純丘曜彰の物語学ノート
2.3.1. トーンジャンルと観客のオネイラ 観客は、彼らの心が物語世界と共鳴しているときにの…
2.2.1. トピックと物語世界 物語世界は、物語がテーマについて話し合うのに十分な大きさの整…
2.1.1. 神話から物語世界へ オネイラは、人間の共通動機の領域である。オネイラのさまざまな…
物語世界1は、感性的な物語創造と悟性的なテーマ思考2へ橋渡しする形式である。夢や幻想は、…
概 要 語り要手と観客の間での物語テーマの議論には、ミュトスの一部、つまりトピックしか…
コンラッドの『闇の奥』 『闇の奥』(1902)、その名前くらいは聞いたことがあるだろう。コッ…
/〈理性〉は、万人万物に共通であり、理神論として、マクロコスモスである世界をも統一支配し…
/ミステリは、もともと神話っぽい怪異譚。ところが、20世紀になるころ、スマートな「知恵落と…
『果てしない物語』とは、この現実のことだ。あのアウリンのごとく、始まりは終わりであり、…
オフビートという言い方は、オンビートがあってこそのものだ。2拍目4拍目などと書いてある…
日本で高尚な文学として評価が高いのは、じつのところ、それらしいものだ。まあ、芸大の油彩…
探偵が犯人ではない、というのは、デテクション(謎解き)とは関係のないスタイル(話体)的…
我々の通常の判断力というのは、それが何であるか、ないし、何がそれであるか、を判断する。…
メッツというと、バルトらとともに、映画における構造主義者の典型のひとりであるかのように…
幸福論と言えば、まずアリストテレスだろう。彼の世界観は、手段目的論ないし原因結果論の連…
宇宙喰い、のことだ。だが、SFの話ではない。ソンタグ(ゾンターク)のサルトル批評として…