[本紹介]チーズはどこへ消えた:変化はあなたが起こすしかない
こんばんは、@ShinjiTakenaka です。
今日はあなたが一歩踏み出すための一冊をお届けします!
今日の一冊
今日は、スペンサー ジョンソンさんによる「チーズはどこへ消えた?」をお届けしたいと思います。
皆さんもこの表紙は本屋で見たことあるのではないでしょうか?どうやら世界では2,400万部を超え日本でも400万部を超えるベストセラーのようです。
すごく薄い本ですが、そこには非常に重要なメッセージが込められています。物語は次のような寓話です。
「迷路」の中に住み、「チーズ」を探す二人と二匹の物語。時代や状況の急激な変化にいかに対応すべきかといった、人生の様々な局面を象徴している。世界のトップ企業が研修テキストに採用している寓話。
この本は、物語を通して私たちの当たり前の価値観や変化に対する見方を再考するきっかけを与えてくれる本だと思っています。
以下では、私がこの本から学んだ2つをご紹介していきます。
学び① : 変化の波に乗らないと大切なものをいずれ失う
この本には上述のとおり、2匹のネズミと2人の小人が出てきます。その中でも、小人はヘムとホーという名前でそれぞれ、次のような性格です。
✔️ ヘム … 変化を認めず、変化に逆らおうとする
✔️ ホー … うまく変化の波に乗ろうとする
さて、突然ですがあなたはどちらのタイプでしょうか?(私は本を読む前はヘムだったような...)
この本では、「チーズ」を探し求め2匹と2人が迷路の中を探索していきます。
ある日、チーズステーションCというところに彼らは辿り着きます。
彼らのうち、2匹のネズミはずっとは滞在せず、また新たなチーズを探し求め旅に出ます。
一方、2人の小人はしばらくそこにいることに決めます。
でも、「チーズ」があることが当たり前だった2人に悲劇が襲うのです。
それは、ある日突然その「チーズ」がステーションから消えてしまうのです。そう、実は少しずつチーズはなくなっていたのです。
さて、2人の小人はどう考えたと思いますか?(ぜひ、少し考えてみてください!)
ヘムは、「チーズ」はいつか返ってくると信じステーションにいることを決意します。
一方、ホーは「もしかしたら...どこか他にあるんじゃないか?」と考え、ステーションから旅立つ決意をするのです。
ちなみに「チーズ」とは「あなたが人生で求めるもの」を指します。(実際、彼らにとってはまさにそうですよね)
ヘムのように、変化せず(ステーションから抜け出さず)、いつかチーズがまた手に入るはずと思っていても、行動せずその場から動かないと、チーズは二度と手に入らないのです。
今、あなたの周りでは目まぐるしい変化が起きておるかもしれません。
コロナを契機に、多くの仕事の仕方や価値観が多様化してきています。
自ら変化を起こし、変化する環境に飛び込むことで自分を変えていく。そうすることで、新たなチーズが見つかるかもしれない。そんな風には思いませんか?
学び② : 恐怖は「もしなかったら?」を考える
ところで、なぜホーは一歩踏み出すことができたのでしょうか?
これまでは当たり前にあったチーズがなくなり、ステーションにヘムと一緒に滞在していた方が楽だったかもしれませんよね?
ホーは考えた末、次のような思考になったのです。
これまで、他にチーズはないし、みつけることができないだろうと思いこんでいた。それが恐ろしくて身動きが取れず、だめになっていたのだ。
そう、自分が動かない理由に「恐怖」があることに気付いたのです。
そして、ホーはその恐怖に打ち勝つべく、次のように自問したのです。
もし、恐怖がなかったら?
この問いかけが起爆剤となり、ホーは新たな一歩を踏み出すことが出来たのです。
もし今、新たなことを始めようと思っていたとしても、もしかしたら恐怖があなたを支配しているかもしれません。
でも、その恐怖をまずは認識し、そしてその対処法を書き出してみてはどうでしょうか?
大事なのは「もし、制約・前提条件(≒恐怖)がなかったらどうするか?」です。
この質問があなたの一歩踏み出しのサポートになれば幸いです。
最後に
この本は2年ほど前に手に取りました。
ちょうど、自身のキャリアで悩んでいたときでした。この本に巡り会えて、自分で自分の行動を制限しているなぁ...と認識した記憶があります。
誰しも、新たな変化にすぐに対応できるわけではありません。
時間はかかってもいいんです。大事なのは、自分にとってのチーズが何かをきちんと認識し、そのチーズのために自らを変化させることが出来るかです。
私のミッションは「あなたとの対話を通じて、不安/悩みを解消し笑顔に導く」です。もし、一人で前に進むのが難しいと感じたならぜひ私とお話しませんか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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