積水化学女子陸上競技部

積水化学女子陸上競技部セキスイフェアリーズ公式noteアカウントです。「心を一つに、一…

積水化学女子陸上競技部

積水化学女子陸上競技部セキスイフェアリーズ公式noteアカウントです。「心を一つに、一歩一歩前進!」をスローガンに活動する選手たち。彼女たちの想い、陸上競技と向き合い学んだこと、コラムなどを発信してまいります。皆様よりいただく数々の応援に感謝し、挑戦を続けてまいります。

マガジン

記事一覧

1500mで、より強くなれた/木村友香②

5000mをメインに置きながら、 アクシデントもあり、 今シーズンは1500mを中心に 挑戦しようと決めた、木村友香選手。 今年の2月~3月にかけての海外遠征で、 1500mを走る…

考えるきっかけになった試合/木村友香①

春のトラックシーズンに入った陸上界。 4月から始まったグランプリシリーズ (対象の指定大会で年間通して 獲得したポイントを争う大会)で、 結果を残しているのが、木村…

”人の心を動かせる選手”になりたい/24-25ルーキー道下美槻②

この春、積水化学女子陸上競技部に加入した 道下美槻(みちした みづき)選手。 大学時代から培ってきた行動力を武器として、 オリンピック出場を夢に見る彼女。 その未来…

世界を目指して/24-25ルーキー道下美槻①

自分で決めた目標。目指したい、未来の姿。 それがいくら高く、大変な道のりだとしても、 全ては、一歩目からしか始まりません。 2024年度の新人選手として、 立教大学か…

陸上競技部の価値を上げる取り組みを/野口英盛・横田真人2023-24 Vol.2

“強いから応援される”じゃなく関係値作りも大切 ――昨年度は社内向けの健康促進イベントにも取り組みました。感じた効果など教えてください。 野口:元々やりたいと考…

やりたいことが体現できた年/野口英盛・横田真人2023-24 Vol.1

2022-23シーズンは、駅伝での王座奪還、 個人では世界大会への出場も多かった、 積水化学女子陸上競技部。 しかし、当然すべてが うまくいったわけではありません。 よか…

「この辛い時期があったからこそ」と言えるように/卜部蘭②

昨シーズンを通じてフォーム改善に取り組み、 積み上げてきたものが実戦でどれぐらい通用するか、 3月の海外2レースで、試すことができた卜部蘭選手。 「それを温かい中で…

全力で走れる“嬉しさ”を噛みしめて/卜部蘭①

2月の後半から3月前半にかけて、 オーストラリア・ニュージーランド遠征で 2レースに出場した卜部蘭選手。 動きの改善に取り組みつつ、 少しずつ、それが形になっていく中…

小さな努力が生む、大切な価値

選手が提供できる価値。 それは競技の結果だけではありません。 目の前の人、一人ずつと向き合い、 誰かを笑顔にすること。 自分が何をすれば、 相手に貢献できるのか、知…

今は本当に、純粋に、陸上が楽しい

年が明けて、冬季練習も佳境へ。 春のトラックシーズンに向けて、 それぞれが自身の課題と向き合い、 チャレンジを続けている 積水化学女子陸上競技部のメンバーたち。 こ…

『不安だよね』って気持ちは置いておいて、もう楽しもう

2024年に入り、個人成績も 充実の時を迎えている積水化学。 1月の全国都道府県対抗女子駅伝、 大阪国際女子マラソンを終えて以降、 2/11(日)全日本実業団ハーフマラソン女…

環境のありがたさに当時は気づけなかった/OG座談会②

1997に創設された積水化学女子陸上競技部。 引退した選手の多くは、今も積水化学従業員として、 戦うフィールドを移して活躍を続けています。 ”強い積水化学”の礎を築い…

自分の”居場所を確保する”のが大変だった/OG座談会①

積水化学女子陸上競技部で活躍した数々の選手たち。 セカンドキャリアはそれぞれですが、 引退後に積水化学の従業員として活躍している 選手も数多くいます。 今回は、その…

クイーンズ駅伝優勝に触れて②/ひたむきに強くなりたい

昨年11月末のクイーンズ駅伝で、 2度目の優勝を記録した積水化学。 14人の選手が在籍する中、 実際に走れたメンバーは6人。 半分以上は、何らかの理由で走れませんでした。…

クイーンズ駅伝優勝に触れて①/強い選手を見てるだけじゃなく、学んで実践する

クイーンズ駅伝優勝を飾り、 実業団駅伝日本一に輝いた積水化学。 実際に走ったメンバーは6人。 しかし、このレースを糧にして、 成長したいと願う選手たちは、 他にもいま…

チャレンジできて楽しいマラソンだった

パリ五輪出場権をかけた最後のチャンス、 マラソングランドチャンピオンシップ (MGC)ファイナルチャレンジ。 その戦いは、死闘を物語る結果となりました。 目指した…

1500mで、より強くなれた/木村友香②

1500mで、より強くなれた/木村友香②

5000mをメインに置きながら、
アクシデントもあり、
今シーズンは1500mを中心に
挑戦しようと決めた、木村友香選手。

今年の2月~3月にかけての海外遠征で、
1500mを走る感覚を掴めたことは、
4月からのトラックシーズンに向けて
ひとつのアドバンテージになりました。

4月以降、毎週のように試合を戦う中で、
少しずつ結果を出せるように
なっていった木村選手。
そして今週末、5/19(日)

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考えるきっかけになった試合/木村友香①

考えるきっかけになった試合/木村友香①

春のトラックシーズンに入った陸上界。
4月から始まったグランプリシリーズ
(対象の指定大会で年間通して
獲得したポイントを争う大会)で、
結果を残しているのが、木村友香選手です。

4月中は1500m中心に3大会(4レース)をこなし、
2234ポイントで全体3位(5/8現在)につける彼女。
その背景には、「色々な種目に挑戦してきて、
今、一番面白いと感じるのが1500m」と、
改めて競技の楽しさに

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”人の心を動かせる選手”になりたい/24-25ルーキー道下美槻②

”人の心を動かせる選手”になりたい/24-25ルーキー道下美槻②

この春、積水化学女子陸上競技部に加入した
道下美槻(みちした みづき)選手。
大学時代から培ってきた行動力を武器として、
オリンピック出場を夢に見る彼女。

その未来に向けて、先輩たちから
たくさん見て学べる積水化学の環境は、
非常に魅力的なものでした。

”人の心を動かせる選手”になりたい「日本代表になることが、今は1番の目標です。そのためにも強い先輩方と同じ環境で練習して、越えていきたいじゃな

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世界を目指して/24-25ルーキー道下美槻①

世界を目指して/24-25ルーキー道下美槻①

自分で決めた目標。目指したい、未来の姿。
それがいくら高く、大変な道のりだとしても、
全ては、一歩目からしか始まりません。

2024年度の新人選手として、
立教大学から積水化学女子陸上部に加入した
道下美槻(みちした みづき)選手。

学生時代、日本選手権を経験した彼女が、
積水化学で陸上を続けたいと思った理由。
それは、「世界で戦いたい」と、
思ったからでした。

柔軟性を生かしたダイナミッ

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陸上競技部の価値を上げる取り組みを/野口英盛・横田真人2023-24 Vol.2

陸上競技部の価値を上げる取り組みを/野口英盛・横田真人2023-24 Vol.2

“強いから応援される”じゃなく関係値作りも大切
――昨年度は社内向けの健康促進イベントにも取り組みました。感じた効果など教えてください。

野口:元々やりたいと考えていて、コロナでできなくなっていた企画でした。一番は従業員に対して、陸上競技部の価値を上げて応援してもらいたいと考えた時、我々に何ができるか。それをイベントにした経緯があります。選手自身が、全部じゃなくても、自分たちで主体的にプログラム

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やりたいことが体現できた年/野口英盛・横田真人2023-24 Vol.1

やりたいことが体現できた年/野口英盛・横田真人2023-24 Vol.1

2022-23シーズンは、駅伝での王座奪還、
個人では世界大会への出場も多かった、
積水化学女子陸上競技部。

しかし、当然すべてが
うまくいったわけではありません。
よかったこと、できなかったこと。
それをしっかり受け入れて、
また先のステップへと進むことが大切です。

健康促進イベントなど、チームとして
新しい施策にも取り組んだ1年を、
野口英盛監督・横田真人コーチが
振り返ります。

一年を

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「この辛い時期があったからこそ」と言えるように/卜部蘭②

「この辛い時期があったからこそ」と言えるように/卜部蘭②

昨シーズンを通じてフォーム改善に取り組み、
積み上げてきたものが実戦でどれぐらい通用するか、
3月の海外2レースで、試すことができた卜部蘭選手。
「それを温かい中で試せたのは大きいなと思っています」
と、春からのトラックシーズンに向けて準備を進めています。

みんなが最大限に集中する特別なレースここからはグランプリシリーズ
などが入ってくるため、
今後は今までの手応えを
結果に結び付けなければいけ

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全力で走れる“嬉しさ”を噛みしめて/卜部蘭①

全力で走れる“嬉しさ”を噛みしめて/卜部蘭①

2月の後半から3月前半にかけて、
オーストラリア・ニュージーランド遠征で
2レースに出場した卜部蘭選手。

動きの改善に取り組みつつ、
少しずつ、それが形になっていく中、
彼女自身も手応えと、
痛みなく走れる”嬉しさ”を感じています。

今までなかった感覚での走り昨年の夏以降、日本選手権を回避して、
怪我の回復、フォーム改善に取り組んできた卜部選手。

身体に負担がかからないように、
走る時にどの

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小さな努力が生む、大切な価値

小さな努力が生む、大切な価値

選手が提供できる価値。
それは競技の結果だけではありません。

目の前の人、一人ずつと向き合い、
誰かを笑顔にすること。
自分が何をすれば、
相手に貢献できるのか、知ること。

そこから生まれる学びや繋がりは、
きっと競技でも人生においても、
本人の財産となるはずです。

一年の活動の集大成2023年度、1年を通して社内向けに
運動イベントを企画・開催してきた
積水化学女子陸上競技部。

皇居ラン

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今は本当に、純粋に、陸上が楽しい

今は本当に、純粋に、陸上が楽しい

年が明けて、冬季練習も佳境へ。
春のトラックシーズンに向けて、
それぞれが自身の課題と向き合い、
チャレンジを続けている
積水化学女子陸上競技部のメンバーたち。

この冬の各種レースでも、多くの選手が
上位に入りました。
中でも、森智香子選手は、
2/11全日本実業団ハーフマラソン10kmで1位(32'51")
2/25福岡クロカン2024 シニア2kmで3位(6'38")
と好調をキープします。

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『不安だよね』って気持ちは置いておいて、もう楽しもう

『不安だよね』って気持ちは置いておいて、もう楽しもう

2024年に入り、個人成績も
充実の時を迎えている積水化学。

1月の全国都道府県対抗女子駅伝、
大阪国際女子マラソンを終えて以降、
2/11(日)全日本実業団ハーフマラソン女子10km
 1位 森 智香子 32'51"
 3位 佐々木 梨七 32'53"
2/19(月)アジア室内陸上(イラン) 女子3000m
 1位 山本 有真 9'16"71
2/25(日)福岡クロカン2024 
・日本選手権

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環境のありがたさに当時は気づけなかった/OG座談会②

環境のありがたさに当時は気づけなかった/OG座談会②

1997に創設された積水化学女子陸上競技部。
引退した選手の多くは、今も積水化学従業員として、
戦うフィールドを移して活躍を続けています。

”強い積水化学”の礎を築いた3人に、
今はどんな形で陸上競技部に関わっているか、
引退した選手だからこそ伝えられる、
現役選手たちへのメッセージなどを聞きます。

今のチームは”令和”って感じがする――今は、こんな風に陸上競技部を支えています、というのはあり

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自分の”居場所を確保する”のが大変だった/OG座談会①

自分の”居場所を確保する”のが大変だった/OG座談会①

積水化学女子陸上競技部で活躍した数々の選手たち。
セカンドキャリアはそれぞれですが、
引退後に積水化学の従業員として活躍している
選手も数多くいます。
今回は、その中から同時期に活躍した3名が集まり、
現役時代のエピソード、社員になった時の苦労、
応援する側になった今、外から見た陸上競技部は、
どんな違いがあるかを聞きました。

道筋を立てるようになって変わった――それぞれ、現役時代の専門種目を教

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クイーンズ駅伝優勝に触れて②/ひたむきに強くなりたい

クイーンズ駅伝優勝に触れて②/ひたむきに強くなりたい

昨年11月末のクイーンズ駅伝で、
2度目の優勝を記録した積水化学。
14人の選手が在籍する中、
実際に走れたメンバーは6人。
半分以上は、何らかの理由で走れませんでした。

走れなかった理由は、人それぞれ。
ただ、抱えている想いは同じ。
このレースを経験して、
次のステップに進もうとしているのは、
みんな一緒です。

実践的なレースを走れたことをプラスに在籍1年目となる荒井優奈選手、
山賀瑞穂選手

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クイーンズ駅伝優勝に触れて①/強い選手を見てるだけじゃなく、学んで実践する

クイーンズ駅伝優勝に触れて①/強い選手を見てるだけじゃなく、学んで実践する

クイーンズ駅伝優勝を飾り、
実業団駅伝日本一に輝いた積水化学。
実際に走ったメンバーは6人。
しかし、このレースを糧にして、
成長したいと願う選手たちは、
他にもいます。

私たちが力をつけないとチームの戦力も上がらない1/21(日)に選抜女子駅伝北九州大会を走った、5人の選手。

その中でも、キャプテンを務める長澤選手、
そして1年目を終えようとしている松本選手は、
1/14(日)の全国都道府県

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チャレンジできて楽しいマラソンだった

チャレンジできて楽しいマラソンだった

パリ五輪出場権をかけた最後のチャンス、
マラソングランドチャンピオンシップ
(MGC)ファイナルチャレンジ。
その戦いは、死闘を物語る結果となりました。

目指したのは「納得できる走り」1月28日に行われた大阪国際女子マラソン。
佐藤早也伽選手は、前日の会見で、
「目標を達成して、それが五輪など大きな舞台に
つながればいいなと思います」と発言。
「納得できる走り」を第一目標に、
スタートラインに立

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