マガジンのカバー画像

恋愛アレコレ

6
これまで出会った『彼』のことをツラツラと。
運営しているクリエイター

記事一覧

メガネ屋さんに恋をした

メガネ屋さんに恋をした

近視と乱視で外出時はメガネが欠かせない。

家の中では勘で動き、自室でテレビを視聴する時のみ眼鏡使用。

夏場はサングラスが欲しくなるけれど、度付きのサングラスを買うほどではないし、屋内ではメガネに掛け替えねばならず、これまで手を出さなかった。

一度だけ利用した眼鏡店から、誕生月である今月、割引券の入ったDMが届いた。

同封のフライヤーに目を通すと、調光レンズなるモノが紹介されていた。

紫外

もっとみる
私が推し活するのは、恋愛偏差値が低すぎるからだと思う。

私が推し活するのは、恋愛偏差値が低すぎるからだと思う。

先ほどまで、恋愛ドラマを観ていた。

いろいろと考えて、胸が苦しくなった。

物語の世界にハマって苦しくなるのではなく、自分には恋愛の適性がないということを思い知らされるから、苦しいのだ。

彼氏ができると周りが見えなくなり、相手にのめり込み、依存し、そして重荷になる。

別れ話を切り出されても、相手の心の中にもう自分の居場所はないとわかっても、その事実を受け入れられず、綺麗に別れられない。

もっとみる
その海苔巻きは、涙の味がした

その海苔巻きは、涙の味がした

私には、親子ほど歳の離れた従兄弟がおりましたが、癌を患い、53歳という若さで他界したのが、21年ほど前のことでした。

当時、お付き合いしていた彼氏と横浜市内で同棲していた私は訃報を聞き、せめてお通夜だけでも…と、電車に揺られ2時間かけて地元の斎場まで向かいました。

通夜は滞りなく終わり、御斎に振る舞われたお料理とお酒を少々いただきながら、久しぶりに会った家族や親戚と、従兄弟の思い出話などをしま

もっとみる
合コン補欠要員

合コン補欠要員

ワタクシ、学生時代は専ら補欠要員でした。

と言っても、部活の話ではなく、いわゆるひとつの合コン補欠要員でした。

通っていた短大にはいくつか学科があり、ワタクシは英語学科の英語科専攻。

英語学科にはもう一つ、秘書科もございまして、英語科専攻の学生とは一線を画す、華やかさがありました。

まず、スーツ通学。

学内でそのような規則があったのか定かではありませんが、常に色とりどりのスーツを身にまと

もっとみる
甘酸っぱくも恥ずかしい初デート

甘酸っぱくも恥ずかしい初デート

ワタクシの嬉し恥ずかし初デートは高1の時で、お相手はバイト先の大学生。

お姉さんから借りたという車で、ディズニーランドに行きました。

まだ正式な交際の申し込みはなかったのですが、男性と二人きりでほぼ1日過ごすのは初体験。

縄文式並みにドキドキしましたよ(弥生式でもいいけど)。

心配していたアトラクションの待ち時間も、会話が途切れるコトはなく、あっという間に閉園時間になりました。

パークを

もっとみる
真夜中のSNSは毒にしかならない

真夜中のSNSは毒にしかならない

某SNS上で、未だに相互フォロー状態の元カレがいる。

フォローしたのは私からで、別れて数年経ってからのことだったと記憶している。

当時の私はいわゆる“ネットワークビジネス”に夢中になっていて、少しでも人脈を広げたかったのだ。

元カレを通じて、少しでも知り合いを増やしたかった。

使える手は、なんでも使った。

ところがビジネスは長続きせず、頓挫し、実態のよくわからない『友達』だけが残った。

もっとみる