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93. 「足るを知る」は「向上心」の1つだと思う


以前、「足るを知る」について書いた。


上の記事は長い。まとめると
「ほどほどで満足する心のあり方を磨くと、
精神的に豊かになる」
ということ。


だからか、「足るを知る」関連の記事が、
おすすめに表示されるようになった。


その中で、
足るを知るって、向上心を否定されているようで好きじゃない
という意見を見かけたので、その件について。



「ちょうどいい」「満足」を知ること


何かを手に入れても、
「自分がどのくらいで満たされるのか」を知らなければ、一生満足できない。

だから、自分にとっての「ちょうどいい」を見つけて、日々満足し感謝することは、豊かな心には欠かせない。


「ちょうどいい」は人によって様々だし、
望むことがあるなら、それを求める向上心は良いことだと思う。


ただ、自分にとっての満足を知らないせいで、
本当は不要なものを求めるばかりに、大事なものを失ったら本末転倒だ。



例えば、
既に幸せに暮らせるほどのお金があるのに、

より多く稼ぐことに夢中になりすぎて、
基盤である「健康」や、愛する「家族」をないがしろにした結果、

病気になったり、家族から愛想尽かされてしまったら、取り返しがつかない。


「満足を感じられる心」を育てる


「足るを知る」とは、
「満足を感じるための心の在り方」でもある。

つまり、
同じ物事から、より多くの喜びを見出すこと」。

言うのは簡単だけど、身につけるのは難しい。
だからこそ、身につけたら強い。


今まで気づけなかった喜びを見出すスキルって、
人生がもっと楽しくなりそうでワクワクしませんか?🤔



「幸せ」の計算式


幸せ = 結果 − 期待値

幸せとは、「結果から期待値を差し引いたもの」だと何かで読んだ。


「期待値」の部分は、複数の解釈が出来そう。

「期待値」=「理想・目標」と捉えると、
理想や目標が大きいほど、幸せは減ることになる。

それは、ちょっと違う気がする。


だから
「期待値 」=「他人との比較・過去への執着」と解釈した。


計算式に当てはめると、以下。

幸せ = 結果 − 他人との比較・過去への執着


例えば、年収1,000万円あれば、
幸せに暮らすには十分すぎる、と感じる。


しかし、

知り合い(or ネット上)の
年収1億円の人と比較したら、どう感じるか?

あるいは、
以前まで、年収2,000万だったとしたら?



他人との比較は、キリがない。
過去への執着は、余裕がない。

「期待値」を、他人や過去に設定した結果、
失うことを過度に恐れてしまい、何かをやめられなくなるような状態は、明らかに幸せではない。



満足しながら、向上すればいい


今あるものに満足することは、
「感謝」すること。

すると、不必要な欲に振り回されることなく、
自分の本当にやりたいことに集中できる。


また、感謝の気持ちが「人のために自分の力を発揮したい」という気持ちを生む。


すると、自ずと他人のために行動して、
自分にも感謝が返ってくるという良い循環が生まれる。


満足 → 感謝 → 人のために行動 → 自分に返ってくる
→  満足 (※繰り返し)

満足すると、結果的に「向上」もする!


書くだけじゃなくて、きちんと体現する!

足るを知ることによって、得た「感謝の気持ち」を燃料にして、自分自身、さらなる向上を目指したい。




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