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私が占い師になったワケ(闘病記⑩ドクハラは続くよどこまでも 25歳~28歳)

実は前回、大学病院の医師に私がレントゲン写真を盗んだのではないだろうかと言う暴言を吐かれ、都内の大学病院へ通うのをやめたと言う記事を書いたのだが。

この話には続きがある。

2005年11月21日。

私は2004年5月6日に生まれて初めて右ひじに水が溜まり、都内の総合病院の整形外科を受診しており、レントゲン検査で骨に異常がないと言われるものの、採血の結果、CRPの数値が少しだけ高いことがわかったので、水を抜いてもらう。

整形外科で右ひじの水を抜くと、だいたい3週間くらいで、痛みもなくなり、腕をまっすぐに伸ばせるようになって来るのだが、MRI検査の結果。

原因は不明だと言われた。

とりあえず右ひじの水だけ抜いてもらう。

過去に書いたメモを見ると2005年10月11日に右ひじの病は再発している。

さらに2005年10月12日には「障害者雇用の面接を受けに行く」と書かれていた。

東京から群馬に戻り、仕事を探さなければならないストレスがかかったのだろうか。

2005年10月14日には、痛みに耐えられず、今の病院を受診している。

この時もレントゲン検査では骨に異常はなく、採血の結果、抗体には異常がなく、CRPの数値だけがやや高いだけだった。

この頃、私を担当していた新人の整形外科の先生の勧めもあり、私はリウマチ内科を受診することになるのだが、この時の主治医は今までの私の病歴を見て一言。

「もしかしたら新種の病気かもしれない」と言った。

そのため、都内の大学病院での精査入院を勧められたが、その際にできるだけ多くの資料が欲しいと言われ、今まで通った病院へ片っ端から電話を掛け、取り寄せて欲しいとのこと。

もちろん小さい頃に通っていた病院にカルテは残っていなかったが、私が東京に住んでいた時に通っていた大学病院の検査結果も欲しいと言われたので、私は整形外科での一連の流れを包み隠さず話すことにした。

すると主治医は「あなたがひるむことはないわよ」と言った。

なんだか少しホッとしたのをまるで昨日のことのように覚えている。

とにもかくにもリウマチ内科の医師の話では、レントゲン写真には保管期間と言うものがあり、病院は管理をする義務があるので、万が一、本当に紛失してしまったのであれば、裁判に持ち込まれてもおかしくない話だと言う。

だから嫌かもしれないけど、もう1度だけ、レントゲンがどこにあるかわからないと言い放ち、私をレントゲン泥棒扱いしたあの大学病院へ電話をかけて確認をして欲しいと言われた。

本来ならばレントゲン写真が見つかった時点で私に電話をかけてくれることになっていた。

しかし1ヶ月経っても2ケ月経っても大学病院からの電話はなく、私は意を決して大学病院の整形外科へ電話を掛けたこともあった。

看護師に用件を伝えると何故かとても怒っていて「だから何度も電話をされたって困るんですよ。見つかったらちゃんと電話をしますから」と言った。

医師が医師ならば看護師も看護師である。

結局のところ、レントゲン写真を紛失されてから、2年の歳月が過ぎたが、大学病院からの電話は1本も掛かって来なかった。

そのため、もう1度、精査入院のため、レントゲン写真(甲状腺のエコーの結果も含む)やMRI検査の結果、そして採血の結果が欲しいと言われても、電話を掛ける気にはなかなかならなかった。

でも新しく私の担当になった主治医は、「私の名前を出しても構わないから、お願い、もう1度だけ」と言ったので、意を決してもう1度、都内の大学病院の整形外科へ電話を掛けた。

整形外科の処置室に繋がると、電話に出た看護師に今までの出来事を伝える。

すると「1週間後に電話をください」と言われたので、1週間後に電話を掛けた。

その結果、レントゲン写真は相変わらず見つからず。

どこを探してもないので貸し出しはできないと言われる。

仕方がないので、今。

私を担当している主治医の大学病院名と名前を伝え、その先生が裁判になってもおかしくない事例だと言うことを伝える。

すると看護師の態度は一変した。

明らかにそれは困ると言う声だった。

そして私に向かって「確かにレントゲン写真を管理している者からはないと言う返答があったのですが、もう1度私が責任を持って探してきますので、1週間後にまた電話をください」と言った。

それから1週間後。

私はまた都内の大学病院へ電話を掛けた。

するとどうでしょう。

何年もの間、行方不明だったレントゲン写真が出て来たと言うのだ。

私が思うに何年か前に大学病院を訪れた際、急に来たのではないのにも関わらず、「急に来られたって困るんだよ。今から家探しでもしようって言うのか」と怒鳴ってきた大学教授の仕業だと思う。

この頃から私は独学で占いの勉強を始める。


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