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作った曲に関することと、音楽についての思考を。 Vocal & Compose…

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作った曲に関することと、音楽についての思考を。 Vocal & Composer of Suguru Ohtaka / 提婆達多(Devadatta) / Of Jams, Smokes & Promises / Terpsichorā

最近の記事

otakurushaug - "thesongsformemightforyou"について。

どうも。 otakurushaugという名義でワンマンベッドルームハードコアプロジェクトを始めてみました。 いつものごとく、セルフライナーノーツ的なやつを書いていこうと思います。 制作過程 この3曲の中だと、singthepeaceが一番最初に完成していて、恐らく2年ほど前?だったかなと。当時ギターを始めて1年くらい経って、簡単なフレーズであれば自分が弾いたギターを収録した音源でリリースをしてみたいと思ったような覚えがあります。 thesongyoumadeはハード

    • 新しい靴を買った。靴であれ服であれ、新しく身につけるものを買うとワクワクする。無闇に出かけたくなる。月一、出来れば週一で新しい衣服を買ったら人生楽しいだろうな。それって所謂買い物依存性かもだけど。

      • 春が好きだ。周りのお友達は新しい出会いやウキウキ感が苦手なのか、春が嫌いな人が多いのだが、僕はそういうイベントが結構好きだったりする(もちろん多少気疲れはする)。それと寒いのが苦手なので、相対的に冬が嫌いすぎるという話もある。春、あとは花粉さえなければパーフェクトなんだけどな。

        • Suguru Ohtaka - Dep.について。

          どうも。 TREKKIE TRAX による新人発掘企画コンピアルバム "V.A - TREKKIE TRAX :branch Vol.03" に "Suguru Ohtaka - Dep."が収録、リリースされております。 今回も制作過程やリファレンス、加えて思いの丈などについて述べていこうと思います。 制作過程、経緯 この曲は去年の12月初めくらいにほぼ完成していたものです。途中まで割とあっという間にできて一瞬止まって、またすぐに作り始めて完成まで行った記憶がありま

        otakurushaug - "thesongsformemightforyou"について。

        • 新しい靴を買った。靴であれ服であれ、新しく身につけるものを買うとワクワクする。無闇に出かけたくなる。月一、出来れば週一で新しい衣服を買ったら人生楽しいだろうな。それって所謂買い物依存性かもだけど。

        • 春が好きだ。周りのお友達は新しい出会いやウキウキ感が苦手なのか、春が嫌いな人が多いのだが、僕はそういうイベントが結構好きだったりする(もちろん多少気疲れはする)。それと寒いのが苦手なので、相対的に冬が嫌いすぎるという話もある。春、あとは花粉さえなければパーフェクトなんだけどな。

        • Suguru Ohtaka - Dep.について。

          Suguru Ohtaka - Liquidについて。

          どうも。 僕のソロ名義の新曲、“Liquid”が配信開始されました。 今回もリファレンスや制作過程について書いていこうと思います。 曲調について まず、この曲は2023年3月のPorter Robinsonの東京公演の影響を大きく受けています。 Porter自身がライブを楽しむ過程において、自己と向き合うこと、それをとても素直に表現していることが伝わってきてすごく感銘を受けました。特にEverything goes onの弾き語りでは、彼の音楽の原体験を見ているよう

          Suguru Ohtaka - Liquidについて。

          提婆達多×Optimist Split EP "VIRGIN" について

          どうも。 僕がボーカルをやらせてもらっている提婆達多というバンドと、同郷仙台の後輩バンドOptimistのスプリットEP “VIRGIN”がリリースされました。 こちらについて、制作過程や楽曲の意図するところ等色々と書かせて頂きます。 制作過程最初は確か3月末頃、Optimistの岩渕から夏頃スプリットを出したいと話をもちかけられた気がします。 制作ペースがあまり早くない我々、夏までに2曲用意できるか少し不安でしたが何とかなりました。頑張った。 ちなみに、こちらリリ

          提婆達多×Optimist Split EP "VIRGIN" について

          情報や技法、体験を言語化/デジタル化/知性化することについて

          どうも。 最近考えていることを書きます。 タイトルのとおり、“情報や体験を言語化/デジタル化/知性化することについて”です。 このタイトルではなんのこっちゃ分からないし読む気も起きないと思うのですが、何だかんだで音楽にも関係する話なので良かったらちらっと読んでみてほしいです。 きっかけ そもそもこういうことを考えるきっかけは何なのかと言うと、最近読んでいる本、“プレイセラピーへの手びき 関係の綾をどう読みとるか (田中千穂子. 2013. こころの科学叢書)” が

          情報や技法、体験を言語化/デジタル化/知性化することについて

          バイブスの話

          どうも。 バイブスの話をします。バイブスという言葉は随分抽象的ですが、最近はそういう抽象的な話をたくさんしたくなっているのです。 昨日大学の頃のサークルの定期演奏会があり、ありがたいことに後輩たちが、僕がボーカルを勤める提婆達多というバンドのコピーバンドをしてくれました。 それにですね、かなり喰らいましたね。 それぞれのメンバーに対して、ちゃんと練習してきたんだなとか、ライブ映像とか観てくれてるなとか思ってかなり熱い思いが込み上げました。 ただ、僕が特に喰らったのは

          バイブスの話

          これが、お気持ち…?

          どうも。 深夜のお気持ち表明行かせて頂きます。 最近Twitter見てるとアーティストの言動の是非とか、ライブの客の振る舞いがどうとかウダウダ言ってるのがめちゃくちゃ流れてきて嫌な気持ちになる。 それだけならまだしも分断を煽るような物言いの人も見られてすごく残念。 規範とかモラルを守ること自体はカッコイイと思うけれど、それが他の価値観やら人格の否定につながっているのはかなりダサいと思う。 人間とかコミュニティが当たり前に持っている不完全を受け入れた上で話をしたい。

          これが、お気持ち…?

          2022年 印象的だったリリース

          どうも。 とりあえず9枚印象的だったリリースと、最後に漏れたけど良かったやつを。 バンドのリリースPress On Ahead - Blizzard Style Core 地元岩手、盛岡のPOAの1stフルアルバム。 冬の寒さを知っている身からすると本当にこの音楽は冬場の吹雪そのもの。もう手加減なしの残虐な自然からの暴力の中で人間は生きていくことを考え、暗くなってしまうのですね。 そんな中で切り裂くようなトレモロに叙情性を感じるのがPOAのオリジナリティですね。メタ

          2022年 印象的だったリリース

          ‘続く話’のBootlegについて

          どうも。 この前Bootlegを作りました。非公式にやっているのであまり大きな声では言えませんが、一応作った曲(というより編曲した曲)なので考えたことを書きます。 Do It Yourself!!というアニメについて まずはですね、 皆様は Do It Yourself!! - どぅー・いっと・ゆあせるふ というアニメをご存知でしょうか? 公式のあらすじとしては以下の通りです。 要は、部活に入って友達と工作をして仲良くなるという感じのアニメです。 ‘続く話’原曲

          ‘続く話’のBootlegについて

          音楽をやるにあたって自分の立場や思想を整理したい。

          どうも。 突然ですが、多くの音楽は思想を伴って発展してきたと思います。 特に僕の好きなメタル・パンク・ハードコアあたりのジャンルは、従来の音楽ジャンルに対する批判を繰り返し、新たな思想を取り入れながら発展してきました。 そして、そういう思想がしっかりと現れているバンドやアーティストはかっこいいものが多いと個人的に思っています。 ここで言う思想は、政治的なもの、社会的なものに限らず、ライフスタイルに関するものであったり、その人そのものが音楽に現れていると感じられる要素全て

          音楽をやるにあたって自分の立場や思想を整理したい。

          楽曲制作において“枠”を設定することについて

          どうも。 いつもは作った曲の話をしていますが、今回は最近楽曲制作について考えていることを書き起こしてみます。 “枠”とは タイトルにある通り“枠”についてです。 まずはなぜ“枠”という言葉を用いたのかというところから。臨床心理面接において“枠”という概念があります。ここで言う枠とは、大まかに言うとカウンセリングの中で設定する決まりごとや制限のことです。それは面接時間であったり、面接する場所であったり、守秘義務であったり。枠はカウンセリングをカウンセリングたらしめるもの

          楽曲制作において“枠”を設定することについて

          Suguru Ohtaka - Be Someone (feat. Kohei Mizoi)について

          どうも。 先日僕のソロ名義での新曲“Be Someone”が公開されました。 リファレンスとか、考えたことを書きたいと思います。 曲調について Pureの続編みたいな感じにしたくて、エレクトロ×さわやかラウドという感じで作りました。 前回はかなりハードコアに寄せてあり、ブレイクダウンなんかもありましたが、今回はポップパンクな感じで、チューニングもドロップDにしています。Puppetが割と近いところにいるかも。 Hyperpop Punkという感じにしたくて、割とエ

          Suguru Ohtaka - Be Someone (feat. Kohei Mizoi)について

          提婆達多(Devadatta) - Rageについて

          どうも。 僕がボーカルをやらせて頂いている提婆達多の2nd Single “Rage”がリリースされました。 今回のシングルの作編曲において、どんなリファレンスがあるかとかそういう話をしたいと思います。 全体的な構想 今回はイントロのフレーズが先にできあがって、そこから展開させて作曲していきました。イントロのフレーズは「せっかくみね(Ba.)が6弦持っているのだからそれを活かせる曲を作ろう」という思いつきから出来ました。みねくんライブで頑張ってください。 イントロの

          提婆達多(Devadatta) - Rageについて

          提婆達多(Devadatta) 3rd EP “道連れ -MICHIDURE-” 制作の話

          どうも。 僕がボーカルをやらせて頂いているバンド、提婆達多(Devadatta)の3rd EP “道連れ -MICHIDURE-” がリリースされました。 今回のEPめちゃくちゃ頑張ったので、制作秘話という名目で苦労話を書かせていただきます。 ※長くなります。楽曲解説はまだ先です。 制作の流れ4月頃にGt.のZoiから「全曲feat.を呼んでEPを作りたい」という話が出たので、よっしゃやろうということでコンセプトを決めることに。 全曲feat.にちなんでタイトルは“

          提婆達多(Devadatta) 3rd EP “道連れ -MICHIDURE-” 制作の話