誤嚥性肺炎の予防とケア│八田理絵(HattaRie)

高齢者に元気な未来を届ける! 「喉の老化」を防ぎ、ずっと元気を目指す。 よく食べ、よく…

誤嚥性肺炎の予防とケア│八田理絵(HattaRie)

高齢者に元気な未来を届ける! 「喉の老化」を防ぎ、ずっと元気を目指す。 よく食べ、よくしゃべる。 憩いの時間と場所を届ける ◯これなら出来そう。誤嚥性肺炎のケアは難しくない ◯少しのコツで介護を楽に ◯口とノドのリハビリ ◯嚥下障害のサポートお悩み解決 ◯言語聴覚士

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日本文学を学んでいた私が、言語聴覚士に出会ったきっかけ

言語聴覚士として、 高齢者に元気な未来を届けている 八田理絵のこれまでのストーリーです。 (#1〜#6まであります。) 〜私の簡単なプロフィール〜 八田理絵(RieHatta) 富山県高岡市で生まれ育つ。次女。両親が共働きのため、祖父母に育てられた。大学から京都で1人暮らしを始める。現在は、静岡在住。2児の母。言語聴覚士というリハビリの仕事をしている。性格は、社交的。特技は早起き。好きなものは、ドラえもんとコーヒー。 言語聴覚士に出会うまで 高校生の時は、教育か福祉

    • 第2回 食とコミュニケーション健康フェア@浜松

      令和6年3月9日(土) 第2回 食とコミュニケーション健康フェアが 静岡県浜松市駅前ソラモで開催されました。  以下は、個人の感想です。 メインステージ メインステージは、 朝から夕方まで1日中楽しめ あっという間の内容でした。 浜松駅前は、最高気温で10度。 風が強く、来場者の方ににお配りする資料も 押さえていても風で飛ばされ、 何度も取りに走りました。   体感温度は、実際よりかなり低めで、 いただいたホッカイロがありがたかったです。 会場は、気温とは裏腹に 熱

      • 第2回 食とコミュニケーション健康フェア

        第2回食とコミュケーション健康フェアが、 今週末に浜松駅前で開催されます! 日時:2024年3月9日(土) 11時~16時 場所:➤浜松ギャラリーモール ソラモ 参加:無料 メインステージ ボイトレライブ、トークショー、異年齢混成和太鼓集団ライブ、お笑いステージ、ぱたからミニライブ、第4回食とコミュケーションエッセイコンテスト授賞式、合唱、ぱたから音頭&体操等、楽しいイベントが目白押しです。 健康チェック ①体組成計測: 体組成計(Inbody)を用いて、体組成(筋

        • 臨床の現場に立ちながら、地域での摂食嚥下障害の方のサポートもしていきたい

          言語聴覚士として、 高齢者に元気な未来を届けている 八田理絵のこれまでのストーリーです。 第5回の記事は、こちら。 フルタイムで働くだけが、働き方じゃなかった 夫の仕事の関係で、京都から静岡にやってきた。 仕事や子育てに、走り続けてきた数年間だった。 こんな私が、転機が重なり、 自分の生き方、働き方を改めて深く考えた。 良いことも、そうじゃないことも、色々あったが、 たくさんの方の応援と支えもあり、 今、改めて一歩踏み出そうと思っている。 現在は、言語聴覚士がいない

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          病院を退院後、リハビリを専門家から受けられない!?

          言語聴覚士として、 高齢者に元気な未来を届けている 八田理絵のこれまでのストーリーです。 第4回の記事は、こちら。 月日は流れ、2019年の6月 私は、2児の母になっていた。 一人目は8ヶ月、二人目は3ヶ月で 迷うことなく、フルタイムで復職した。 1人目出産前後の時、 病院は土曜日も勤務があり、 6連勤になる事もあった。 土曜日にくたくたになって ギリギリに保育園にお迎えに行くと、 ベテランの先生に 「お母さん、そんなに頑張らんでも。」 「(赤ちゃん)頑張らさせ

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          病院食は不味いもの!?「病院のこの食事が、最期の食事になるかもしれない」

          言語聴覚士として、 高齢者に元気な未来を届けている 八田理絵のこれまでのストーリーです。 第3回の記事は、こちら。 私を変えた「管理栄養士」さんの一言 広島で5年間言語聴覚士として勤務したが、 2012年、結婚を機に、再び京都に戻ってくる。 そして、256床の急性期病院に就職をする。 言語聴覚士になって6年目の春のことだ。 急性期病院ではあるが、 脳血管疾患よりは、ご高齢の患者さんが多く、 嚥下障害のリハビリや 誤嚥性肺炎のリハビリが主の仕事だった。 この病院で、私

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          言葉じゃなくても伝え合える、「家屋調査」で知ったリハビリで一番大事なこと

          言語聴覚士として、 高齢者に元気な未来を届けている 八田理絵のこれまでのストーリーです。 第2回の記事はこちらから。 病院併設の施設に異動になる 2010年、言語聴覚士4年目を迎えた春。 急性期病棟と回復期病棟で3年勤務した後、 私は、病院併設の保健福祉総合施設に異動になる。 保健福祉総合施設には、有床診療所、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、グループホーム、ケアハウスがあった。 私はその中で、有床診療所(19床)、特別養護老人ホーム(10

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          リハビリ現場で働くうちに、私が1番サポートしたいのは、「摂食嚥下障害の患者さん」だと気づいた

          言語聴覚士として、 高齢者に元気な未来を届けている 八田理絵のこれまでのストーリーです。 第1回の記事はこちら 言語聴覚士としてのスタート 2007年 広島県尾道市の病院(240床)に就職した。 最初の3年間は、急性期病棟と回復期病棟の兼務をしていた。 ここの病院での言語聴覚士としての私の仕事は、 ここでは大きくわけて2つある。 言葉のリハビリと、飲み込みのリハビリだ。 言葉のリハビリでは、 言語聴覚室という個室で、患者さんの「言葉の状態」を検査した上で、一緒に絵

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          高齢者に食欲がない時の工夫

          高齢者が食欲不振になる理由は、一つではない。 病院で働いていた頃、食欲不振の患者さんが 「これなら食べられる。」とおっしゃった アイスクリーム」のお話を 今日はしようと思う。 リハビリテーションを進めていく上で、 患者さんの身体のこと、栄養はとても大切。 今日は私が病院に勤務していた時、 リハビリをする患者さんについて、 栄養士さんと情報共有をするのが常だった。 私たちに共通していた思いとして、 患者さんが 「今は何も食べたくない」 「食べられない」 そんな状況でも、

          オンラインセミナーのご案内「発達性吃音の臨床」

          【食とコミュケーション研究所からのご案内】 すっかり秋らしくなってきました。 金曜日の夜に開催されている オンラインセミナーのご案内です。 次回は、「発達性吃音の臨床」です。 双方向豊学びを深める場です。 言語聴覚士の先生方だけでなく、 教員の先生や保育士の先生方も 多数の皆さまのご参加を お待ちしております。 ==================================== ■第1回■ 10/27(金)「発達性吃音臨床の理論」 「幼児吃音臨床ガイドライン第1

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          第4回 食とコミュニケーションエッセイコンテスト開催中✨(FC-Science Award 2023)

          こんにちは😊 本日は、おしらせをします。 「食とコミニュケーション研究所」では、 「食」と「コミュニケーション」にまつわる エッセイを募集しています。 ============================== 【テーマ】 ①「食」をテーマに、実際に経験したこと、 日頃思っていること、願いなど、 当事者・家族・社会が笑顔になれるエッセイ ②「コミュケーション」をテーマに、 実際に経験したこと、日頃思っていること、 願いなど、当事者・家族・社会が 笑顔になれるエッセイ

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          「栄養管理のキホン」オンラインセミナーのご案内

          〜食とコミュニケーション研究所 オンラインセミナーのご案内〜 2023年オンラインセミナー7が開催されます。 金谷節子先生から、オンラインで 栄養管理を学べるまたとない機会です。  ご興味ある方は、下記からお申込みください。 https://forms.gle/FGxAbvPuzTHMZYi9A 私は、新人1年目から 急性期と回復期病棟の NST(栄養サポートチーム)の一員として 活動をさせてもらっていました。 管理栄養士さんはじめ、 薬剤師さんや看護師さん達と一緒に

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          食とコミュニケーション研究所オンラインセミナーのご案内

          本日は、食とコミュニケーション研究所の オンラインセミナーのご案内です。 8月より シリーズ5 「症例から学ぶ摂食嚥下リハビリテーション」 全4回がはじまります。 経験豊かな4名の先生の症例検討。 現場でどのようなリハビリが行われているか、 全てを見せていただけます。 また、聖隷クリストファー大学 柴本 勇 先生が ナビゲーターと解説をして下さり、 学びと理解が深められる場になっています。 今回のセミナーは、 初学者の方からベテランの方まで、 言語聴覚士だけでなく、

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          料理で脳のトレーニング

          今日は、「料理で脳トレ」について 書こうと思います。 脳を鍛えるには、 読んだり、書いたり、計算したりという ドリルでも良いですが、 生活の中で出来るトレーニングとして おすすめなのが料理です。 料理をしている時の脳活動を調べると、 前頭前野が刺激されているという 事がわかっています。 私は、今まで多くの方と リハビリをしてきた中で、 「子どもが巣立った」 「配偶者が亡くなった」 という事などをきっかけに 「料理をする意欲が無くなった」 「料理から解放された」 「や

          京都千鳥酢で作った酢玉ねぎ

          最近私のまわりでは、 「FreeStyleリブレ」というセンサーを 上腕に貼り、血糖値の変動を見ながら 生活改善を試みる方が多くいらっしゃり、 非常に影響受けています。 私も、本当に今年は健康に留意 しないといけないと思っています。 というわけで、 今日は、久しぶりに 酢玉ねぎを作りました。 私が参考にしたサイトでは、 酢玉ねぎの効果として 以外を述べられていました。 ① 血液サラサラ ② 血糖値を下げる ③ 腸内環境 ④ 高血圧 ⑤ 高コレステロール それ以外では、

          朝遅くのコーヒーとパン

          お家でご家族の介護を されている方の中には、 自分の事は後回しになる、 後回しにならざるを得ない、 家族優先。自分は後回しでいい、 そんな方がいらっしゃいます。 神経難病のご主人を 介護されている 70歳代のBさんもその1人でした。 24時間訪問介護が入るようになり、 リハビリに伺うと、 ヘルパーさんが必ずいて下さる状況。 奥さんは、そんな状況でも、 いつもご主人を第一にされていました。 自分の事は、後からで大丈夫と。 リハビリが始まってからしばらくして 「ちょっ