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好物:天然自然  「あなたに届け物語」

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マガジン

  • 箸休め

    連載小説の息抜きに、気ままに文を書き下ろしています。文体もテーマも自由な随筆、エッセイの集まりです。あなた好みが見つかれば嬉しく思います。

  • 手紙小品

    「手紙」が好き。書くのが好き。貰うのも好き。手紙に纏わる些細な日常のお話を集めました。「小品」故、現実とフィクション入り混じっております。

  • 掌編、短編小説広場

    此処に集いし「物語」はジャンルの無い「掌編小説」と「短編小説」。広場の主は「いち」時々「黄色いくまと白いくま」。チケットは不要。全席自由席です。あなたに寄り添う物語をお届けしたい。いつでも気儘にお立ち寄り下さいませ。

  • 食の風景

    「食の風景」とは、食に纏わる美味しいお話から、料理のあれこれを、時に脱線しながら、思うままに腕を揮っては語っております。レシピは無いけれど、今日も美味しいご飯を一緒に食べませんか。

  • 長編小説「頭上の愛」

    過去に連載致しました「頭上の愛」 長編小説が読みたいと言って下さる優しいあなたの為に再登場です。 改稿には至っておりません故、価格を下げております。 「知と愛と藍の物語」。お手に取って頂けますと作者幸せです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

記事一覧

「たしかに春だった」

 靴には防水スプレーをその都度吹き付ける。元々撥水性を備えたトレッキングシューズだけど、…

いち
13日前
68

手紙小品「ひとかけらの勇気 手のひらに花」

拝啓 今年最初のうぐいすは、雨の山の中で出会いました。いえ、姿なんて見えません、声だけ、…

いち
1か月前
55

掌編「シロクマはひとりぼっち」

 シロクマが目を覚ました時には、既に海岸から遠く離れていた。泳いで戻ろうと思えばそれも出…

いち
1か月前
58

食の風景「おせち2024」

 今年度が終わる前に、滑り込みで今年のお正月の食の風景、掲載させて頂きます。  私の「い…

いち
1か月前
75

「かこつけて桜餅」

 おつかいの序に、ふと思い立ち久し振りで和菓子屋へ寄った。街中で綻ぶ花の蕾や気の早い桜を…

いち
1か月前
72

「怠惰にミモザに花まるけ」

 先日登った山の麓に咲いていた、これは桜で合ってるだろうか。暖冬の二字に振り回された冬が…

いち
2か月前
97

「これが地球のエメラルドグリーン」

昨年9月下旬、長野県木曽郡大桑村の阿寺渓谷を歩いてきました。全ての道は次なる物語へと続く…

いち
3か月前
115

掌編「穴」

 人生に失敗はつきもので、だが然しそれが許される社会と、許されない社会があるのだ。私が…

いち
3か月前
54

「やさしさの欠片と師走の晴天」

      年の終わり、大掃除を大方終えて、文箱を少し検めていたら、去年の誕生日に貰った…

いち
4か月前
71

掌編「冬、時々 2023」

「くそう、変人佐伯めええ」  感情任せに投げ出したスマートフォンがソファに埋もれた。画面…

いち
4か月前
59
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「頭上の愛」 5(終)

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いち
5か月前
20
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「頭上の愛」 4

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5か月前
14
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「頭上の愛」 3

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5か月前
9
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「頭上の愛」 2

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いち
5か月前
8

「頭上の愛」 1

 少年の鼻から唄が零れる。ふふん、ふん、ふん、と軽快に出る。 「やーまをとーびー、たにを…

いち
5か月前
19
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「夕眺め」 4(終)

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5か月前
20

「たしかに春だった」

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1か月前
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 シロクマが目を覚ました時には、既に海岸から遠く離れていた。泳いで戻ろうと思えばそれも出…

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 今年度が終わる前に、滑り込みで今年のお正月の食の風景、掲載させて頂きます。  私の「い…

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1か月前
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 おつかいの序に、ふと思い立ち久し振りで和菓子屋へ寄った。街中で綻ぶ花の蕾や気の早い桜を…

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1か月前
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 先日登った山の麓に咲いていた、これは桜で合ってるだろうか。暖冬の二字に振り回された冬が…

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3か月前
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4か月前
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「くそう、変人佐伯めええ」  感情任せに投げ出したスマートフォンがソファに埋もれた。画面…

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4か月前
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「頭上の愛」 5(終)

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5か月前
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「頭上の愛」 4

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5か月前
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「頭上の愛」 3

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「頭上の愛」 2

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8

「頭上の愛」 1

 少年の鼻から唄が零れる。ふふん、ふん、ふん、と軽快に出る。 「やーまをとーびー、たにを…

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5か月前
19
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「夕眺め」 4(終)

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