまっているかというと、7畳の部屋の中で毎晩バドミントンに興じるくらいはまっている。 21時半くらいに私は…

誰にも見せないつもりだった日記の、意外な効能

気がつくと机の上に、見慣れないノートが開かれていた。 「何だろう」と思って、ノートを見てみると、"2015年8月"とある。 どんな経緯で、その日記が机の上にあったのか…

息子と同じ本を読む喜び

息子も本が好きになったらいいな。 そんなふうに、こっそりと願って過ごしてきた。 でも、子育てというのは親の思い通りになんて全くいかないものだ。 上の息子が産まれ…

「もの」を信頼して愛するということ

秋も深まったとある日、ぽっかりと空き時間ができた。 そんなとき、ふらふらと私の足が向かってしまうのは、いつだって本屋だ。 入った店内で、あてもなく目を泳がせなが…

心が赴くままに食べるだけで、健康になれる人。食生活と向き合う11月【仕事振り返り】

たまには仕事の振り返りをしてみようと思う。 11月は、体感的に10月の3倍くらい働いたような気がした月だった。 (10月に働かなすぎだったのでは‥・、という説が濃厚で…

可愛がっていたイモリが、とつぜん消えた日。生き物を飼う意味について考えた

その日、可愛がっていたアカハライモリの赤ちゃんが突然消えた。 心の準備など、まったくできてはいなかった。ずっと大きくなるまで見届けられると思っていた。 いつもの…

念願のタガメに会えた。生きものハイライト旅を振り返る。

最近、わが家の旅の行先がなかなか決まらない。 長期休みなら、2ヶ月も3ヶ月も前から計画を立てる人にとっては、驚かれるかもしれないが、わが家の旅は出かける当日の2日…

マルチタスクすぎる夏を超えて

ようやく秋の空気を感じています。 そんな中ですが、わが家の夏休みについて。 先月夏休みが終わったわけですが、私も疲れがMAXに溜まっており、回復期間が必要でした。 …

ペニーさんに会いに、ちょっと京都まで

「2月某日まで京都にいます。もし良かったら会いましょう!」 そう、ペニーさんからメッセージが届いたのは1月のある日。 私は現在、関東に住んでいるから、京都は、もう…

生き延びるためではなく、楽しいから学ぶ。『冒険の書』を読んで、手掛かりがつかめた気がした

最近、なんとなく、心がざわざわすることがある。 その一つが、子ども達の将来の事。子ども達が成長するにつれてて、むくむくと気になるようなってきたのだ。 小学校低学…

地球外生命体をめぐる探査と、私なりの妄想について

以前、何気なくTwitterで「国立天文台に地球外生命体の取材に行った」とつぶやいたら、ぜひ読みたい!と熱くおっしゃってくれた方がいた。 もう、かれこれ1年以上前のこと…

書く人のための、ただ水を使うだけの、リラックス法について

最近、「書く」ということは、思ったよりも肉体労働なのだなと気づいた。 きっと、どの仕事にしても多かれ少なかれ、肉体労働の部分はあるのだと思う。 でも、「書く」と…

今年も手に入れた絶品のシュトレンから、豊かさについて考える

いつの間にか、外を歩けばマフラーと手袋が欠かせない寒さだ。 店についてガラガラと摺りガラスの入った引き戸を開けると、そこはクリスマスの世界だった。 室温が暖かい…

オンライン英会話のレッスンで先生が涙目に。1年間英語を勉強してみて気づいたこと

「この記事をレッスンに選んでくれてありがとう…」 オンライン英会話のレッスンで、フィリピンに住む先生が目を潤ませながら言ってくれた。 私も胸を熱くしたレッスンだ…

畑を始めてみたら、なぜだか生ゴミを乾かしたくなった話

だいぶお久しぶりになってしまいました。 元気にしております。 突然ですが、この春から畑をはじめてみました! といっても農家さんの畑の一角を借り、手取り足取り教え…

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宇宙について「考えずにいられない人」と「考えないと決めている人」

何気ない話の流れで、私が学生時代に宇宙進化やブラックホールについて研究していたと話すと、必ず 「どうして、宇宙に興味をもったの?」 と、親切に聞いてくれる人がいる。 それで私は、「そういえば、何故なんだろう?」と考えることがよくあった。思えば私は、子どもの頃から「考えずにはいられない人」だった。今も、ふとしたときに宇宙について考えるし、宇宙に関する仕事もしていたりする。 一方で、全く宇宙について考えない人、もしくは「考えないと決めている人」がいるらしい、ということにも

好きな人とは、ただ一緒に歩くだけで幸せ

最近、下の息子がバドミントンにはまっている。 どれくらいはまっているかというと、7畳の部屋の中で毎晩バドミントンに興じるくらいはまっている。 21時半くらいに私は息子と寝室にいき、寝る体勢に入ろうとするのだけど、その前に、「ママ、バドミントンやろー」と言われる。 圧がすごい。 やらなければ、あからさまに不機嫌になるので、疲れた体をおしてやることになる。 7畳の部屋で、バドミントン。 ラケットが壁に当たって部屋に穴が開くのは、時間の問題だろう。 できれば、外でやってあげ

誰にも見せないつもりだった日記の、意外な効能

気がつくと机の上に、見慣れないノートが開かれていた。 「何だろう」と思って、ノートを見てみると、"2015年8月"とある。 どんな経緯で、その日記が机の上にあったのかはよく分からない。最近、私の日記という存在に気づいた上の息子に漁られたのか、はたまた私が開いたまま、置き忘れてしまったのか…(でも、さっぱり身に覚えがないんだよね) 読んでみると、ちょうど次男が産まれる数日前からの出来事が綴られていた。 👶👶👶 まだ正産期前なのに子宮口が4cm空いていると言われて、自宅

息子と同じ本を読む喜び

息子も本が好きになったらいいな。 そんなふうに、こっそりと願って過ごしてきた。 でも、子育てというのは親の思い通りになんて全くいかないものだ。 上の息子が産まれて早々に悟ったワタクシ。 だから、「本を読みなさい!」と押し付けることは絶対しないけど、私自身が本を楽しむ様子を見せたり(といっても自然にそうなってしまう…)、さりげなく本に触れる機会を増やして様子をうかがうこと数年。 最近、息子と同じ小説を読んだり、エッセイも共有できるようになり、それが不思議と、とてつもなく

「もの」を信頼して愛するということ

秋も深まったとある日、ぽっかりと空き時間ができた。 そんなとき、ふらふらと私の足が向かってしまうのは、いつだって本屋だ。 入った店内で、あてもなく目を泳がせながら、文庫本コーナーへ。 すると1冊の本に吸い寄せられるように目が奪われた。 森絵都さんの「獣の夜」というタイトルの短編集だ。 特に目立つような装丁ではなく、どちらかというと茶色やくすんだ緑色、グレーという色合いでいかにも獣を感じさせる雰囲気だ。 森絵都さんの本というのにも惹かれて手に取ると、のっけから面白く、

心が赴くままに食べるだけで、健康になれる人。食生活と向き合う11月【仕事振り返り】

たまには仕事の振り返りをしてみようと思う。 11月は、体感的に10月の3倍くらい働いたような気がした月だった。 (10月に働かなすぎだったのでは‥・、という説が濃厚です😆) 編集者さんから「ちょっと助けてください」と、お声がけいただくことが多く、予定外の新規のお仕事も何故だか多く舞い込んだ月だった。 中でも、私がこれまで経験したことがない「食生活」関係の仕事を2本頂いて、それがお互いに方向性が極端に違っていて、おもしろかった。 1つは「家庭科の教材」で、中高生に食生活

可愛がっていたイモリが、とつぜん消えた日。生き物を飼う意味について考えた

その日、可愛がっていたアカハライモリの赤ちゃんが突然消えた。 心の準備など、まったくできてはいなかった。ずっと大きくなるまで見届けられると思っていた。 いつもの日課で、洗面台に置いてある水槽を掃除していたときのこと。 赤ちゃんとはいえ、小さな可愛いウンチを沢山するので、すぐ水がよごれてしまう。 それをスポイトで取り除いて水を入れ替えるのが私の役目だ。 しかし、その日はなんだか様子が違った。 水槽で、気配が全くしないのである。赤ちゃんイモリは、体長は2cmをやっと超え

念願のタガメに会えた。生きものハイライト旅を振り返る。

最近、わが家の旅の行先がなかなか決まらない。 長期休みなら、2ヶ月も3ヶ月も前から計画を立てる人にとっては、驚かれるかもしれないが、わが家の旅は出かける当日の2日前くらいになって、ようやくエンジンがかかり、あれこれ手配する…という具合。 たとえば、6月末にあった三連休。 どこかに行くことは決まっていて、家族で3週間くらい話し合いを重ねたが、直前まで決まらなかった。(ただ決断力がないだけ?) 子ども達の2人の意見、親の意見、なかなか全員が満足する案に落ち着かないからだ。

マルチタスクすぎる夏を超えて

ようやく秋の空気を感じています。 そんな中ですが、わが家の夏休みについて。 先月夏休みが終わったわけですが、私も疲れがMAXに溜まっており、回復期間が必要でした。 数週間経ってみて、ようやく日常を取り戻した気持ちです。 夏休みのダメージ、どんなけ~~?です。笑 息子たちは大切な存在で、心から可愛いいのですが、ず〜っと一緒にいると疲れてしまう、コノ現象は一体何なのでしょう。 それにしても夏休みというのは、親にとってマルチタスク。 そのマルチタスクぶりを解剖しつつ、夏

ペニーさんに会いに、ちょっと京都まで

「2月某日まで京都にいます。もし良かったら会いましょう!」 そう、ペニーさんからメッセージが届いたのは1月のある日。 私は現在、関東に住んでいるから、京都は、もうかれこれ10年以上は行っていなかったと思う。 社会人になってから出張や結婚式で、1,2度行った記憶があるくらい。 出張で行った京都は4月で、ちょうど桜が満開だった。早朝に時間ができて、何げなく歩いた哲学の道は、殆ど人気がなく、桜が少し散り始めた満開だった。これは夢なの?と思えるほどに綺麗だったのをよく覚えてい

生き延びるためではなく、楽しいから学ぶ。『冒険の書』を読んで、手掛かりがつかめた気がした

最近、なんとなく、心がざわざわすることがある。 その一つが、子ども達の将来の事。子ども達が成長するにつれてて、むくむくと気になるようなってきたのだ。 小学校低学年くらいまでであれば、色んな事に興味を持つ息子の、キラキラした様子をみて、「すごいね~!」と一緒になって驚いたり、発見したりしていればよかった。 しかし高学年になってくるにつれて、いわゆる、おべんきょう、のことが、どうしても気になってしまう。 息子たちは健康で、好きな事もある。私から見ると毎日キラキラと楽しそう

地球外生命体をめぐる探査と、私なりの妄想について

以前、何気なくTwitterで「国立天文台に地球外生命体の取材に行った」とつぶやいたら、ぜひ読みたい!と熱くおっしゃってくれた方がいた。 もう、かれこれ1年以上前のことだと思う。(記憶もおぼろげ…) 大変、長らくお待たせいたしました!!(いや、誰も待ってないよ、というツッコミが聞こえてきそうですが…) ついに、それについて書こうと思う。 「この宇宙で、地球以外にも生命がいるのか」 平たくいえば、宇宙人っているの??という、この疑問。 誰もが1度は考えたことがあるか

書く人のための、ただ水を使うだけの、リラックス法について

最近、「書く」ということは、思ったよりも肉体労働なのだなと気づいた。 きっと、どの仕事にしても多かれ少なかれ、肉体労働の部分はあるのだと思う。 でも、「書く」という行為は、じっとPCを見つめたり、机の上のノートと向き合ったりしている時間が長い。だから、これまで肉体労働度は低いんじゃないかな?と思っていたのだ。 でも、どうやら違った。 書き続けると、全身の疲労感がものすごい……のだ。 というのも昨年は、ひたすら書く時間が長かった。 秋頃には、私の短いフリーランス史上

今年も手に入れた絶品のシュトレンから、豊かさについて考える

いつの間にか、外を歩けばマフラーと手袋が欠かせない寒さだ。 店についてガラガラと摺りガラスの入った引き戸を開けると、そこはクリスマスの世界だった。 室温が暖かいだけではない、ぬくもりを感じる別世界。 店の中央には、オーナメントがぎっしりのクリスマスツリーが飾られている。店内にところせましと飾られたドイツ製の雑貨たちも、クリスマスを意識したものに変わっている。 前回この店に来れたのは、たしか10月だったかな。 少しだけ時間をかけて近所のカフェに来ただけなのに、クリスマス

オンライン英会話のレッスンで先生が涙目に。1年間英語を勉強してみて気づいたこと

「この記事をレッスンに選んでくれてありがとう…」 オンライン英会話のレッスンで、フィリピンに住む先生が目を潤ませながら言ってくれた。 私も胸を熱くしたレッスンだった。正直、ちょっと泣きそうな。 その日、私はNativeCampのデイリーニュースのレッスンを受けていた。 デイリーニュースとは、毎日のニュース記事を簡単にまとめたものから、レッスンを1つえらび、記事に出てくる単語や表現を学ぶもの。レッスンの後半では英語で意見交換などをしながら、会話力も培う。 最近は、このレッ

畑を始めてみたら、なぜだか生ゴミを乾かしたくなった話

だいぶお久しぶりになってしまいました。 元気にしております。 突然ですが、この春から畑をはじめてみました! といっても農家さんの畑の一角を借り、手取り足取り教えてもらいながら、夏野菜を育てる体験農園です。 自転車で一山超えて、15分強かかる場所。 少し家から遠いのが難点なのですが、今は慣れて、この畑ライフを気に入っています。(といいつつ、2週間に一度のスローぺースです…) ** もとは自由に好きな野菜を育てられる農園だと思い、気軽な気持ちで申し込んだ私。 説明会で